5 無花果[いちじく]の木々に花を探し求める者が花を得ないように、諸々の〔迷いの〕生存(有)のうちに真髄(実:真実・本質)に到達しなかった者(迷いの生存を真実と認めなかった者)――その比丘は、此岸と彼岸を捨てる――蛇が老化した旧皮を捨て去るように。
6 彼に、諸々の怒りが心の内から存在しないなら、しかして、〔彼は〕それについての有る無し〔の思い〕が超克された者であり、その比丘は、此岸と彼岸を . . . 本文を読む
7月13日から16日は『お盆』です。
13日に迎え火(むかえび)と焚き、ご先祖様をお宅にお迎えします。迎え火の変形として有名なのが盆提灯です。門前に吊された提灯は、祖霊がやってくるための目印であり、またその家の中に祖霊が滞在しているしるしであるとされ鎌倉時代からこの盆提灯の風習は行われています。かつてお墓が近かった時代には、お墓まで出迎えにいくことが珍しくなかったようですので、お墓にお参りできる方 . . . 本文を読む