Fukunosukeです。
21年秋の京都、もう一つおまけです。
最後のお昼は、出町柳の「ろくそう」というイタリアン。hiyokoはいろいろなお店を知っています。
店内は、長いカウンタースタイル。
奥には坪庭も見えていいですね。
これはナツメですか?なんだろ。
ワインは日本産のものが多く揃えられています。
フォカッチャはシナモン入り。オリーブオイルの皿は和皿です。
今回大変なフリッカー現象で画面に縞々が入ってしまいました。すみません。こんなの初めて。ビックリです。
一品目は自家製柴漬けの冷製パスタ。シグネチャー料理だそうです。これはいい。とても美味しいです。
マグロ、蓮根、からすみ。和の様な、言われてみるとイタリアンの様な絶妙な感じです。
これは何のお魚だったかな。上に乗っているのは味付けした鰹節だったと思います。
豚の角煮。とても優しい味わい。
と、ここで鶏そぼろのクリームパスタ。ああそうだ、イタリアンだったんだと目が覚めます。上に乗っているのはしし唐ですが、これが大変美味しい。
秋刀魚、銀杏、茄子、麦のリゾット。器の底にトマトソースがひいてあり、イタリアンを主張しています。
海老、茸、ナッツ。頭はカリッと揚げてあります。
たしか熊本牛だったと思います。ゴボウ、水菜が添えられています。
デザートはモンブラン。アングレーズソース、柚子。単品で食べると軽いかもしれませんが、コースの〆にはちょうどいい塩梅です。
和素材を使う京都イタリアンとしてはチェンチというお店がありますが、チェンチよりさらに和に寄せています。ぼんやり食べているとイタリアンと気づかないまま終わってしまいます。でも味のセンスが素晴らしい。
五十嵐カノア風のお若いシェフは花脊のアマゴ料理屋の息子さんだそうで、美山荘やなかひがしの主人とは親戚関係にあるそうです。どうりで。器も料理屋で使っていたものも用いているそうで、料理の格を引き上げている様に思います。
内容と味を考えたらコスパ最高です。機会があればぜひまた伺いたい。