玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

漏れを防ぐ

2019-06-28 01:45:48 | 
 周りの田は中干しをしているので、こちらの田はいつも満水になっている。時々、雨が降ると水位が高くなって排水路に穴があく。穴からゴーゴーと音がでている。




 穴があいていては、満水でも一日で田面が見えてしまう。そうならないように苗マットでふさいでいる。




 水漏れがあればすぐにふさがないと水がなくなり後でコナギの大繁茂になってしまう。毎日見回っている。
 今回はこぶしがすっぽり入るような大きな穴からすごい勢いで水が流れていた。始めはもれているかどうかわからないぐらいの小さな穴が、水位が高くなると水圧であっという間に大きくなる。
 数年前まで土嚢でふさいでいた。土嚢を使うと土嚢の表面を水が伝わって泥となじまない。すると土嚢が沈下しその分がそっくりそのまま大穴になり漏水どころか排水口を新たに作ったようになってしまう。
 そこで考えたのが、苗のマットを穴に当てる方法だ。

 一旦穴が大きくなると、どろを入れてふさごうとしても全部排水路へ流れてしまう。この苗のマットを穴に当てればすぐにチョロチョロという音に変わって漏水という言葉がぴったりになる。

 どんなに水をいっぱいためこんでいても、ザリガニさんが穴をせっせとあけてくれるので瞬間的に防ぐようにしている。
 
 早期発見、瞬間補修。

 ザリガニさんも、苗の根がびっしりのマットには、立派なハサミも使えないようだ。ザリガニさん、努力を無にしてゴメンね。こちらも水を貯めておくには穴を見つけたら塞がないとなくなってしまうんです。小さな穴は水漏れしていても音がしないとわからないから、大きな穴にしないでチョロチョロごまかして小さな穴のままにしておきなさいよ。水位はだんだん高くなるからそれに合わせて穴の位置もあげなさいよ。いちいち作るのがめんどうだから大きくするのもわかるけど、見つけますよ。瞬間補修します。



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