玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

浅水と深水

2019-06-29 02:28:03 | 
 深水より浅水にしておくほうが、ザリガニに穴をあけられても大きくはならない。





 深水しておくと、鴨が飛んできて田の中が飛行場になったりザリガニの大穴で田面が見えるようになったりする。中耕除草を田植え後早めに行えば雑草がなくなり浅水にしておける、と思ったがコナギが大きくなってきた。今頃深水にしても遅いが、そうしないと雑草が繁茂してくる。

 もう少し確実な除草機はないのだろうか。最初から深水にしようにも週に二日断水では無理だ。周囲の田が中干しをはじめたので深水を維持できるようになった。
 それなら田植えを周りの中干しに合わせて始めれば良い、と考えて実行すると収量は数分の一に大幅減収になる。これから田植えをする田は毎年大減収だ。

 いっぱい水をためこむと鴨とザリガニのいこいの広場になってしまう。浅水しておくと飛行場にできない。ザリガニが穴をあけてもたいして大きくならない。浅水にすれば深水の時のようにはよって来ない。

 深水は自然界を前にしてこちらを狙っていいですよ、甘んじて攻撃を受けます、といっているようなものだ。狙われるようなことをやっているのにもかかわらず守る方法は、やられてから、というのも考えてみるとすごい。
 畦を人工的に草を出ないようにする方法もあり、ザリガニは穴も作れない。それはやらない。

 自然に、自然に、といっているが、自分で原因を作っている。自然にないことをやるとあれこれ対策が必要になる。無駄なことをしているように見える。
 
 ちょっぴり水ーーー自然に逆らわないで稲作をする水位。こういうのがあれば、ーーー
 動物にとって魅力なし。手だしできないし来てもしょうがないから、よりつかない。
 ちょっぴり水で田面が半分以上見えるように育てると、水の管理は何の心配もなくなり田の周囲の畦を見回らなくてすむ。
 しかし、今の方法を続ける限り雑草大繁茂で大減収確定だ。
 将来、株間の雑草も埋め込めるような高性能の除草機を使えばちょっぴり水にできる。いつ頃登場するのだろう。そんな機械があれば週に3,4日断水しても問題ないかもしれない。週に二日だけちょっぴり通水。
 電気料もずいぶん節約できる。こちらの作業時間は大幅に増えるが、ロボットなら関係ない。普通の農家の田は除草剤で草一本もない。今でさえ週二日通水ができるかもしれない。それで農家全体の費用が減るなら良いことだろう。

 それ以外の方法はーーー

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