GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

菜花とにんにくの様子

2025年01月04日 18時23分32秒 | 農場日誌
まだまだ抽苔しない筈の菜花「花まつり」の一株が抽苔していました。



この二畝が花まつりで最晩生という位置づけで栽培しているのですが。この中では一番手前の株です。特に成長
が顕著なわけではありません。狂い咲きってやつでしょうか。




本来先頭バッターの筈の秋華はほとんどの株で抽苔し始めていますが昨年と比べ1ヶ月のビハインドです。
猛暑で苗が出遅れただけでなく、猛暑そのものの後遺症のように思えます。



秋華より3週間~1ヶ月遅い筈の冬華は昨年とほぼ同じペースで抽苔し始めています。つまり秋華だけが遅れ
冬華は猛暑の影響を受けていないという事になります。益々複雑で訳が分かりません。



ジャンボにんにくは残暑が続く10月に播種しましたがマイペースで推移しています。つまり例年通りの感じで
特に猛暑の後遺症も今のところ外見からは判別できません。



初めて栽培する多鱗片の嘉定種。上海付近が原産とされている品種です。こちらは初見参なので評価不能。
3月中からにんにくの芽が伸びて来るなら成功。



左側の畝は青森県田子町産の種を使いました。右側は同じ田子産の自家採種7代目の種を使っています。種が
小さかったのは事実ですが欠損穴が目立ちます。小さくても萌芽していい筈。でも結果は良くないです。つまり
原産地で再生産されたものは上級品質を維持しますが、温暖な茨城で再生産されたものは年々品質劣化するという
ことでしょうね。茨城が名産地とされる品目は大規模営農者と競合することになりますからそれなりに規模がないと
作る意味無し。零細一人農業者はやはりニッチな品目に焦点を当てて活路を見出さないと糧を得られないので
よく考えないといけません。例えば、どの品種でもにんにくは難しいのであれば、にんにくの芽や葉にんにく、
スプラウトにんにくを狙うなどセグメントを研究するということでしょうね。



当面の畑作業は農場のこのエリアに集中しています。手前の不織布ダンポールトンネルはエンドウ2品種ですが
奥に見えている前作のネット支柱を移動しなくてはなりません。間の枯れ軍団はピーマンですがこれは全部撤収
待ちです。



ピーマン280株のうち28株の支柱を引っ張って抜いてみましたがハンマーで打ち込んであるので簡単には
抜けません。一旦止めて杭抜き機を検索しましたが、直ぐには入手困難なので抜き方を考えねば。今年も工業製
の青竹を購入しますが、今年度の栽培本数をすべて購入青竹にするとかなりのコストになります。使える天然竹
は再利用したいので選り分けながらの抜き取り作業になります。温暖化で竹林のマダニリスクが高くなっていそう
なので、竹取翁はできるだけ回避しようと考えています。



夕方は近くの千勝神社へ家族と初詣に行ってきました。九星運気は盛運だが八方塞がり、おみくじは小吉でした。


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6 コメント

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Unknown (このは)
2025-01-04 19:13:50
昨日は、少し雨降ったけど
既に表面は乾いてるんですね。
冬場でも灌水が必要なのは困りものですが
内地の方々のブログ拝見してると、この時期でも露地で野菜が育つのが羨ましい~
こちらは、全然外仕事無しです。

支柱抜き取り作業、昔こんなの買ってみました。
作りが頑丈なんだけど・・・
がさいイボ竹は完全に負けてしまい、使い物になりませんでした。
ハウス用の直管位の強度が無いとダメでした。
https://item.rakuten.co.jp/h-rescue/sicyu_sasi_2/?variantId=15765
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Unknown (のじさん)
2025-01-05 06:00:12
ガマさん、おはようございます。
この時期の野菜の生長は、ゆっくりですね。
ブロッコリーやスティックセニョールは、とっくに抽苔して側花蕾を付けているのに、収穫後の次が育ちません。もっと早めに種を蒔いて育てておくべきだったようです。キャベツも遅れました。猛暑で第1弾がダメになった付けが回ったようです。
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このはさん (ガマ)
2025-01-05 06:54:36
雪に覆われたら万事休すですよね。我々に至っては
数cmでアウトです。
そこはさすがに太平洋側。冬でも野菜が採れたから
閉ざされた島でも1億人が生活できたのでしょう。

抜き機は足の力を利用できるタイプを探したのですが
ある事は有るけど使える支柱の太さが限定される。
太さの違う自然竹ではいくつも買わないと使えなさそう
だったし、ネットでもすぐには届きそうもなかった
から他の方法を考えます。 どうもでした。
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のじさん (ガマ)
2025-01-05 06:59:28
今年は去年や一昨年のような猛暑は和らぐ予報ですが
もし同じような気象が定着するなら秋口の育苗方法を
真剣に考えないとまずいですね。まさかクーラーは
使えないし、遮光ネットはあるものの、空気温や地中温を
考慮しないといけないとなるとほぼお手上げでしょう。
育苗トレイ毎クーラーが効いて太陽光が届く部屋に
並べるなんて限界がありますからねえ。農業は天候
には勝てません。
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Unknown (HAL_K)
2025-01-05 07:00:32
おはようございます HAL_Kです。

菜花は成長時期に残暑の影響を受けた品種と受けなかった品種があるようですね。
難しいですね。
色んな野菜に昨年の酷暑の影響が出てるんでしょうね。
八方塞がりとはエンドウかニンタマに何か予期せぬことが起きるのでしょうか?(笑)
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HAL_Kさん (ガマ)
2025-01-05 07:29:53
<八方塞がりとはエンドウかニンタマに何か予期せぬことが起きるのでしょうか?(笑)

勘弁してください。^^
多分期待している以上の事は全部塞がっているから欲を
掻くなと諭されているような気がします。
運勢そのものはどん底に対して最高に良い2年間に
入っているとされています。ただその後はジェットコースター
のように奈落へ急降下ですがね。^^
悪い方の占いは信じない事にしてます。^^
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