噴火が続いているハワイキラウエア火山ですが、溶岩が流出しているエリアは、約25平方km以下で、ハワイ島全体の約0.2%のみだそうです。ハワイ島へ旅行して全ての空港、フライトは通常通り運航している。そうはいっても、火山霧(レイズ)の濃度は、火山活動のレベル及び風向き、風力に左右される。呼吸器疾患や心血管疾患を持っている方は、影響を受けやすいため要注意です。噴火で混乱している中、今度は『日焼け止めを禁止する法案』の成立です。施行は2021年からですが、ハワイの強い日焼けに弱い筆者にとって致命的です。昔は憧れの地でしたがもはや楽園ではありません。世界は広いまだまだ自然豊かな楽園があるはずです。
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ハワイ州のデービッド・イゲ知事は3日、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めを禁止する法案に署名して成立させた。2021年1月1日から施行する。こうした法律が米国で制定されるのは初めて。法案は5月にハワイ州議会を通過していた。施行後は、紫外線カット成分のオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる市販の日焼け止めの販売や流通が禁止される。
法案の起草にかかわった非営利の学術団体は、オキシベンゾンやオクチノキサートについて、海水浴客の肌から流れ落ちたり排水処理施設を通じて海水に流れ込んだりして、サンゴの白化現象や遺伝子の損傷を引き起こす原因となり、やがてサンゴを死滅させるという調査結果を発表していた。
同団体の専門家クレイグ・ダウンズ氏は法案の署名に立ち会い、「幼生のサンゴにとって、オキシベンゾンは特に毒性が強い」と述べ、「日焼け止め公害の海水浴客がいれば、新しい世代が育たず、その地域のサンゴ礁は徐々に縮小する」と強調した。
同法の影響で日焼け止めの選択肢が少なくなれば、日焼け止めの使用が減り、皮膚がんのリスク増大を招きかねないと危惧する声もある。