ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

マカオ2012:18_いつかまた

2013-02-23 09:42:56 | マカオ2012

Fukunosukeです。

 

とまあ、我々の初マカオはこんな感じでした。こんなに楽しいんならもっと予習してくればよかったと
思わずにいられない程で、「次回はもう少しあったかい時期に、のんびり街並み散策なんかもしたい
なあ」と夢が膨らみます。

 

帰りは、行きと同様ジェットフォイルで香港新空港へ。そのまま飛行機に乗り継ぎです。

 

Oneworldのラウンジは、銀座のクラブ風。行った事ないけど。

 

ラウンジのフードもよかったのですが、せっかくなのでワンタン麺を食べる事にしました。

 

そうそう。この感じ。

 

旅の最後にちょっとだけ香港の確認作業をして、旅の全行程終了!

 

 

 

おー、久しぶりの「おかえりフクちゃん」

 

お待たせしました。

フク:「おれもマカオくらい連れてケー」

 

 

 


マカオ2012:17_コロアンビレッジ

2013-02-13 21:43:39 | マカオ2012

Fukunosukeです。

 

タイパ島の、南の端にあるコロアン村にやってきました。マカオは、いわゆるマカオ半島に加え、
タイパ島、コロアン島等から構成されていたのですが、近年では埋め立てや橋の整備の結果、
どこにでも車で気軽に行けるようになったとのこと。

いかにも、小さな田舎の漁村という風情です。

 

昔ながらの漁師は、半分海にはみ出したトタンの家で生活している人もいるそうです。香港も、
15年くらい前までは、船で生活する水上生活者がいましたよね。今ではどうなのかな。

 

上の写真と同じ場所ですけど、真ん中の家は、小奇麗なお店になってます。やっぱり、そういう
風情は薄れていくんですね。

 

ともあれ、そんな田舎の漁村をぶらぶらしてみます。

 

フランシスコ・ザビエルゆかりの教会があります。ずいぶんかわいい教会です。ザビエルの趣味?

 

教会と同じく、街並みもライムイエローだったりします。

 

電線が低すぎます。傘を差し上げると電線に届いちゃう。

 

またお祀りの場所。オレンジのお供え物が、、、

 

この日は雨の週末で閑散としていましたが、八百屋さんは営業中。

 

お嬢ちゃん、カメラの前ではもう少しおすましした方が可愛いと思います。

 

 

ここもアズーリの地名表記。

 

 

雨でちょっと残念でしたけど、かえって素朴な風情が味わえてよかったです。カジノだけではない
マカオ。それもまたよしです。

 

そろそろ帰りましょー。


マカオ2012:16_買う買うお土産

2013-02-06 20:53:31 | マカオ2012

hiyokoです。


久しぶりに書いた前回のBグル記事でしたが、調べてみたら実に9カ月ぶりでした!!
サボりにサボってましたねー。
しかも、最後に書いたソウル旅行記には、あともう一回続きます、と書いてある。。。(笑)
あちゃー。
いつ書くんだ、それ。





というわけで、「次の買い物記事も書きなさい」とFukunosukeから指令が・・・。
はい、頑張りまっす。





旅の2大楽しみの一つは「食べること」。そしてもう一つは、「買い物」。
それも高級ブランドとかじゃなくて、その街ならではの物を探すのが何と言っても楽しい。

事前に、叔母たちにリサーチして、どんな所に行ってみたいかを聞いた上でプランを練ります。
まず行ってみたい所その一、「美味しい中華菓子のお店」。


で、調べた結果、こちらに行く事にしました。タイパ地区にある「晃記餅家」。

店構えはちょっと今イチですが、ガイドブックによれば、100年の歴史のあるお店。
今ではマカオならどこでも売っている「老婆餅」というお菓子発祥のお店だそうです。


味が落ちるからと支店を出さず、ここ一店舗だけで営業しています。私はそこが気に入りました。

手作りにこだわっているそうです。


対面方式販売です。目の前でどんどんお菓子が売られていきます。

左の帽子をかぶった方が今回のガイドさん。我々の家族旅行では初めての日本人ガイドでした。

上海、北京でもそうでしたが、こういう庶民のお店では英語は全く通じません。
希望をガイドさんに伝え、注文してもらいます。
通じない言葉であれこれ買うのも海外旅行の醍醐味ではありますが、このように時間の無い
旅行では本当に助かります。


えーっと、このお店のお菓子の感想ですが、、、
名物の「老婆餅」は、けっこう好き嫌いが分かれるかも・・・です。私は嫌ではなかったですが。
それより、ちょっと色の濃い丸いクッキーのようなモノがとてもおいしかったです。
あと、食べるとホロっと壊れるナッツ入り落雁(丸型)のような「杏仁餅」も、私は結構好きでした。
その他にも何種類かあったので、次回は色々試してみたいです。
どれも手作り感のある素朴なお菓子です。

ただし、写真でおわかりの様に、レジが一つ。
しかも対面方式であれこれ注文しながら買うため、とっても時間がかかり、いつも行列
だそうです。


実は、このお店の並びに、もっと店構えが大きく、すごく流行っているお店があります。
こちらがそう。マカオ内に何店舗もあるお店です。


大概のものは試食できるし、種類もすごく多いし、レジも何か所もあるので、時間がない時などは
こちらでもいいかもしれないですね。ほとんど並ばずに買えます。





行ってみたい所その二、「地元のスーパー」。


「昼寝をする」と言いだした父をガイドさんがホテルに連れて行く間に、我々はスーパーへ。
でも、ガイドさんが教えてくれたのはデパートの中にある高級スーパーで、東京で言うと紀ノ国屋
みたいな感じで、日本製や欧米製の輸入モノが主流でした。(笑)


我々の求めているものとは違ったので、もっと普通のスーパーを求めて街を彷徨います。
歩いて歩いて歩いて、、、30分位?もう執念で探しました!!!


おー、あったー、って感じで慌ててお店に入るDちゃん。

え、ここ?というくらい汚いけど。。。どうやら裏口だったようです。


こちらが正面です。時間がないぞー!走れー!ガンバレー!

ガイドさんと待ち合わせているので、我々に許される買い物時間は10分弱!!


こちらの親子は、前日の高速船で食べて気に入った豆腐花を探してます。

私は、調味料売り場を探す!急げ!走れ!

ふと見ると、レジが長蛇の列!これじゃガイドさんとの待ち合わせに間に合わないぞ、という
ことで我々がすごい勢いで買い物している間にFukunosukeが列に並び順番を確保。
素晴らしい連携プレーです。

で、全員無事に目的を達成。あー、ホッとしたー。

香港製の小分けされた火鍋用などの調味料を、買い占めるか!?というくらい買ってきました。(笑)
野菜売り場なども楽しそうだったので、もう少しゆっくり見たかったなー。

ガイドさんとの待ち合わせにちょっと遅刻しちゃいました(・。・; 





行ってみたい所その三、「エッグタルトー!!」。


そう。マカオに行ってこれを食べなきゃ行った意味がない、というくらいのマカオ名物。
既に滞在中、ホテルやレストランなどで何回か食べてはいますが、エッグタルトの元祖と言われる
このお店でどうしても食べたいわけです。

最終日、フェリーに乗る前に行ってきました。
コロアネ地区にある「ロード・ストーズ・ベーカリー」、こちらがマカオエッグタルトの元祖だそうです。
どうやら、ポルトガルにあるパステル・デ・ナタというお菓子が、ポルトガル領となったマカオに伝えられ、
英語式の呼び名になったようです。


ここが本店。この日はあいにくの雨でしたが、朝早くからお客様が絶えません。



店内の様子。恐らく改修されてますよねー。清潔でキレイです。

エッグタルトだけではなく、他にもケーキなど売っていて、それも美味しそうでしたよ。

でも、やっぱり何と言っても売れるのはエッグタルト。次から次へと焼き上がって行きます。

ほ~んと、いい香りです~~~。この出来たての熱々がたまりませんでした。
今も記事を書きながら涎が、、、、(・。・;

ここはベーカリーで販売専門ですが、近くにはカフェが2店舗出来ているそうです。 
後で知ったのですが、ベネチアンにもカフェが出来たとか、、、。でも熱々ではないかも、、、。
コロアネ地区はちょっと離れていますが、これを食べるためだけでも行く価値はあると思います。
街の雰囲気も素敵でしたよ~。

 


マカオ2012:15_深夜特急リスペクトでカジノに挑戦。

2013-02-02 22:10:32 | マカオ2012

Fukunosukeです。

 

マカオと聞いて、是非ともやってみたかったカジノ。

ラスベガスでは、10分で60ドルすった僕だから、ギャンブルのセンスなんかない。そもそも
染みったれた性格なので、賭け事は性分に合わない。

でも、マカオ。深夜特急のマカオ。沢木耕太郎が自分を見失いかけたマカオ。その気分をちょっと
だけ追体験してみようかと思ったわけ(そういう人、意外に多いらしい)。

というわけで、ベネチアンのカジノに挑戦。深夜特急に描かれた場末感はなく、チョーゴージャス系。
まあ、そこは家族旅行の範疇、何かあっちゃいけないので。

 

写真はここまで。カジノ内は当然撮影禁止。あしからず。

やってみたかったのは、深夜特急で主人公が夢中になった「大小(Sic-Bo)」。サイコロ3つを
使った丁半賭博。サイコロ3つを振れば、最小が3、最大が18となる。この出目を当てるゲーム。

ルーレット同様に様々な賭け方があるが、簡単なのは、ぞろ目を除き、出目が4~10なら小、
11~17なら大、大小いずれかを当てる賭け方。

つまらない。 

でも、深夜特急であんなに興奮したんだもの、何かあるに違いない。とりあえず、軍資金は
一人1万円、2人で2万円と決めた。僕らにとっては結構な大金です。思い切って人生の
勉強代と決めた金額。でもギャンブラーに言わせればケチな勉強代なんでしょうねー。
だから大物になれないって? その通り。何が悪い。


まずは、しばらく場をみる事にした。


ゲームの手順はこう。3つのサイコロは、スノードームみたいなガラスの筒に入っている。
ディーラーがそこにフタを被せ、中が見えないようにしてサイコロを振る。振るというか、
ボタンを押すと、中のサイコロが転がる。必ず、3回ボタンを押す。「バッコン、バッコン、
バッコン」という音がする。この音が、何だか気持ちがいい。サイコロが振られると、
ディーラーはベットを促す。客は、思い思いの場所にチップを置いていく。
客がひと通り賭け終わると、ディーラーが「もうないか?」と最後の確認をし、ベルをチン、
チンと2回鳴らし、ベットが終了する。

いよいよフタが開けられる。フタが開くと、ディーラーは出目のボタンを押す。すぐに、当たりの
枠に明かりが点く。どれが当たりか瞬時に分かる。「2・4・6の大」、客がちょっとざわめく。
テンションの切れない絶妙なスピード感でゲームが進行する。
 

しばらく見物していたら、どうやら分かってきた。台には、過去10回分ぐらいの大小の
出目表がある。これが必ずしも「大小大小大大小」という、ランダムな出方じゃない。
例えば、「大大大小大大」とか、「小小大大小小小大大」とか、不思議な規則性がある。

 

ディーラーが出目を操作している??

 

本当のところは知らない。けど、そうだとしても、客が賭けるのは、ディーラーがサイコロを
振った後だ。だから、客は、ディーラーの手を読めばよいのだ。

客の方も、明らかに五分五分と思って賭けてはいない。出目のパターンを推理して、自分
なりの確信を持って賭けている。だから、このパターンが顕著な台が盛り上がっている。
「大」ばかり8回も続いている台などは、「次は何がでるか?」と、興奮のるつぼになっている。

この出目表にそって、次の出目を予想してみる事にした。その台では、
「大大大大大大大」という感じで、「小」は2回続かず、「小」の次には必ず「大」が
出るという規則性があった。

 

そうこうしていたら、「小」が出た。

 

同じように場をみていたhiyokoが、「次きっと大だよ。賭けてみれば」と促す。僕もそう思う。

よし、やってみよう。

 

ディーラーがサイコロを振った。バッコン、バッコン、バッコン。

 

次々にチップが置かれていく。「大」に賭けるものが7割弱、「小」に賭ける者が3割強。
やはり、他の客もこの傾向を分かっている。パターンに乗ろうとする者が7割いて、裏を
かこうとするものが3割いるという寸法だ。いかにも、世の中の縮図っぽい。


僕は、「大」にミニマムベットの300HKD(ざっと3300円)を置く。

思わず生唾を飲み込んだ。、、、3000円で? 我ながら相当なヘタレだ。

ディーラーがフタを開ける。「4・4・5の大」

 

「お、『大』きた!」

 

300HKDが、600HKDになって返って来た。

 

次も、「小」が出るまで待ち、その次に「大」に賭けてみる。「3・5・6の大」、当たり。


こんなパターンばかりではないだろうと、次はひねくれてみた。つまり「小」が出た
次に、続けて「小」に賭けた(裏をかこうとする3割に乗ってみたわけだ)。

 

結果は、「4・6・6の大」

 

むー、くそー。6000円儲けて3000円失った。

 

いよいよこの辺りから、「ディーラーは出目を操作している」としか思えなくなり、
出目のパターンとディーラーの雰囲気を見ながら賭けることにした。

ちなみに、マカオカジノのディーラーは、マカオ人しかなれないそうだ。マカオ人の
人口は限られているから、今はとても安定した仕事らしい。ディーラーを育成する
学校もある。そうなれば、中にはやる気のないディーラーもいるだろう。そういう
怠け者ディーラーは、延々同じパターンを繰り返したりするに違いない。そんな風に
様子をうかがいながら賭けていたら、なんだか面白くなってきた。

気が付いたら、何と6回賭けて5回勝ってしまった。

あれ? 900HKD(1万円)からスタートして、手元は2400HKDになっている。

 

予想もしなかった事態だ。 本当なら、5分でオケラになって「所詮賭け事なんてくだ
らない」という人生訓を得て退散するつもりが、あろうことか勝ち越している。
hiyokoもぼちぼち勝っていて、900HKDスタートから1400HKDになっている。

 

でも、ここまでが限界。

 

テーブルを変えて、パターンを読み、500HKDを「大」に賭けた。

 

出た目は、「1・2・4の小」

 

あちゃ、やられた!

 

ところが、明かりが点かない。ディーラーはサイコロを吟味し、「ノーゲームだ」と
言っている。サイコロのひとつが、ふちにかかって傾いている。なるほど、こういう
場合はやり直しになるのだ。どうやら、助かったらしい。

しかし、ここで何かが狂ってしまった。その500HKDを回収し、しばらく場を静観する
べきだった。でも、そうしなかった。「大」に500HKDを張ったままにしてしまった。
これまで、あんなに慎重に事を運んできたのに、突然、何の推理も根拠もないまま、
意地だけで「大だ!」と踏んでしまった。

 

出目は、「1・3・3の小」 案の定だ。
一瞬で5500円消えた。たかが5500円だけど、ずい分あっけなかった。

なんだか、急に醒めてしまった。なんとなく、もう十分な気がした。ここが潮時と思い、
切り上げることにした。

 

(え? その程度の事でもう止めるの? 記事にならないじゃない??)

 

ヘタレな小者ですみません(笑)。こんな事では、ミリオネアで、最後に1億円賭ける質問、
僕には挑めないでしょう。それが100億円だったらどうだろ?潰瘍になるか、気絶するな、
きっと。

大きな賭けに挑むということは、「その勝負に勝つ自分を信じることができるから挑める」
のでしょう。挑めないということは、そういう自分をイメージできない、自分を信じられない
ということ。僕は自分を信じられないらしい。褒めちゃいけないけど、「マカオのバカラで
100億円すった御曹司」はすごいと思う。

「ギャンブルは、人生の全てを教えてくれる」という台詞があるそうです。まさかと馬鹿に
していたけど、意外に奥の深い言葉かもしれない。

僕はとても勝負師にはなれなそうだし、自分が大物でない事もしみじみ感じてしまいました。
でもそれはそれでしょうがない。そういう性分すら見極めさせてくれたギャンブルはすごい。
いろんな意味で人を丸裸にしてしまうんですね。

 

なんてことを、これしきのギャンブル体験で語っちゃうというのは、噴飯ものですなー。ははは。

失礼いたすました(汗)。

 

 

 

 


マカオ2012:14_マカオ街歩き、夜

2013-01-30 20:46:50 | マカオ2012

Fukunosukeです。

 

特段の事はないですけど、マカオの夜の雰囲気です。

 

街灯はオレンジっぽい感じ。だからどうしたというわけじゃないですけど、街灯の灯りって、必ず
国や地域によって違う雰囲気があるので、異国だなーと感じるんですよね。

 

提灯は刺身だって。居酒屋なのかな。ところで叔母さんは何に注目しているのでしょう。

 

これこれ。ふーん。マカオは本当にあちこちにこれがありますねー。

 

セナド広場の夜の雰囲気。なんだかヨーロッパみたいですよ。

 

そうそう、あちこちこういう石畳というか、モザイクになっています。魚や波など、海をモチーフにした
模様が沢山。殺風景じゃなくていい感じです。

 

こんな洒落た小路もあります。

 

セナド広場の奥。

 

聖ドミニコ教会というんだそうです。建物自体クリームイエロー。パステルカラーの教会ってなんだか
いいですね。

 

夜も結構な人通りですが、週末の昼間は尋常じゃない人出になります。

 

夜の散歩もなかなか楽しいマカオです。