「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

限界を見極めて伝達する (2)

2015年11月01日 21時01分55秒 | 「BPDをもつ人と良い関係を築くコツ」
 
○ 限界を超えたと伝達するために  「プラス面とマイナス面」 を使う
 
 例えば、 BPからの夜中の電話に 出るか出ないかの、
 
 プラス面とマイナス面 (四分式の賛否分析) を考えます。
 
電話に出る
 
 プラス面: 一晩中電話が鳴ることはない
 
 マイナス面: 私の夜を台無しにする
 
電話に出ない
 
 プラス面: 怒鳴られない, BPに激怒しない
 
 マイナス面: BPを心配する, 膨大なボイスメールが来る
 
 主題は、 あなた自身で 賢明な答を見つけることです。
 
 可能ならば、 BPと前もって話をし、
 
 限界を説明して、 夜中の電話に出ないと 伝えましょう。
 
※ 限界の特定と伝達
 
自分の限界をはっきりさせるため、 自分の経験を観察する。
 
限界が超えられていないか 注意を払う。
 
限界が超えられたとき 伝えるかどうか決断する。
 
決めたら、 BPに伝える。
 
(必要なら あなたの感情の調整をする)
 
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
 (星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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