おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

満月を堪能

2008-06-20 22:33:40 | Weblog
吟醸会の帰りの満月。
一昨日の駒ケ岳から昇った満月。
昨日の夜中の満月。
どちらも堪能した。
薄利多忙戦略が浸透したのか予約が集中して昨日は百人近くなった。
もう目が回る忙しさ。
立ってるのかすわってるのか分からないよう感覚になって、ようやく自宅にたどり着いた。
娘が妻のきつい言葉が耐えられなくなったからかパニックになって真夜中に家出してしまった。
そんなに遠くに行かない事は分かってるからほっとけと妻に言ったが、探しに出かけた。
もうやっと自宅に帰ったのでビールと夕飯を食べていると
見つからないからあんたも探しに行ってよと言われてしまった。
明日も早く、忙しいので勘弁してよといいたかったが、それで事が済むわけではないので無言で懐中電灯をもって出かけた。
夜風の涼しいこと、満月の明るい事。
泥棒に間違われないように歩いた夜中の一時間。
神は試練を与えたもうたと何処かで聞いた言葉をつぶやきながら。
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飛魚の焼き干

2008-06-18 14:18:00 | Weblog
昨日は予約が有ったけど、皆に任せて八海山の会長の所にお呼ばれ。
嬉しいような気が重いような、でも行けば酔ってホホイのホイ。
門外不出の吟醸酒をたっぷり飲んだ。
会長の手作りの御馳走は伝統的であっても斬新。
堪能した。
でも失敗もした。
エゴを練っていったが、会長も作っていた。
何ももって行かないほうが良かったようだ。
飛魚が市場に来たので腹や血合いをとって焼き、焼アゴを作った。
乾燥させるためにピザ窯の上に乗せて干しておいた。
今日になって見に行くと半分以上なくなっていた。どうもカラスが見つけてもっていってしまったようだ。にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
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ズッキーニーの花の天ぷら

2008-06-17 11:21:53 | Weblog
この頃娘が調子が悪く、考えるだけで今週の予約が億劫になってきた。
朝のうちはムラ雲に覆われていたが、ピザ生地やスープをとって市場に行く頃には又綺麗な晴天。
信濃川が蛇行して道沿いに流れている絶景の場所に出たら、校歌が歌いたくなり、誰も聞いていないから大声で歌いながら走った。
さび付いて心や体にまとわりついていた不安や疲れが徐々に風で吹き飛ばされて、その下から年老いたけど若い感覚が蘇ってきた。
我が思い尽るとも・・・・そこまで行ったら涙が浮かんできた。
そして真から力が湧いてきた。
尽きるまで全力疾走するぞー。
隣の農天市場でズッキーニーが出来始め、使ってくれと伝言とそれがあった。
揚げて食べてみたら甘くて美味しい事。
煮物の付け合せに揚げてから漬け汁に浸して使おうと電話で注文した。
早速届けてくれたが雄花も一緒に持ってきてくれた。
天ぷらにして使う。
又天ざるの楽しみが増えた。
とうもろこしの小さなはねだしも頼んだ。
ベビーコーンと呼ばれているがサラダや天ぷらにして使う。

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朝食は地野菜と鰹のサラダ

2008-06-16 16:16:55 | Weblog
今日も快晴。
予約の無い月曜日で魚市場はパスして、前に通っていた八百屋市場に行った。
朝一番のセリは地野菜でそれより早く行かないと前取りで気に入ったのがなくなってしまう。
開始より三十分前に着き見渡すと大きなレタスが箱に入って並んでいた。
買うつもりは無かったが切り口から白いつゆがたれるているぐらい鮮度が良いのと、一玉百円の値段が気に入って買ってしまった。
フキとワラビ、ジャガイモと玉葱、おおばとパセリ、丸ナスとコナス、メロンが三箱、さやえんどうにコカブ、キュウリにオカヒジキ、大根、ホーレンソウ、ロケット。
明日から予約が続くので仕込みと、無性に野菜が食べたくなったため。
それだけ買って店に帰り朝食にすることにした。
この前買ったしょっぱい時鮭を焼いて、取立ての大根おろしをつけて生野菜たっぷりでと思ったが鮭が行方不明で、食べようと思って買ってた鰹のたたきが出てきた。
ダイエット始めて一キロ落ちただけなのを思い出し、サラダだけにしょうと考えた。
レタスなどのほかにそばの芽を摘んで大根おろしも添えてポン酢醤油で食べた。
お昼は玉葱をたっぷり刻み水にさらしてレタスなどをちぎり冷やし中華にした。
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川井愛染明王祭り

2008-06-15 15:53:29 | Weblog
昨日は夕方になって青空が広がり、きっとロシアの空気がやって来た。
凛と澄んだ空気と焼き付けるような西日。
あまりの明るさに目まいがするような景色。
夜の小さな予約はいつものお客さん。
囲炉裏の席に来てくれたが、いつもの食欲が無い。
挨拶に行ったら娘さんの結婚式を済ましてきたのだと話し出した。
やっとかたずいたよと御夫婦が言ったけど、旦那さんの瞳は寂しそうだった。
豪華な食事の後の田舎の料理ではと言うと、いやこれが一番といってくれた。
まだ雲も残っている夜空は月が出て明るかった。
中山に掛かると遠くで花火が上がった。
そしたら娘さんが結婚するとき身内の誰かが花火を上げると皆の前で何回も言ったよなーと旦那が言い出し、奥さんがこれであの話の通りになって良かったねといった。
京都から来た兄弟ファミリーは夏でもないのに花火が見れるとは今日はすべてがいい日だったと喜んでいた。
ちょっと遠道になるけど見て行きますかと提案したら善いのですかそれは嬉しいと答えてくれた。
脇道にそれ川井に近づくとますます花火が近くなり、車内の歓声も高くなってきた。
ここらが一番近いかなと思ったので路肩に車を止め、降りて花火を見た。
田んぼの中の道出花火を見たりかえるの合唱を聞いたり大喜び。
娘のための花火みたいと奥さんが大はしゃぎ。
まだ稲が伸びきらない田んぼの緑の水面に開き垂れ下がってくる花火が移り、不思議な夜景だった。
京都の人達は花火の合間の静寂に鳴く蛙の歌に、又結婚式の興奮が蘇ったのか最後まで歓声を上げていた。
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岩ガキのシーズン到来、そして買ってきた

2008-06-14 14:36:28 | Weblog
昨日の最後の送りは来迎寺。
十時過ぎに店に戻ったら、まだ一部のスタッフが片づけをしていた。
店に泊まる。
妻が何か一生懸命したら疲れたから、今日は帰らないで店に泊まってと電話があったからだ。
自宅は瓶ビールだが、店は生ビールが飲める。
宴会の残り物と思ったが自分で作ったものは食べたくない。
時鮭の新巻を買ってあったことを思い出してピザ窯で焼いた。
塩を洗い落としておけばよかったのだがそのままにしておいたから塩がしみこんで口が曲がるほ塩からかった。
肌寒い曇りの土曜日。
お昼に予約が三つ。
一般席が少ない。
商工会便りの影響か一杯来客があったが入りきれなくて帰ってしまった。
逆にいっぱい入っても料理がすぐでなければかえって評判を落としてしまうからこれで善いのだなと考えた。
岩ガキを調理してやろうと思っただけで手がつけられなく冷蔵庫に入ってしまった。
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小さなコスモス畑を作った

2008-06-13 17:41:49 | Weblog
毎日快晴。
夜中窓から月の光が差し込んで、あわてて障子を閉めた。
月の光も闇に慣れた目には明るすぎる。
久しぶりに休んで仲間と研修旅行をしたり、早めに寝たりしたら朝の楽な事。
倍の速さで動けるし、色々な事をやろうと気力が湧いてくる。
ピザ釜が冷えていたので、耐熱セメントが減って溝になってるところを埋めて補修したり、灰を掻きだしたりした。
コンサルタントの佐藤先生が景色のいい場所にポストとペンと紙を置いてイスを備え付け、短歌や俳句を募集して、町おこしに成功した例を話してくれた。
あなた達こんな宝の国に住んでるのよと。
飲食店組合の役員達にこんな話しを聞いたけどと何かアクションを起こそうよと話したら、誰か一生懸命にやる人がいればと人任せ会話。
朝になって自分も同じように誰かが頑張ってくれて、来客が増えればいいなーと期待して自分では手を汚さないで傍観して成功すればおこぼれを貰いに出かける考えだった事がはっきり自覚できた。
挫折してもいいから誰かやるのではなく自分でやろうと思った。
店に来てくれた人達にとりあえず作品を募集して、店に貼ることにし、溜まったら冊子をつくり原価で売ろう。
順位をつけずにそのまま出だす。
俳句や短歌など義務教育でいやいややったことしかないが、初挑戦の自分が一番先に書けばみんな気が楽になって後に続くだろう。
先生曰く、それを見るために誰かを伴って遣って来るよと。
売り上げが倍増になる。
一句   春と夏  秋無い冬と  魚野川
そして裏に一坪開墾してコスモスと蕎麦の種を蒔いた。
宮柊二先生にあやかって。
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海華亭 かわいに行って来た

2008-06-12 19:42:34 | Weblog
飲食組合の料理研修会の会場にかわいを推薦した。
前も行ったけどいい宿だよと、満場一致で決定した。
たった6人だけの役員会だったけど、言い出した以上その日は出席しなければいけない。
店は予約を受けないで休みにして店から何人でも参加できると言われてあったのでスタッフも誘って行くことにしていた。
始めは行くようなそぶりを見せていたスタッフも日が近づくにつれ皆行かない事になってしまった。
昨日は八海山の吟醸会で一杯飲んだので起きられないと思ってたが、5時前には目が覚めた。
今までお世話になりっぱなしな宿だったから、お礼を兼ねてピザと蕎麦を持っていくことにした。
窯を温めてピザを焼き、石臼で蕎麦を荒めに挽いて打った。
宿のバスで送迎をしてもらいカーブドッチによってから行った。
ワイナリーの見学と試飲。
朝食抜きで行った為、凄く効いた。
それからかわいに行った。
海の幸を大きな皿にたっぷり、おまけに亀の尾の三年もの、寒梅の焼酎までサービスされかえって迷惑をかけてしまった。
酒を飲む余裕が無く会話も無くひたすら食べた。
ノドグロの姿焼きからほか皆凄い御馳走が並んだ。
組合長に魚野川さんのおかげですと言われた。
帰りに亀の尾と寒梅四本もお土産に頂恐縮して帰路に付いた。
http://www.shinsyoren.or.jp/shisyo/  に出ている。
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薄利多忙 と言ったら 商工会報に出る

2008-06-11 12:47:20 | Weblog
薄い雲に覆われているが日差しもある。
昨日長男と将来事や、これからしょうとしてる事に付いて話し合った。
年取ってきたので帰ってきて手伝ってくれと頼んだら、そうだねとの返答を貰ったからだ。
景気が失速し始め、一番先に考える事は外食らしく相当な痛手。
長男の給料が払えない。
それで帰るのはゆっくりで良いよと言ってしまった。
パンの道一筋でようやくパン職人になったぐらい。
彼の希望は田舎でパンを焼く事。
それで魚野川の中に製パン部門を設け、販売や食事として利用してもらおうと考えている。
そんなにすぐ売れるわけないから給料が捻出できない。
人口がいたって少ないのでインターネットの販売もやろうと思う。
米粉のパンが流行しているので魚沼コシヒカリのパンを作りたいと頼んだ。
個人のどこの田んぼで出来た米と個性をつけて付加価値もつける。
獲らぬタヌキの皮算用。
新潟県商工会報の六月号に魚野川が出た。
こんなに良く書いていただいていいのだろうかと思うような内容。
スタッフが良く書きすぎていると言った。
うちのオヤジはこんな善い人ではないと陰口も言ってたらしい。
http://www.shinsyoren.or.jp/shisyo/  に出ている。
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父の八十八の祝い

2008-06-10 15:49:09 | Weblog
快晴。
昨日も暇で、温泉にでもと板長に言ってみたら煮え切らない返事が帰ってきた。
パチンコで儲ける算段をしていたのだ。
鮨政に行って飲むかの声にかぶりを振って、すし屋に送って行ってやるよと言われた。
カウンターで飲んだ。
都会から川口町に引っ越してきた人と飲んだ。
飲むと疲れが分からなくなり、別の人と又盛り上がってしまった。
もう二日酔いで、頭がぐらぐら。
叔父夫婦の法事を残った叔父達がやってくれると言うので、相乗りで祖父の三十三年と昨日になって父の八十八をやることにした。
身内で質素にとはなしを進めたが、本家がそうは行かないだろうと言い出した。
新宅と本家を呼ぶことにした。
かんたんにと思ったが、皆さん一生懸命にやってくれるので、料理だけは出来るだけの事をしょうと心に決めて市場に行った。
質素な法要が、一変して祝いも加わった。
そしたら母が結婚して六十年目だと言い出したのでそれも付け加えた。
お寺さんのお布施や引き物は叔父達が出してくれた。
叔父が亭主役をやってくれたので、話す機会は無かったが、挨拶をしょうとした時、今までのことや叔父達の温情を思ったら話が出来なかった。
災害などや開店など何かににつけて応援いただいた。
朝突然花を贈ることを思いつき父と母に花を束、叔父夫婦達には感謝の花鉢を贈った。
長男も駆けつけていい宴になった。
祝いにロブスターを焼き、5キロの大鯛の塩釜。
叔父の祝い節が響いた。
父は普段施設にいたが車椅子で来てくれ、嬉しそうな顔、鯛やヒラメの刺身の美味そうな顔。
きっと施設では食べれないのだろうなーと思ったら又親不孝に涙が出てきた。
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