福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

真言宗義章・第七、十種十住章

2025-01-07 | 諸経
第七、十種十住章 (「十住心」は大師が大日経、菩提心論等に依って建立し給へる法門で、1、顕密の浅深比較、2、真言行者の心が第一住心から転昇するさま、3、十住心は即十界を顕し、十界すべてが第十住心(密教の境地である秘密荘厳心)を含み実は大日如来の現れである、という究極の三つの真理を説く。)   十住心は高祖大師、大日経、菩提心論等に依りて建立し給へる法門にして顕密仏法の浅深、浄菩提心 . . . 本文を読む
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災害・事故・戦争の続けて起こる理由。(霊訓・・・W・Sモーゼス(浅野和三郎訳)より

2025-01-07 | 法話
霊訓・・・W・Sモーゼス(浅野和三郎訳)より ・・・非命の死と罪悪――地の世界には、週期的に争闘が起るものであるが、霊的眼光を以もってこれを考察すれば、畢竟それは善悪の霊と霊との争闘である。すべて世の乱れるのは、未発達なる霊魂の数が不釣合に多くなった時で、従って大きな戦争の直後は、人心の悪化が、特に目立ちて強烈である。他なし、多くの霊魂が無理に肉体から引き離されて帰幽するからで、つまり資格のない未 . . . 本文を読む
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今日7日は大宰府天満宮鷽替え神事

2025-01-07 | おすすめ情報
今日7日は大宰府天満宮鷽替え神事です。 . . . 本文を読む
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「六日年越し」の日

2025-01-06 | 法話
今日は「六日年越し」の日 七草は旧暦1月7日の節句で、「人日」とも呼ばれました。1月7日を「七日正月」、その前日を 「六日年越し」として祝う地方もあります。 . . . 本文を読む
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真言宗義章・第六、 顕密対弁章

2025-01-06 | 諸経
第六、 顕密対弁章 (顕教と密教を比較すると、顕教では本当の成仏はできないが真言陀羅尼の法門に依る時はいかなる罪人も助かり成仏を得ることができる。) 真言密教はいかなる重罪の者も助からぬといふことなし。この故に六波羅蜜経に「或は又、有情、諸の悪業・四重八重五逆無間罪謗法等経一闡提等種々の重罪を造れるを消滅する事を得しめ速疾に解脱し頓悟涅槃すべきものには而も彼が為に諸陀羅尼蔵を説く」(大乘理趣六 . . . 本文を読む
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今日は東寺の功徳料千戸の内二百戸を東寺の真言僧に施入、また平城旧宮の田畑四十余町を高岳親王(真如)に賜る

2025-01-06 | 法話
・承和二年835一月六日大師御年62歳、奏請により東寺の功徳料千戸の内二百戸を東寺の真言僧に施入、また平城旧宮の田畑四十余町を高岳親王(真如)に賜る。続日本後紀・承和二年835正月壬子(一月六日)の条に「大僧都伝灯大法師位空海、奏曰く『弘仁十四年詔により真言僧五十人東寺に住し三密門を修せしめんと欲す。いままさに舎堂すでに建つ、修講いまだ創らず。願はくは且って東寺に入れらる官家功徳料の千戸の内二百戸 . . . 本文を読む
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今年1月6日は良寛和尚ご遷化の日です。

2025-01-06 | 頂いた現実の霊験
良寛和尚は宝暦8年10月2日〔1758年11月2日〕、神官で庄屋の父のもと出雲崎でご出生、天保2年1月6日〔1831年2月18日〕74歳で遷化されています。真言宗や浄土宗、日蓮宗、神道にも通じておられたといいます。良寛様の書の線は「見えないものを書いた線である」と言われたことがあります。ああいう線は書けるものではないということでしょう。私は良寛様が修行された岡山の圓通寺近くに親戚もあり、また新潟に . . . 本文を読む
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無明もし滅すれば則ち世間有ること無し

2025-01-05 | 諸経
華厳経巻二十六、十地品第二十二ノ四「・悉く諸々の世間は、皆無明に従って有り、無明もし滅すれば則ち世間有ること無しと知り、因縁の法を観察し、第一義に随順して而も縁の報たる、所作および化名を壊せず。如実には作者無く、また受者あること無し、この如く有無を観ずるに雲の如く実のことなし。・・」 . . . 本文を読む
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真言宗義章・第五、事教二相章

2025-01-05 | 諸経
第五、事教二相章 (真言密教の教えは即身成仏の理をあかすにあり、修行方法は即身成仏の方法を示すにある) 真言密教の法門広大甚深なりと雖も事教二相を出でず。教理の令斎に両道あり。一つは顕密対弁門、二つは自宗不共門なり。 顕密対弁門は横には顕密二教の優劣を対弁し、竪には十住心の浅深を判釈して密教の無上真実なる所以を明かす。 自宗不共門は或は両部曼荼羅の法体を示し、或は三大円融の妙理を釈し、或は . . . 本文を読む
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「レールから外れても空を飛べばよい」

2025-01-05 | 法話
「レールから外れても空を飛べばよい」(中高不登校から早稲田大学卒業してで国家公務員となった女性の話) . . . 本文を読む
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真言宗義章・第四、所依経論章

2025-01-04 | 諸経
第四、所依経論章 (真言宗は、大日経、金剛頂経を両部の大経とし、その他、宿曜経、仁王経、守護國界経、発菩提心論一巻、釈摩訶衍論十巻、大毘盧遮那経疏二十巻。高祖大師の御著作の十住心論十巻、秘蔵宝鑰三巻、弁顕密二教論二巻、即身成仏義一巻、声字実相義一巻、吽字義一巻、般若心経秘鍵一巻等を所依の経典とする)  わが宗は、四種法身の両部雑部の一切の真言経及び八祖撰述の数百部の論疏を以て総じて所 . . . 本文を読む
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不条理を乗り越えた例

2025-01-04 | 法話
不条理を乗り越えた例   ・古田孝之・・・、工学博士。千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長。 1971年(3歳の頃)鉄腕アトムの天馬博士を見てロボット博士を志す。当時、通っていたインドの仏教寺で日本人の高僧、藤井日達の教えを受ける。日本に帰国後、14歳のとき、脊髄の難病(治るのは一万人に一人)にかかり下半身麻痺、余命8年と宣告をうけ車椅子生活となるも奇跡の復活。青山学院大学 . . . 本文を読む
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今日は真雅僧正が遷化された日です

2025-01-03 | 法話
今日はお大師様の弟君で十大弟子の一人真雅僧正が79歳で遷化された日です。以下密教辞典等に依ります。「真雅。貞観寺僧正・法光大師。延暦20年(801年) - 元慶3年1月3日(879年2月1日))。大師の弟。825年天長二年、東寺で大師から両部灌頂を受け、阿闍梨位となり、特に天長の大事を相承。831年には伝法灌頂両部の秘印を伝授、834年には東寺小子坊で両部不二阿闍梨位灌頂の極秘印信を受法、835、 . . . 本文を読む
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真言宗義章・第三、 付法相乗章

2025-01-03 | 諸経
第三、 付法相乗章 (真言密教は大日如来・金剛薩埵・龍猛・龍智・金剛智・不空・恵果・                   弘法大師と着々と師資相承されてきて途切れることはなかった。これは偏に大日如来の加持力によるところである。) 凡そ生身釈迦如来一代所説の顕教の付法相承を尋ぬるに、初めは如来これを迦葉尊者に伝へ次は之を阿難尊者に伝へ、乃至西天二十四祖の獅子比丘に至るまでは師子相継で血脈たゆるこ . . . 本文を読む
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1月3日は元三大師忌です。

2025-01-03 | 法話
1月3日は元三大師ご遷化の日です。元三大師慈恵大師良源上人は、第18世天台座主・天台宗中興の祖。永観3年1月3日(985年1月26日))73歳で遷化。以下密教辞典等に依ります。「・・12歳で比叡山理仙に師事、928年延長6年17歳で出家。尊意・覚慧・喜慶・相応・雲晴等に顕密二教を学ぶ。応和3年(963)に宮中清涼殿において法相宗の法蔵を論破したことは「応和の宗論」として有名。法蔵が「仏になれないも . . . 本文を読む
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