今日二つ目の記事です。
ペースメーカーを身体に植え込むと身体障害者1級となり、住んでいる自治体から様々な福祉を受けることができます。その一つに駐車禁止除外指定車の標章というのがあって、8月中旬に申請していたこの標章を先日大和警察署で頂いてきました。この標章を車のフロントガラスの外から見える場所に掲示しておけば路駐していても捕まらないという優れもの(?)なんです。いったいどんなデザインの標章なんだろうと興味深々だったのですが、受け取った時には愕然としてしまったのでした。なぜならそこには「歩行困難者使用中」と大きな字で印刷されていたからです。
写真がその標章です。
これがあるととても便利ですよ、と多くの身体障害者の諸先輩方から話を聞いていましたが、「歩行困難者使用中」はないでしょ!と言うのが私の第一に思った感想でした。
ペースメーカーを植え込んでしまうと交通規則上は歩行困難者と同じくくりになってしまうんですね。しかし、これからフルマラソンを走ろうかという人間としては歩行困難者としてこの標章を使用するにはかなりの抵抗感があります。使えば便利なことは分かりますが、この標章を掲示して路駐していた車に元気いっぱいな姿で乗り込む勇気は残念ながら私にはありません。
いつかは実際に私も歩行困難者になる時がくるのかもしれませんのでその時には堂々とこの標章を使わせていただこうと思っていますが、現時点では使用することはないと思っています。