Fukunosukeです。
オタイ(オタア)の浦という場所があります。
オタアとは、戦国時代に朝鮮からさらわれてきた両班の女性で、日本で洗礼を受けキリシタンとなり、のちの禁教で大島に島流しにされたとか。その、オタアに因んだ名前の付いた場所がここです。
オタアを偲んで建てられた十字架が建っています。
海を見ると、積丹で見た神威岩の様な岩が突き立っています。そういえば伊豆大島の浜はどこもこの様な黒砂です。
この岩は高さ30メートル、その形から筆島と呼ばれています。また、オタイネとも呼ばれ神の宿る場所とされていたそうです。
この日は天気も悪く海が荒れていましたが、晴れた穏やかな景色も見てみたかった。
波浮港の近く、竜王崎灯台。
その高台から波浮の港を見下ろせます。
その高台に、鉄砲場という場所があります。第二次世界大戦時の遺構だそうです。
話によると、敵船を見つけたらここから石を落としてやっつける算段だったそうです。第二次世界大戦の末期に本当かな。
当時の炊事場跡があったりします。
ここは当時艦船や飛行機を監視する場所だったそうで、東京に襲来するB29をここで見つけたのだそうです。恐怖だったでしょうね。
歴史もある伊豆大島。