BP (BPDの人) は 問題解決する能力がないと感じて、
あなたにそれをやってほしいと 頼ってきます。
BPDの人は 受動的な問題解決 (積極的受動性) を しようとしています。
BPは 自分が努力をしないためや、 責任を放棄するため、 注目を得るために
そうしているのではありません。
彼らはこうすることを 気分よく感じてはいません。
積極的受動性は非常に疎外的です。
BPの要求に応えれば、 あなたの怒りは強まるかもしれません。
そしてBPの恥の感情も。
拒めば、 心配と罪責感を感じるかもしれませんし、
BPはもっと絶望して 不安を感じるかもしれません。
積極的受動性がパターンになっているときは、
何が起きているのか理解することが 重要です。
○ なぜBPは 自分の問題を解決できないのでしょうか?
BPは生まれつき 知的である可能性が高いです。
なぜその人は 自分にはできないと確信しているのでしょうか?
ひとつには、 問題の解決方法を知らないこと、
もうひとつは、 問題解決を実行する自信がないことです。
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
(星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
[星和書店の許可のうえ掲載]