Fukunosukeです。
8月のはじめに上高地に行ってきました。Fukunosukeが上高地に来たのは40年ぶり。
現地3泊、同じ場所を行ったり来たりしただけですが、天気や時間帯によって美しさが変わる上高地はまったく飽きませんでした。30年分くらい上高地を堪能した感じです。ほかの季節の良さも知らないし(6月の新緑の時期がいいそうです)、3泊しただけで偉そうなことは言えませんが、いつか同じ時期に上高地を旅する人限定の参考情報として、日時付きで写真を残しておきます(PCなら写真もちょっと大きめです)。
8月3日、朝9時の特急あずさで松本駅に向かいます。
お弁当はもちろん松本名物の山賊焼き弁当。ニンニク醤油の鶏から揚げです。山賊だけに「とりあげる(鶏・揚げる)」なんだって。ホントかな。そういう食べ物があることはこの時初めて知ったのですけど、なかなかおいしかった。
松本着は11時39分。列車到着時は朝の新宿駅みたいな混雑でした。
hiyoko「うっす」
なんだ、ただの山ガールか。
計画当初は普通にデニムや町歩きのスニーカーで行くつもりでしたが、なぜか急に思い立ち一通り揃えてしまいました。なんでも形から入る人っていますよね。
松本駅からは奮発してタクシーで上高地へ向かいます。
大正池に到着。この時気温は30度を超えていたと思います。それなりに暑かったです。
今日のコースは大正池を出発し帝国ホテルがゴール。こんな感じです。
大正池ホテルの裏から、畔に降りていきます。
■大正池 8月3日 13時頃
いきなりいい眺めです。大正池はよく晴れてきれいです。
大正池はこの焼岳の噴火でできた池です。今でも活火山だそうです。
hiyoko「えーい!今夜はヤケダケだー!」
それは「ヤケ酒」です。
池畔から穂高連峰方面。
今回の滞在では、午後になると穂高連峰の後ろから雲が沸いて山頂部は雲に隠れてしまいました。穂高を眺めるには午前中の方がよかったみたいです(いつもそうかはわかりませんけど)。
大正池というと立ち枯れた木が有名ですが、今はほとんど残っていないとのこと。この木もいずれ崩れそう。
大正池を後にして田代湿原に向かいます。ルートは立派な木道が整備されていてとても歩きやすいです。
木道の下にはさらさらと水が流れています。
■霞沢岳押出し 8月3日 14時頃
霞沢岳押出しという所では梓川の河原に出られます。また違う焼岳の眺めです。
続いて田代湿原に向かいます。
「クマ出没中」の看板や目撃情報は上高地のあちこちで見かけました。上高地では普通にクマ(ツキノワグマ)を見かけるそうです。この時は1日4~5件の目撃情報が出ていました。気を付けていきましょう。
■田代湿原~田代池 8月3日 14時頃
田代湿原に到着。いい眺めです。正面の雲がなければ、穂高連峰も山頂まで丸見えなのだけど。。。
田代池。ここも大正池と同じように焼岳の噴火でできた池だそうです。池といっても深くはなく遠くまで池の底が見えています。水が澄んでいてとてもきれい。田代池は土砂の堆積などで年々面積が減っており、いずれ無くなってしまうみたいです。
田代湿原から河童橋までは川沿いを歩く梓川コースと林間コースがあるのですが、24年7月の大雨で川が氾濫し、梓川コースが通行止めになっていました。林道コースを行きます。
林道コースの途中、所々赤い水の場所がありびっくりしました。公害や生活排水とかではなくて、鉄分が赤くさびてこういう色になるそうです。
少し歩くとまたきれいな水になりました。さっきの場所だけだったんだ。
田代橋が見えてきました。これを渡らず右方向に行けば帝国ホテルですが、時間に余裕があったので田代橋を渡り、もう少し歩きます。
今度は梓川を右に見て歩きます。
■ウエストン碑付近 8月3日 15時頃
梓川が大きく蛇行しています。いい景色。
ちょうどそのあたり、ウエストン碑というのがあります。上高地を世に広く知らしめたウォルター・ウェストンを記念したレリーフだそうです。
ウエストンさんありがとうございました。こうして上高地を楽しめるのもウエストンさんのおかげです。
hiyoko「けっこう歩いたー! 今日はもうヤダー!」
ヘタレです。今日はこのくらいにしておきましょう。
■帝国ホテル 8月3日 15時半頃
帝国ホテルにチェックインします。
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