おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

新しい墓地

2007-08-13 15:30:29 | Weblog
うちの墓地は自分の敷地にあった。
墓を作った頃は家が無かったのにいつの間にか墓の近くに住宅が建った。
そして地震が来たり、娘が難病にかかったりしたから母が物見に見てもらったら墓の場所と方角が悪いと言われた。
信心深い母はそれが苦になっていたしよその住宅の玄関先に墓があるのはかわいそうな気がしたから、物見の言う吉方に移すことにした。
東のほうがいいといわれたのでまた自宅の近くにと思ったらよその家が又あるし、墓地は簡単に作れないことが判った。
役場に行ったら本来私有地には墓地は作れない事になっているのですがなっているということは変ですねといわれた。
でもちゃんと地図の上に乗っていた。
そんな事があって、店のある下島の墓地が空いているので希望者は受け付けると回覧板に書いてあった。
両親にそこに行ったらどうだろうと提案をしたらあっさりとどうせ死んでしまった後は分からないのだからどこでも好いしちょうど東のほうだからいいのではと返事をもらった。
村の役員さんに申し込むと墓地代二万円との事。
住んでいる限りその金額一回でいいそうだ。
行ってみると広さは一坪半もありかなり広い。
隣は水落さんの豪華な墓で家のは苔むした昔ながら小さな墓石で凄い差がある。
地震で崩れていた墓をタイヤショベルのバケットに毛布を敷いて自分で運んだ。
親戚の左官屋さんに頼んで安く作ってもらった。
基礎を作ってもらったら安く13万で終わってしまった。
自宅の墓のあるところは和南津が港だった頃は行き倒れで亡くった無縁仏を埋葬したところだったそうで、墓を作る前は畑だったから人骨が良く露出したそうだ。
無縁仏が埋まってる上に墓を作ってあったことが判り、別の墓地に引っ越したので今ほっとしている。
墓を作るときはスコップとタイヤショベルで整地した。
苔むした素朴な墓は自分でもかなり気に入っている。
先祖が頑張ってかなりの土地を所有してたのに僕の代でほとんど無くなってしまった。


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