玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

見えない聞こえないおそろしい世界

2019-05-20 05:38:27 | 健康
 有名な童謡唱歌の、虫の声、何種類かの虫の鳴き声が歌詞になっている。

 ウィキペディアによるとーーー
松蟲はちんちろちんちろ ちんちろりん。
鈴蟲はりんりんりんりん りいんりん。
きりぎりすはきりきりきりきり
くつわむしはがちやがちやがちやがちやーーーーー

 虫がどういうふうに鳴くのか言葉で子供は理解した。秋の夜長の虫は共存共栄だということも理解した。弱肉強食など関係ない。

 現代の住宅は防音構造なので虫の声は聞こえない。窓を開けないと聞こえない。
 秋の夜長をしめきった部屋でテレビを音量を上げて見ている年寄りにはきっと虫の声は聞こえないだろう。ものすごい音量が必要ということはすぐそばの音が聞こえない。高音は完全に聞こえなくなっているにちがいない。重低音だけの世界。虫の羽音なども聞こえないだろう。

 老眼というのは文字を読むのに苦労するらしい。老眼鏡をつけないと読めないらしい。遠くはよく見える。同じ年代の人が書類を見るとき眼鏡をかけるのを見てなにをやっているんだと不思議がっていた人間からは想像できない世界だが、テレビは書類よりずいぶん離れたところで見るので老眼鏡をかけなくても見えるのだろう。

 味覚、嗅覚は正常だろうか。添加物の入った食品を選ぶのでそちらも危ない。醤油などわざわざ添加物混入のものがうまいと選んでいる。

 視覚、聴覚、その他すべて不完全。

 蜂がブンブン飛んでいる、こういう表現は通じない。聞こえないから。

 蜂が攻撃体制を整えてもわからない。近くでは見えないから。

 ガツンと食らってからようやく

   痛い

と刺されたのがわかるのだろう。

 自分の体は動物性の栄養豊富なもので自然界に無防備になっているうえにセンサーがまるで役に立たない。

 蜂さん、いつでも刺してね

 これでよくもまあ、今まで生きてこれたものだ。ものすごい強運。

 虫を絶滅させたくもなるだろうなあ。
 農薬には耐性をつけさせてより強力なものを出現させるという宇宙を作った方もビックリ仰天のすざましい超能力を持っているので、



 何度も言っていますがそんなものには頼らずに自分の体を植物性にしてください。

 虫の声が作られたのは1910年らしい。わずか百数年前のことだ。そのころは虫に刺されない健康な食事をしていたことがわかる。虫を殺そうなどと考える人はいなかった。農薬がないから。共存共栄だ。ジャングルへ行っても虫に刺されるような人はいなかったのかもしれない。

 環境に適応できないので、自分を変えないで環境を変えようとする五感の劣化ーーーー退化。ひたすら退化しているようなーーー

 
コメント
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