「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

グループホームでの仕事

2013年01月12日 22時14分05秒 | 介護帳
 
 職場内の異動で、 昨年の8月より、

 ショートステイからグループホームに移りました。

 当初は、 グループホームの方が性に合っていると 思いましたが、

 しばらくすると 難点が感じられてきました。

 第一には人間関係。

 スタッフの中には、 僕よりずっと年下なのに 上から目線で、

 うざったい人たちがいました。 (もちろん いい人たちもいます。)

 その内の一人は、 初対面のときから 挨拶をすることもなく、

 だんだん険悪になってきて、 ひどく怒鳴りつけられたりしました。

 人間関係の問題は どんな職場でも必ずありますが、

 ここでは限界を超え、 すっかり居心地が悪くなってしまいました。

 次に、 仕事の内容も 異動前に思っていたのと違っていました。

 利用者さん (9人) の 生活一切のお世話をするため、

 あらゆる細々とした作業があります。

 (具体的に挙げると きりがありません。)

 グループホームのスタッフは少数なので、 限られた時間に 多量の作業をこなすのは、

 じっくりタイプの僕にとっては 困難です。

 しかも 利用者さん個人個人によって 対応が異なっていて、

 一人ずつ覚えなければならないし、

 さらに 利用者さんの状況の変化に従って、 対応がしばしば変更されます。

 最近 身体が急激に落ちてきた 利用者さんも複数いて、 仕事量が相当に増えました。

 利用者さんとの散歩などは 好きなことですが、

 その他のレクリエーションなどはありません。

 利用者さんと一緒に何かをしたい と思う僕としては、

 得意ではない家事が ほとんど仕事の中心で、

 ここで頑張る意義が 見いだせなくなってきてしまいました。

(次の記事に続く)
 
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