「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

記憶力の著しい低下

2013年01月13日 20時21分42秒 | 介護帳
 
(前の記事からの続き)

 年令とともに 記憶力は落ちてきていますが、

 グループホームに移ってから それが激しく、

 自分でも唖然とするほどの 物忘れが起きてきました。

 新しいことが なかなか覚えられなかったり、

 一度しっかり 覚えたはずのことを忘れたり。

 メモはいつも 小まめに取っているのですが、 それでもなかなか追いつきません。

 かなりショックなできことも 幾つかありました。

 数秒前の記憶が すっぽり抜け落ちていたり、

 ずっと目の前にいた 利用者さんのことを覚えていなかったり、

 自分で書いたことを すっかり忘れていたり……。

 言われたことを覚えていないために スタッフから苦言を呈されたり、

 緊張や萎縮で またミスを犯すという 悪循環に陥ってしまいます。

 仕事が負担になり、 自分らしくいることができず、

 勤務が苦痛になっていました。

 管理者・ リーダーとの 面談も何回かあって、 

 記憶力についての 受診をするように言われました。

 しかも リーダーが付き添い、 家族 (身内) にも 会社から話をし、

 受診に付き添って欲しいというのです。

 そこまで大袈裟なことなのか, そこまで信用されないのかと 思いましたが、

 結局、 身内 (兄) が 同伴することはありませんでしたが。

 ところで、 家族会の精神科ドクターに 記憶力低下の話をしたところ、

 ストレスによって起きることがある, 職場の異動希望を出して 少し休んだ方がいい、

 というアドバイスをいただきました。

 若年性認知症などだったらどうなるのかと 不安も感じていましたが、

 ストレスによる一時的な症状である 可能性を聞いて、 少し安心もしました。

 会社にも 異動したい意向は伝えました。

(次の記事に続く)
 
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