Fukunosukeです。
やおら戦闘服に着替えています。どうしましたか。
実は今回の台湾行は、BRUTUSにそそのかされたというのはウソで、hiyokoの推し活(ピアノの方)随行なのでした。
というわけで会場に向かいます。
わあ、紫禁城みたいに立派な建物。
ここがコンサート会場。国家音楽庁という音楽ホールです。
中も立派。
演目はシューマンのピアノコンチェルト。
古いホールの様ですが、重厚感あっていいですね。
これが藤田君が弾いたピアノです。
私にはよくわかりませんが、拍手がすごかったのでよい演奏だったのでしょう。
コンサートが終わったらダッシュでホテルに戻り、着替えてまた外出です。
台湾には、熱炒(ルーチャオ)というジャンルの飲食店があります。日本でいえば居酒屋にあたるそうです。長安東路の一角に熱炒激戦区があるらしく行ってみました。
今日はこちらに行ってみます、鮮定味生猛活海鮮。荒々しい店名です。
この時期は陽気もよいのでオープンエアが気持ちいいですね。
店頭には魚介がずらり並べられています。夜の10時というのに、ピカピカの魚介です。ワックスでも塗っているのか。
いやいや、そうじゃなくて新鮮で美味しそうです。
台湾ビール。台湾ビールガールがいて超プッシュされるので飲んでみました。美味しかったです。hiyokoはフレーバーリキュール(韓国焼酎)という変わったものを飲んでいます。
どうも。お疲れさまでした。
「これとこれくださーい」
いきなり4つも来ちゃったよ。
アサリの醤油炒め。日本の台湾料理屋でよくあるアサリや蜆の料理は醤油味だと思いますが、ここのはオイスターソース味でした。フレッシュバジルが清涼感を足しています。
蒜泥白肉(豚肉のニンニクだれ)。これは想像通りの味。でも好きなやつ。
芋の葉の炒め物。前2品に味がちょっと似ちゃったか。
椒麻雞軟骨(軟骨の唐揚げ)。これも想像通り。酒のつまみにバッチリ。
もうひとつ来たました。海老の塩焼き。これは海鮮コーナーから頼んだやつだね。
盛大に食い散らかしております。
台湾式居酒屋、面白いです。味はそれなりと思いますが、居酒屋の気軽さで台湾料理を食べながらお酒を飲めるのは楽しいです。
hiyokoは変わったものを飲んで妙なテンションになってます。
しつれいしました。帰って寝るわい。うぃー。
ふう、最後の夜も満喫しました。
台湾3日目のハイライト。
Fukunosukeです。
台湾家庭料理の名店と言われる六品小館。
店名の「六品」は、お店を始めた当時、六品のメニューから始めたからだとか。「つぼ八」とネーミングセンスは似ているような、いないような。
さてと。
昼ですけど、やっぱりちょっと飲んじゃった。
台湾の人は食事の時にあまりお酒を飲みません。「日本人は酒飲みだなあ」って思っているでしょうね。
はい。我々がイメージを悪くしていると思います。すいません。
涼拌白菜心(生ハクサイの芯の和え物)
タイのパパイヤサラダ(ソムタム)の遠い親戚のような感じです。シャキシャキした野菜の食感、甘さ、酸味、塩味。粗みじんの生ニンニクが辛味のアクセントになっています。
ムシムシ。
豆干豬肉絲(干し豆腐と豚肉の細切り炒め)
こうしてご飯に乗せて食べます。
これは美味しい。よく知っている干し豆腐料理と比べると、豆腐がふわふわで優しい味です。上品です。
もうひとつお料理がやって来ました。
砂鍋獅子頭(肉団子の土鍋煮込み)
肉団子を獅子頭というのかな。hiyokoによると、見た目より手が込んでいる料理なのだそうです。
パクパク 。
美味しかったです。これを中華料理と思うとパンチ力不足に「ん?」という感じになりますが、「中華でも和食でもない台湾の家庭料理です」と言われると、全体的に優しい味付けは上品で上等な感じがします。
食後はまた街をブラブラ。
永康街というのはわりと繁華街だそうです(前回も来ているのですがあまり覚えていない)。
沖縄より南にあるのに、日本の小都市みたいな感じなのはなぜですかね。
あー、ここも有名なお店らしいですね。行列だ。
蔥抓餅のお店だそうです。時間がなくてここはスルー。
パイナップルケーキを買うためにホテルオークラに向かいます。オークラのパイナップルケーキがNo.1という人もいるくらいです。
台湾タクシー小ネタ。デジタルルームミラーで「おお!」と思ったのですが、よく見たらこのミラー、前方を映しています。何のため?
続いて台湾オークラ小ネタ。
ロビーにさりげなくかかっていた絵ですが、、、
おお、これは?
梅原龍三郎ですよ。お高そう。
すみません。後半無駄話でした。
Fukunosukeです。
九份から戻ったら、すぐにまた出かけます。久々の海外でアドレナリンが出まくっているのでしょう。
やっぱり、台湾に来たら夜市に行っておきたいですからね。
ホテルから歩いていける寧夏夜市(ニンシャーイエシーと読むそうです)。
ここは約300メートルの通りの両側に屋台が立つ夜市。
美味しいお店が多く、グルメ夜市と言われたりするそうです。
これは麺線でしょうか。食べておけばよかったなー。
まずは目的のお店へ。
圓環邊蚵仔煎。なんと読むのか分かりません。牡蠣オムレツの有名店。ビブグルマンにも選ばれたことがあるそうです。夜市の屋台ではなく、ビルにお店を構えているのですが、寧夏夜市のおすすめ店を調べると筆頭に出てきます。
店頭で一心不乱に焼きまくっています。
出ました牡蠣オムレツ。Fukunosukeは初めて食べます。
はまぐりのスープも頼みました。
食べまーす。
卵メインかと思いましたが、ねっとりした生地も入っていてお好み焼きみたいでもあります。小粒の牡蠣が沢山入っています。美味しいです。
続いて「方家」。ジーローハン(鶏ご飯) が有名です。
屋台なのに厨房設備がゴツい。本格的。
ずいぶんかわいい箱です。恐竜です(笑)
開けてみるとこんな感じです。
食べまーす。
hiyokoは「まあそんな感じ」程度の感想でしたが、僕は(たぶん男は)大好きな味だと思います。鶏もしっとりしていいです。これが吉野家のメニューにあったら流行りそう。
デザートにタロイモボールを狙っていたのですが、なんと売り切れ閉店。劉芋仔蛋黄芋餅(リュウユーザイダンホァンユィビン)。
デザートを食べそびれたのでもう一軒行くことにしました。
夜市から5分くらい、阿桐阿寶四神湯(読めなーい)というモツの薬膳スープ屋さん。
やはりここも店頭で調理するスタイル。
よっこらしょ。
四神湯とちまき
飲みまーす!
hiyokoはとても気に入ったみたいです。大変に優しく、塩加減も薄味で上品なスープです。薬膳といっても薬臭くはなく、モツといっても獣臭くもありません。ちまきも美味しかったです。
hiyoko: 最初はそのままで味を確認、数口飲んだらテーブルに置いてある液体を入れて味変。飲みやすくなります。
台湾ノルマの夜市をクリアして、ようやく2日目が終了です。
というわけで、Day2後半戦ハイライト
Fukunosukeです。
十分の隣町に九份。九份の見晴らし台から海を眺めたところ。
ちなみに十分と九份は、「ふん」の字が違うのです。理由を知りたい人は検索してみてください。
九份は山肌に沿うように家が立ち並んでいるため、遠くからは山城のように見えたのだそうです。
いやあ、町をあげて赤い提灯(红灯笼)で飾っています。
右の建物が非情城市の舞台ということかなあ。少し奥の軒に提灯がぶら下がっているのが有名な 阿妹茶楼。
ガイドさんが阿妹茶楼の主人と友達だとかで、事前に予約してくれスムースに入れました。並ぶと大変そう。
寒いですからね、お茶で暖まりましょう。
うぃー。
お茶菓子も美味しかったです。
阿妹茶楼の外観。ジブリ映画の舞台のモデルとか。そうじゃないという話もあるし、真偽の程は分かりません。
もう少し歩いてみます。
家々をぬう細い路地をどこまで行っても赤い提灯。両脇にはお店がぎっしり。中華的パワーを感じます。
所々人が通れない程混雑していました。
余裕があったらこういうのも食べたかったなー。
ビールを買ってきて店先で一杯やりたいです。
びっくりしたことに、幅一間ほどしかなく人でごった返す路地にトラックが押し入ってくるのです。十分の列車よりもスリリングでした。
ジブリ美術館みたいな土産物屋がありました。ジブリ音楽まで流して公式かと思うほど堂々としていました。
あら、ねねちゃんによく似ていること。
ちょっと観光地化されすぎていますが、建物は街全体が古い風情を残したままです。そのあたりは京都より良さもあるかも。
しかしやることが徹底的ですね。
一旦台北に戻ります。