玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

代かき開始

2019-05-25 04:57:16 | 
 満水になった田から代かきを始めた。今年から浅水で代かきするので田面を普通の農家がやるように平にしないと。




 雑の埋め込みが終わり全体を見ると、高いところがあるので何回も回って平にした。


 途中。





 雑草の繁茂したところは高いところだけで、低いところは水がたまるので雑草はあまりでない。代かきをすると高いところはますます高くなる。
 普通の農家は田面を均平にする作業は冬の乾燥した水のないときに行っている。雑草を生やしてておく方式のこちらの田はそれをやると草が一旦なくなるので田植になって草が育っていないことになる。すると肥料になるものがなくなるので追肥をするようになる。追肥をしたことがないのでそういう方法は使えない。

 レーザーレベラーを使うと一枚の田は2時間ぐらいで終わっている。何度もおなじところを回って平にしている。たいへん高価な機械で大農家しか持っていない。
 そういう高価な機械を使わないで、高いところの土を削って低いところに持っていく方法は時間もかかり目測なのでレーザーレベラーのようにぴたりとはいかないらしい。

 昨年は2枚の田を、高いところの土をドライブハローを停止させて後ろの板を立てて移動させた。水があるので簡単に移動する。ところが、始めると低いところが高くなってしまい、そこの土をまた移動させたりとずいぶん頭を使ったらしい。
 今年はそれにこりてレーザーレベラー方式を真似して何回も回るようにした。何回も同じところを代かきしているとだんだんトラクターのタイヤがのめり込んでいく。ここの田は昨年、トラクターを落とした。落ちたところは避けてグルグルと回ったらしい。
 ドライブハローをあまり深くしないで代かきしたかったようだ。
 しかし、深さ調整レバーを一番下まで下げないと自動で均平するようにならない。深度調整のダイヤルは0にしてこれ以上浅くはできない状態で行った。

 タイヤがだんだん沈んで行くのがわかる。もう少し平にしたかったがやむを得ずやめた。このような粘土質田では、やはりドライブハローの後ろの板を使ったほうが良いのでは。頭も使うが何となく安心して作業ができる。

 粘土質の田は、ちょっと早めに満水にして時間をかけてドライブハローの板を使う方法が良い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする