おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

野生のミツバチを飼い始めた

2008-06-09 13:32:15 | Weblog
たいした用がないのに惰性で市場に向かった。
二日も通らないと景色は新鮮に見える。
家々の花壇にははっとするようなバラやほかの花が咲き乱れ、好いなーと呟いて、皆余裕があるのだと感じながら走っていた。
いつも通る、花の絶えないうちがあって、走りながらきっと綺麗な奥さんが手入れして作っている花なのだろうと思っていた。
今日そこに近づくと人がいた。
きおつけをしても、足はO型しているような腰の曲がったおじいちゃんだった。
花が普通の花に見えた。
山道に差し掛かり、しっかりした緑の斜面にシモツケ草の若いはっきりした桃色の花が始まりだした。
開くとピンクのカスミソウのように見える。
前にトリアシショウマかと思っていたが料理屋の御主人があれはシモツケソウと教えてもらった。
良く判るねーと言ったら、若いときお気に入りの彼女がお茶の趣味があって気を引くためか話題を増やすためか野の花の勉強をやったとのこと。
ウルイの花やなんぶあざみのはなが咲いていた。
東京の店が山菜がなくなったから送ってくれと言ったので葛のツル芽とウルイの花も入れてやった。
葛のツルはくるりと縛って天ぷらにし、ウルイの花はかき揚げに。
殻付き帆立貝を貰った。
せっかくだから昼定食に天ぷらにして出した。
殻をむいて、洗いさーと湯通しして、冷やし、半分に薄くして、小麦粉をつけて揚げた。
ひもをつけたまましたらひもが食いきれなくて少し考え物。
ジューシーで美味かった。
キンちゃんが夜、蜂を持ってきてくれた。
箱の中はつかまえた女王蜂と働き蜂が一杯いるらしい。
何でも暗くなるのを待って、巣を取るらしい。
働き蜂は掃除機で集めるらしい。
そして箱に入れ設置しょうと思う場所に置く。
ミツバチはパニックになり掃除機のダメージで死ぬのもかなりあるが、やがて女王蜂が出られないと諦めて、そこに又巣を作り出すのだ。
飛び立って周りを見て、はちのJPS を動かして蜂の地図を作るらしい。
だからまだ巣の場所を確認できない蜂たちが地下室の明るいガラス窓に一杯張り付いて出られなくなったのを助けていたから昨日は大忙し。
ダメージで死んだ仲間は巣から運び出され、入り口から出られないオスの蜂が帰ってきた働き蜂から蜜を貰う様を見ていたら一日終わってしまった。
去年金ちゃんに電話して何をしてるのか聞いたとき、蜂を見ていると言われ、もう暇人だねーと言った言葉を今度は自分が言われそうだ。
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桑の実のジャム

2008-06-08 19:58:53 | Weblog
昨日は土曜日だったが予約が少なく夜は小人数の予約のみ。
最後にソフトクリームの器の下に桑の実のジャムを入れて出した。
町場の家族の会食で若い家族だったので桑のみが分からない人がいた。
ぼく達ぐらいになると良く判るので説明はしない。
お昼の法事に出した桑の実入りのデザートの上に志保ちゃんがブルーベリーを二個上げてくれて出した。
自分では桑の実だけにしょうと思ってたのだが自分だけの考えであった。
したのジャムはブルーべりですかと聞かれるに決まってると思ってたが、帰りにあの桑の実はマスターが採ってきたのでしょう聞いてくれた御婦人がいて少しほっとした。
バイトの人が三人休んで、代わりに一人応援に頼んでやった。
やはり暇とはいえくたくた。
運転手も休んだから自分の仕事になった。
キンちゃんが前日とんでもないやつを置いて行ったからなおさら。
夜になるのを待って野性のミツバチの集団を拉致してきたのだ。
始めから厚い木で巣箱を作って、現場で押し込めてきたのだ。
明日細かい事を報告します。
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アルビのバスケの選手が食事に来た

2008-06-07 20:51:32 | Weblog
土曜日でラーメンが多少多く出るかもと予想して大鍋で作り始めたら時間がかかって市場のセリ時間に遅れてしまった。
ほとんど残っていなかったが板長がヒラメを買ったほうがいいといってたので買うことにした。
もう残ってるひらめは三匹しかなく、一番小さなのが手ごろと考えていたが、皆さん思うことは同じだった。
買えなかったので、そのヒラメの六倍ぐらいの大きさののを買った。
セリ人がたいしたのじゃないなーと嘘か本当か分からないような事を言いながらセリが始まった。
大きすぎて皆さん見てるだけなので希望価格で買った。
素晴らしくないけど良いヒラメだったと板長が呟いていた。
お昼に板長のオススメ定食を注文されていたので用意していた。
昨日来た人もいたり近所の人もいたので挨拶したら、この方はバスケの人気者、だれだれさんと紹介された。
ほとんど試合はテレビだけちょっと見るだけだから名前を一回聞いても覚えていられなかった。
取り巻きがデジカメを取り上げて一緒に並べて言うので写してもらった。
人気者だからブログにしょっちゅう来るらしいと書くとお客さんが来るからとからかわれてしまった。
凄くいい男だった。
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桑の実のデザート

2008-06-06 16:34:15 | Weblog
もう梅雨に入ったのかもしれない。
新聞やテレビは御無沙汰している。
昨日いつもの場所にワラビ取りに行った。
運動不足と次のデーターを集めるために山の頂上に続く急な細道を駆け上がった。
少し上がっただけなのにもう足が上がらなくなって、息が苦しくなった。
無理をして続けて、汗をかいたら気分のいい事。
帰りに桑の木が見えたので覗いた。
赤い実に混じって黒く熟したのが有ったので摘み始めた。
時折食べながら。
手が紫色に染まり始めた頃雨が降ってきてしまった。
帰って洗い鍋で煮て潰してソフトクリームの中に入れた。
かなり色が付くかと思ってたのに量が少なく色が付かなかった。
紫色したバニラ、パープルバニラと言って売ろうと思ったが、こんなに手間隙かけても量が確保できなければすぐ行き詰ってしまうので諦めて、ソフトクリームの上にかけることにした。
今日朝妻にも頼んである程度の量を確保したから今日の宴会の人たちに使ってみよう。
店の横の魚野川の川原にも大きな桑の木がある。
この頃ヒヨドリがうるさく飛んで回っているのは、きっと桑のみを食べに来ているのだろう。
市場でガス海老を買ってきた。
見た目はごみみたいだが濃厚な旨みのある海老で、ナンバンエビは小ぶりだったのでから揚げにして揚げ蕎麦と一緒にさらにもって出す。
スタッフが南蛮海老を見てこんな活きのいいのを揚げるのーもったいないと呟いた。
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百合の花の飾り桶を作った

2008-06-05 13:39:03 | Weblog
予報では雨が降らない事になってたがお昼前には少しぱらついた。
はずれと思ったが後は持ち直し雲の多い天気。
朝のうちはピザをと言うお客さんが何組も来たので今日は忙しいと張り切っていたらお昼はほとんど来なかった。
こんな少ないお客さんは始めてかもしれない。
ソフトクリームの部品で凍ったソフトをかき混ぜて作るプラステックの刃の部分が磨り減って機能が落ち始めたような気がしたので交換することにした。
その部位分を全部分解して再び組みなおさなければいけないし、洗浄や殺菌をしなければいけないので時間がかかる。
それが出来たので、暖炉の横に花を飾ろうかと考え花瓶を置くことにした。
ところが場所に合うようなのがないのでプラステックのごみ入れをおく事にした。
スタッフに話してごみ入れにアルミホイルか紙を巻こうと提案したが、いい返事が無い。
それではと考えて、胡桃の大木で作ったテーブルの横に剥ぎ取った皮があったので切り取り巻いて花器を作った。
そしたら中々良いのでもう一つ作れと言われた。
そして星野さんより電話があった。
ひさしぶりにいくよと。
当然酒を飲んで絡んだ。
いっつおけの気持ちを込めて。
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今日は板長が休み、変った料理が作れるぞー

2008-06-04 09:03:10 | Weblog
雲が一杯で所々青空が見える。
駒ケ岳も朝からはっきり見えるということは、これから雨が降ることもあるのかも。
魚野川の土手にスイバの花がドライフラワーのように咲いて木々の花はすっかり終わったけど、白いヤマボウシと最後のつつじが咲いている。
クローバの白い花と深い緑に、時折行き来する車以外は眠っているように見える穏やかな朝。
板長が休みでメニーウの選定は自分で好きなように出来る。
又そんなあほな事をといわれることも無く、それじゃ儲からないに決まってるとも言われない。
一人で調理するのは忙しいけど、重石が取れたようでうきうき。
でも一人は中々時間が空かない。
蕎麦を打っていると蕎麦の香が甘く匂う。
いつも余ってた蕎麦を食べていたが、どうせ余るなら打ちたてを食べてみようと考えた。
一段落したので早速ゆでて汁を作り温かいつゆに冷たい蕎麦を作りつけ麺にして食べた。
きのこと豚肉山菜を少し入れて豚汁蕎麦。
観光協会会長が鳥蕎麦が美味かったから考えてみたらとアイデアを出してくれたのだが、魚沼は豚肉文化なので豚汁にした。
親達が飼っていた豚をつぶして、自家用に塩漬けした豚肉の美味かった事。
早速食べてみた。
美味かった。
ところがあの甘い蕎麦の香はと考えて、何も付けずに蕎麦を口に入れると香と甘味が広がった。
両刃の剣。
どれを生かすか。
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揚げナスに蕎麦の実と海老のソースをかけた

2008-06-03 21:17:56 | Weblog
親方にノドグロを煮て上げようと思ってたがもう一組の祝いに塩釜を使ったので一緒に作った。
そしたらこんなには食い切れねーと言ったから後は俺が食べるからといってみたが夜の予約がないので親方と飲むことにした。
飲むのに強いキンちゃんに電話して誘った。
親方は飲むだけ飲んで寝てしまった。
後はキンちゃんが帰る時、代行に乗って夜の巷にと考えていたら、みのやのマスターが定休日で休んでいる自宅に行ってしまった。
大変迷惑をかけてしまった。
次の日のつらい事。
しっかり味付けした牛肉をレアーで焼いてコロコロに小さく切って揚げナスの上に揚げて使おうと思ってたが、仏事だったので蕎麦の実を煮て青ミズナとキオタキシダを彩りにして使った。
燃料の値上げが効いているのか、車の通りが少ないような気がする。
蕎麦も出が悪いし何となく不安。
高速のサービスエリアにチラシをまく広告の勧誘が来たので、きっとお金だけとってちょっとだけビラをまくんだなーと半ば諦めていたのが判っただけで二件の効果があった。
この前は北海道に行く途中に高速を降りて食事に来てくれて、食事メニューからの注文だったがえらく喜んでよかった良かったを連発して帰って行ったし、今回は旅行会社の添乗員が電話してきた。
1500円で昼食をと言うのだった。
肉か魚か刺身か天ぷらかと聞くと刺身と地の物をとの希望で添乗員二人は半額ででとの希望であった。
じゃ、刺身と山菜のフルコースでと話が決まった。
市場から帰るとお昼の準備をしていた。
見るともぞくの酢の物と紅じゃけの麹漬が小鉢に盛られてあった。
これはと聞くと、板長が定食の付け合せと言った。
打ち合わせが不十分であったが盛ってしまったからサービスに出す事にした。
刺身と天然きのこ汁、山菜四品。
それにアンニンゴやネマガリタケやノビルの味噌漬けをお新香にして、山菜5品の天ぷらをつけた。
皆さん金沢からで、全部説明をした。
こんなに出して儲からないと思ったが、ほとんど自分で採ってきた山菜なのでマー良いかと、駄目押しにフキノトウのソフトクリーム。
帰る時一人一人がお礼のコメントを残していった。
ちょうど法事の会も同時にやっていたので、サービスが雑だったかもしれないと思いバスの出発に駆けつけ手を振って頭を下げた。
バスの運転手は慌てたのか大きなホーンを鳴らして帰って行った。
理容関係の団体だったので、きっと金沢に帰り魚沼の良かった事を耳元で語ってくれるだろう。
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ノドグロを買ってきた

2008-06-02 13:17:16 | Weblog
昨日は疲れて肩で息をするほどであった。
最後の片付けなんか明日にしょうと言ったけど、皆は明日は明日の仕事があるからと言って、テーブルを片付けて、畳の部屋に模様替え。
仕事をしなくともいいのだが、調理室のガス代に銅鍋を掛け、鍋につかまるようにエゴを練った。
みんなが帰ったけど椅子に座ってそのままでいた。
朝は目が覚めたけどたいした予約がないので、送れて市場に行った。
品数が少ないけど買い手が少ないので魚が安い。
ノドグロが普段の半値。
桜鱒も小さいけどやはり半値。
ひらめも鯛もカレイも皆安い。
ほかの魚を買う予定だったが皆それを使うことにした。
ノドグロは大きくないので塩釜にして使う。
親方の晩酌にはさーと煮て使う。
年を取ったら焼魚より煮魚が良くなったと前から親方が言っていたのが判るようになってきた。
一匹そっくり姿煮にして、残るから自分で後は食べる。
明日は法事があるので丸ナスを揚げて玉葱のみじん切りをいためてアスパラの細いのをゆでて小さく切り、エビと帆立貝を入れて丸ナスの平らな上に乗せて、アンをかけて出そうと思っている。
若い人達が多いときは牛肉を焼いて小さく切って、彩の海老やきのこ、青みのあすぱらなどを乗せてカレーなどのスパイシイなソースをかける。
あまり暑くないのでこれからミズナ取りに出かける。
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蕎麦畑を作って実を蒔いた

2008-06-01 17:02:53 | Weblog
昨晩帰ってミッキーただいまと言った。
頭をなでてやり、家に入ろうとすると三回吠えた。
なんだろうと思ってたら、妻が二階にいて夕飯の準備が出来ていなかった。
家族の足音などで、家の中の状態がわかっているらしい。
おとーさんが帰ってきたヨーと言ったのだと思う。
準備が出来ていると吠えないのだ。
妻がこの頃忙しいのと調子が悪いので散歩に連れて行ってないから可哀想なんだーと言った。
夜中に目が覚めた。
眠くて小さな電球を消し忘れていたのが夜が明けたと感じて起きてしまったのだ。
三時だったから寝なおしたが今度は五時に目が覚めた。
もう店に行っていい時間なので行こうとしたら、ミッキーがしょんぼりしているのが目に付いた。
店の近くのグラウンドに連れて行くことにした。
鎖はつけずそのまま車に乗せていき、車から降ろした。
大喜びで駆け回っていた。
ある程度はしると今度は一緒にやろうと吠えた。
そうでなくてもつらいので今度はボールを投げて遊んでやろうと思う。
晴れたけど一日の日曜日。
一日はいつも暇なので大して期待をしてなかったら、お昼は待ち客が出るほど来た。
蕎麦が美味かったと何組も誉めてくれ、生そばをお土産にする人もいた。
親方が東京から畑いじりに来ていて、僕が始めた畑作りを引き継いでやってくれた。
何にするんだと言うから蕎麦を蒔いて花を見ると答えておいたら、もう昼過ぎに畑を完成させたから蕎麦の種を出せと言って、出すと早速蒔いた。
これから梅雨の時期、マキ婆の話では蕎麦は水が嫌いで水の話をしても駄目だと言ったのを思い出して少し心配。
花もいいけど、出始めの柔らかいときはサラダや吸い物の身や刺身の妻に使う。
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