玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

砂質土は簡単

2019-05-26 00:35:08 | 
 24日は粘土質の田で時間がかかった。高低差をなくすため同じところを何回も回ったので深くなってしまった。
25日は砂質土なので高低差がなく簡単に均平になった。砂質土は水はけが良いので全面に雑草が繁茂して高低差が少ない。きれいに雑草が田面から消えた。





 ここ3日間快晴、気持ち良く代かきができた。




 斜めからの太陽と水面の太陽が二つまぶしい。太陽光線は二倍になっている。ガラスごしでも目は大丈夫か。サングラスぐらいかけたらどうか、と思う。何言ってもかけないだろうけれど。農薬とは違うから良いか。

 水は田面の上にわずかに乗るぐらいで雑草を埋め込んだ。水が多いと埋め込むことができない草が出て浮き上がってしまう。昨年までの深水の荒代かきならそれでも良かった。次の代かきで浅水にして埋め込めばきれいになった。今年は水が来ないことを前提に作業を計画したので、最初から浅水で代かきをしている。
 
 深水2回代かきは雑草を水田に生やさないすごい方法で、数年前まで水田の中に入っての除草作業など必要なかった。ところが、電気料金節約のため5月下旬から週に2日、用水機場が停止することになった。たいがいの農家はこのころ水田の中干しに入り水がいらなくなる。こちらはそのころ田植をするので水は使い放題だった。民間稲作研究所の稲葉先生の言われる通りに農作業をすれば問題なかった。

 普通の農家が水をいらなくなって使い放題だった水が来なくなった。こちらの対応の仕方には考えられる方法がいくつかあったが、普通の農家のようにやってみるのが一番良いだろう、ということだ。そうすると、深水という最も簡単な雑草対策ができなくなるが中耕除草機で埋め込む方法が良いだろうと昨年やってみた。今年もそれで行く。
 田植後、すぐに水をいれる必要もない。田の水持ち状態によってはずうっと浅水で通せるかもしれない。

 これからは、何日間水がなくても苗は生きているか、というようなことを考えるようになるかもしれない。

 田植が終わると中耕除草機を押して田の中を何キロも歩く。普通の農家から見れば、頭は正常か、のレベルだ。

 足腰がおかしくならないように強化していると思う人はいない。本人もできればやりたくない。やっとやっている。実益と健康とーーーそう思う以外にないーーースポーツだ、と頭の中で。

コメント
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