雪が降らないブラッククリスマス。
毎日がおわれる日々。
ただ動きが緩慢になっただけだが。
娘を怒りつけてついでに殴ってしまった。
障害があって、周りがやさしく接してくれるのとお金が無くても物を買ってきて言っても聞かないから。
自分が亡きあとどうするのだと考えて。
それがクリスマスの日だった。
楽しみに待ってたケーキを食べた翌日。
二人の悲しみを覆ってくれるように優しい雪が舞い始めた。
いったんは融けた畑も真っ白。
タイヤショベルを買った。
お金がないからと言ったら、息子が要るものだから俺が買ってやるよと言った。
ＪＲの除雪機がやってきた。
小雪で力を持て余してる。
経理事務所から１１月の帳簿が届いた。
去年より１８パーセント売り上げが落ちてる。
でも利益は去年と同じ。
何かの間違いではないのかと思うほどうれしかった。
もう今年は数日。
もう少し数字を伸ばしたいが来年、この勢いを持ち越そう。
長男とスタッフと娘と妻に礼を言おう。
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