玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

雨は夜

2019-05-30 01:46:37 | 
 28日の夜、雨が降った。昨日29日は午前中はさらさらと降って午後は曇りになった。江戸崎測候所では9mmの雨だった。





 もう少し雨が降るかと思っていた。排水口は水面より数cm高いところにあるので今回も田の中にためることができた。
 今、一滴も水を流さないでいるところは、玄米ごはん族の田だけだと思う。代かきをやったばかりのところは水中に雑草の養分が溶け出しているので、これを排水口から流したら無料の肥料分が消えてなくなる。それと雑草から出る有機酸が雑草の芽をつぶすことができなくなる。代かき水は流しては大損害になる。
 田植が終わってからも排水はしない。貴重な水は捨てられない。苗の成長に合わせて水位を高めていくが、水は捨てない。

 今年は雑草を埋め込みながら代かきを浅水で一回ですませている。

 代かき前は、雑草がいっぱいの田を来年はもっとふやそう、簡単に埋め込めるように透水性を良くしよう、などとと考えていた。

 代かきは、雑草が田の中にずうっと埋まっているように田面ギリギリでやる。

 代かき水は流さない。

 田植も田面ギリギリでやる。

 田植後も水は流さない。

 深水にはしない。できないので。

 中耕除草機をいれるときも水は流さない。自然に水位が低下するのを待つことにする。

 6月はこの予定で行く。



 深水二回代かきにすると雑草が出ない。数年前まで除草のために田に入るようなことはなかった。追肥もしないので田植が終わったら周囲の畦道の草刈りだけやっていれば良かった。数年前までは本当に良かった。作業時間も少なかった。
 昨年からは足腰強化にもなる中耕除草を始めた。作業時間は一桁違った。中耕除草ロボットが販売されるのはいつだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする