ヴィンテージバイクたち

最近ガマ菜園の直ぐ近くに引っ越してきたお宅。いつも駐車場でなにやら工具を引っ張り出して自転車を
いじっている姿を見かけていたが、今日はたまたま歩いて通りかかったので少々立ち話を・・・なんと
プロのヴィンテージバイク屋さんだった。世界中を歩いてすでに日本からは掻き消えた古い自転車のパー
ツを買い集めてきて再生する・・・しかも元通りの姿に忠実に戻して価値のわかるマニアだけに販売して
いるらしい。そもそも、チラ見では３輪車かと思っていた玄関前のこれがどうやら本物の自転車らしいと
気付いてしげしげと眺めたのがお近づきのきっかけ。これでも50年ほど前のものらしい。




この丸石自転車のママチャリもどきも相当古いもので、ロードのハシリのようなものらしい。




NISHIKIと書かれているこのバイクはロード。価値はよくわからない。＾＾　身長170cm用の特注品らしい。




あちゃ、ピントが・・・　せっかく高橋サイクルのRANDONNEEという貴重品なのに。スポットで焦点を合
わせたのが中央フレームだったのに外して奥に合ってしまったらしい。目の衰えが隠せません。＾＾




めちゃめちゃきれいだが、これも高橋自転車がもう存在しないのでパーツ集めが大変なものだそうだ。





こだわりはこのSHIMANOのパーツ。シールやヒートトランスファーではなくしっかり刻印がされている。



ブレーキも左右それぞれのフォークに固定されたタイプなので効きかたが全く違うそうだ。



ゴム製のチェーンガードがフレームについているのもきめの細かいこだわりの職人製を物語る。油の飛散
を防ぐフェンダーを付けるのならわかるが、チェーンがフレームを傷つけるのを防ぐ方が大事なのだ。




ハンド回り。多分ハンドルとは言わないのだろうが。＾＾　ここもレリーフが刻まれている。ヴィンテー
ジというものは、色を塗りなおしても、代替のパーツを入れても価値はまるで急減するという。どんなに
傷ついていても、破れていても、発売された当時のシールがそのまま貼られているようなものが価値が高
いらしいので、本物のパーツしか使えないのだそうだ。従って価格は言わずもがな。こんなのが別倉庫に
百台近くあるらしい。家の中にも全く知識のない自分は完全に失念したが、分かる人が耳にしたら飛び上
がるような代物が置かれているらしい。





たかが自転車、されど自転車。この前2台で100万近い自転車を紹介したが、こちらもオークションしたら
全くひけをとらないものばかりなのだろう。　　分かるのはイザワ師匠あたりでしょうかね。写真撮らせ
てくれるらしいですよ、ご興味がお有りなら。



Yahooはクリスマスが近づく東京の風景。あら、両方とも菜園ネタからはずれましたね。