Fukunosukeです。
波浮の港は、伊豆大島の中でもとりわけノスタルジックな地区です。
hiyokoも昭和感満載。漁に出た夫を港で待つ妻。
hiyoko「アワビいっぱい獲ってこい!!」
港を囲む街並み。昭和にタイムスリップしたみたい。
かつて賑わった街並みも、今はひっそり静まり返っています。人が住んでいるかどうかもわからない家が多くありました。
みなとや旅館跡。今は伊豆の踊子資料館となっています。中に入ってみました。
お、おぉ!?
どうしてこの手のものはシュールで怖い感じになってしまうのだろう。
「旦那、あたしにもおひとつ頂戴よ」
「お、おぉ」
御膳は、鮪、栄螺、煮物、お椀。
伊豆の踊子です。小説の旅芸人の一団は、普段はここ波浮に暮らしているという設定なのだそうです。
ん?ということは、伊豆の踊子というのは間違いで、波浮の踊子ですよね。伊豆ずるいなぁ。
ずい分美人。東欧系の血が入っていそう。
伊豆の踊子はこういう芸能の踊り子に入れあげる若き川端康成の話ですよね。
例えば今、坂道グループのファンが推し活の小説を書いたら純文学と言って貰えるのだろうか。。。
なんか、ちょっとモヤモヤした。
閑話休題。
こちらは甚の丸邸。波浮で有力な網元の家だったそうです。
壁はなまこ壁。
関東あたりだと、昔の大きな家の造りというのはどこでもよく似ている様に思います。
昭和26年の波浮港の様子だそうです。漁船がぎっちり。今の波浮の町からは想像もできないです。
日本中どこでもそうですが、もう一度賑わうことはあるのかな。