「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

車の運転

2009年03月10日 16時29分05秒 | 心臓手術体験記
いったい、何時になったら車の運転ができるの?

今の世の中車がないと本当に不便です。我家の奥様は免許を持っておりません。なので私が車を運転しないと家族の行動範囲がいっぺんに狭まってしまいます。そして車がないと仕事に復帰できてもしばらくは通勤も電車になってしまいます。胸骨がしっかり付くまでは満員電車には乗りたくありませんよね。

私は、以前にも書きましたが今回の手術はあくまでも単なる外科の手術であって、退院したらさっさと職場復帰し、マラソンも始めたいと思っているのです。なので初めから復帰後も職場へは電車ではなく車でと決めていました。

211号室で同室になった花屋を営むMさん。彼は私より早く退院していきましたが、退院の日に看護師さんから車は2ヶ月経ってからね、と言われ困惑していました。花の仕入れや配達のために運転手を雇わなければならないな、と言っていましたが、彼の様子から私には人を雇っていたら商売にならないよね・・・と言っているように見えました。たぶん、彼は今頃もう自分で花の仕入れや配達もこなしていると思います。



2月28日に退院した私はその日の内に、3月9日に会社へ出向き仕事の復帰をいつにするか相談してこようと決めました。当然その日は車で行きます。なのでその準備として3月5日から車の運転をし、徐々に運転の感覚を戻そうと考えました。私が退院後初めて車を運転したのは退院後5日目でした。

5日から会社への往復を運転した9日までの運転時間は下記の通りです。


3月05日(木)
5分程度 自宅周辺を一回り シートベルトの圧迫感あり。思ったほどの危険性はないと思う。

3月06日(金)
40分程度 自宅→コジマデンキ→つきみ野サティ→実家→自宅
バックでの運転時は身体を後ろに捻るので胸骨に多少の不安感あり。

20分 自宅→ノジマデンキ→自宅 前進時のハンドル操作で負担になるようなことはない。

30分 自宅→子供の友達宅へ送迎→眼科(子供の通院)→自宅

20分 自宅→南林間テニスクラブ(往復X2回) 長男の送迎

3月07日(土)
25分 自宅→つきみ野サティ(往復)

30分 自宅→泉の森公園→イナゲヤ→自宅 泉の森公園では散歩のリハビリ

3月08日(日)
20分 自宅→つきみ野サティ(往復) 子供の映画送り

20分 自宅→つきみ野サティ(往復) 子供の迎えと買い物

3月09日(月)
40分 自宅→会社(往復) 走りなれた道路なので何の不安もなかった。


開胸手術後、車を運転する際の問題点は


1.直進から右左折する際に左右を見ますが、その時に首だけねじって左右を見ようとすると胸に負担がかかります。またバックから、そのまま右左折する場合も同様です。ルームミラーとドアミラーだけを見て済むのであれば問題はありませんが、後ろを直視する場合にはかなりきつい思いをします。私の自宅は道路から私道を入った奥にあります。帰宅時に頭から入ってしまいますので、自宅を出る時はバックでの発進となります。左右や後ろを振り向く際には上半身ごと見たい方向に身体を回せばその負担感は軽減されます。

2. シートベルトが傷口をこすりますので、不快感があります。私は片手でシートベルトを掴んで胸に直接当たらないようにしていますが、右左折などの時はハンドルを両手で持ちますので、どうしてもシートベルトの不快感からは逃れられません。

余裕を持って会社への復帰が出来る人は、病院側が言っている2ヶ月後からの車の運転がやはり安全だと思います。担当医師の許可を取ってからにしてください。

しかし、そうとばかりは言っていられない人もいます。退院後5日目から車の運転をした私としての感想は、1回の運転が20~30分までであれば退院後1週間とか10日で大丈夫と思いました。ただし、事故ってエアバックが作動してしまった場合は胸骨が完全にずれてしまうと思われますので、その覚悟で運転してください。当ブログの記載事項での責任は当方では負いかねます。各自のご判断、自己責任でお願いいたします。


<事故責任は自己責任>

コメント (10)
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