玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

株間の雑草は少しなくなった

2019-06-12 04:02:05 | 
 昨日は中耕除草機に引かれた。大雨で水位が上がったので排水口から流したがなかなか低下しない。しょうがないので水位が高いまま中耕除草をした。






株間の除草がうまくいかない。



中耕除草機の跡は中央の2本がグラグラになって数cm動いてしまう。






 水が多いとやりやすいようだ。
 しかし、苗のほうは移動したり無くなったりしている。

 中耕除草機の取り扱い説明書には一週間から10日ごとに3回やることになっている。中央の苗が移動して間隔が狭くなったり広がったりしていては2回目は踏みつぶしていってしまう。

 先日、中耕除草で田植え後あまり早くやりすぎたと考えて昨日は10日目、9日目に行ったが9日目のほうがグラグラになってしまった。

 やはり水が多すぎた。中耕除草機の中央部分が通ったところは元の真っ直ぐなラインに戻るかどうか。戻らなければ2回目は埋め込まれてしまう。

 これでは中耕間引きになってしまう。株間の雑草は減少するが泥をかぶせられない。

 水位が高いと作業は楽だ。30aの田を2枚を4時間で終わった。たいがい1枚やれば、グッタリして休憩が長時間続く。
 人間は楽でも苗にとってはとんでもないことになった。

 昨年は苗が大きくなって根付いてからの中耕除草で苗が移動するようなことはなかった。そのかわり、株間の雑草には全く泥をかぶせられなかった。
 今年は、泥をかぶせても起き上がって来るものすごい雑草がある、というのがわかった。

 こうして考えてみると、田植え後何日で中耕除草機を使う、という取説の記述は、

 代かき後何日で使う、

としないとダメなのではないか。

 まだ代かきも田植えもしていない田があるので、代かき後何日が良いか確かめることができる。

 要は、代かきをしたらなるべく早く田植えをして、カウントダウンは代かきから、ということだ。
 普通の農家のように代かきをまとめて行い、田植えもまとめて行う、という方法は使えない。深水2回代かきのように、
 代かき、田植え、代かき、田植え、ーーーーーーというように1枚ごとに終わらせて行くしかない。

 除草剤の威力はものすごいなあ。中耕除草機を使う限りまとめての作業はできない。人間はがんばれても。

 中耕除草機を何台も購入しアルバイトを雇ってーーーーーーーなんて考えても今の除草剤万能の時代に田の中を歩こうなどという人はいない。


 無農薬、無肥料の米を食いたい、
動機はこれだけ。足腰強化は二番目。規模拡大ははるかかなた。

 中耕除草機を使わない方法を取り入れないと現状維持だ。

コメント
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