1月30日(金)
心臓カテーテル検査のため1泊の入院
自宅から大和成和病院までは車で5分の距離です。1泊だけなので、今日は車で病院へ。大和成和病院の駐車場はかなりの台数が止められます。総合病院ではないので、患者達やその家族が車できても皆余裕を持って駐車できます。明日また車に乗って帰るので看護師さんに許可を取って車もそのまま駐車場に1泊です。
病院の建物の周りにも駐車場はありますが、それ以外にも50mほど離れたところに第一・第二駐車場があります。かなりの台数が停められます。病院3階の窓からの写真です。
1階の入院受付へ。ここで、入院前に渡されていた書類を提出し、預け金の10万円を払う。
・検査実施承諾書
・ヨード造影剤使用の説明書・同意書
・入院中の安全確保について(身体抑制に関する説明と同意書)
・アメニティセット申込書
3階のナースステーションへ行ってください、とのことで3階へ。
3階北側廊下の様子
<この時点ではHPのことが頭にありませんでしたので、検査などについてのメモは一切取っておりませんでした。後日、私の記憶と病院から頂いている書類等を頼りにこのページを作成いたしました。ですので、時間表示につきましては記憶がさだかではありません。省略させていただきましたのでご了承ください。>
ナースステーションから病室へ行く途中で、「●●さん」と私の名前を呼ぶ女性がいました。ん?誰だ?と思いながら振り向くと、私が現在勤めている会社の同じ部署で昨年秋まで勤めていたHさんが看護師の様な制服姿で立っているではありませんか。ビックリして話を聞くと、その後アメニティサポートをしている会社に就職し、この病院で働いているとのこと。世の中狭いよな~、と改めてビックリしてしまいます。
病室で病衣に着替え、検査2時間程前から点滴が始まりました。そして、看護師さんによる剃毛があります。この年になってもやっぱり恥ずかしいですよね。点滴をしていなければ自分でするのですが・・・
カテーテルの挿入箇所は右腕と右脚付け根の2箇所だそうです。右脚付け根から挿入するためにどうしても剃毛して清潔にしないといけないとのこと。挿入箇所については、1月22日の説明では6箇所からとのことだったので、かなり負担感がありましたが2箇所からならと一安心です。
この後、検査時間になり歩いて1階の検査室へ。検査室に入り、検査台に乗ってから気が付いたのですが、室内にはクラシック音楽が流れていて、ゆったりした気分になれます。もう30年近く前ですが、盲腸の手術の際は手術室が何の面白みもない空間で、そしてやけに寒く感じられ震えたことを思い出しました(武者震い?だったのか)。その時とは大違いで今は随分とリラックスできています。
検査をしてくれる奥山医師と挨拶を交わす。そしてもう1人は武藤先生も検査室にいて検査を行っていただきました。
検査台に横になって、上を見上げると心臓内の画像を表示させるディスプレイが目に入りました。ああ、これで画像を確認できるのだな、検査してもらいながら自分でも確認できるのでこれはいいな、などと考えましたが、どういう訳か始めのうちはなかなか画像を見る気にはなりませんでした。
カテーテルの挿入は、局部麻酔をしてくれますので、痛くはありません。ただし、造影剤を注入されると身体中、足の先から頭のてっぺんまでグァ~と熱くなります。気持ちが悪いまではいきませんが、決して気持ちの良いものでもありません。そして、カテーテルが心臓内に入って来た時には、何かが心臓に入っているというのが判り、思わず「何か入ってますね。」と先生に言ってしまいました。先生は、笑いながら「そうです。何かが入っているでしょ。」 画像を見ると心臓内と思われるものが映し出されていて、そこを細い針の様なもので何回か突っついているのが判りました。後で先生に聞いたところでは、欠損孔にカテーテルを通そうとしていたとのこと。しかし、孔が小さく途中で断念したそうです。
検査終了後、私は立ち上がることができません。なので、検査室には病室で使っているベッドが搬入されていて、検査台からベッドへ4-5人掛かりで私を持ち上げて移動させてくれました。
検査室から外へ出ると、そこには先程のHさんが。もう1人の看護師さんと2人で私を病室まで運んでくれました。
カテーテルを挿入した右腕には腕を動かさない様にするための固定板が取り付けられていて、肘を曲げることはできません。この固定板が取れるのは検査後4時間ほどしてからです。また、造影剤を体外に出すために最低500ml以上の水分を積極的にとって排尿する必要があります。
夕方、検査結果につて、ナースステーション前のミーティングルームにてS医師より説明 。
診断は当初の通り、心房中隔欠損症で欠損孔の大きさは1cm以下とのこと。他に合併症はないが、心臓内の圧力は高くなっていて、また息切れや動悸などの症状も既にでているので、手術をすることについての適応は充分に満たしている。とのこと。
私は、1月22日の検査結果を聞いた時点で手術をすることを決めていましたので、その場で改めて手術をお願いします、とS医師に頼みました。S医師は執刀するのは奥山医師で、今病院内にいるので連絡を取ってこの場に来てもらおうと携帯電話で奥山医師に連絡。S医師は退席した。程なくして奥山医師が医療コーティネーターの牧野さんと共に入室。挨拶を交わし奥山医師に手術をしていただきたい旨をお願いした。
ここで、思わぬ展開が、
奥山医師が私の病状について改めて説明をしてくれたのです。そして、なんと、私の心臓は心房中隔欠損症だけでなく合併症として、この心房中隔欠損が原因で右心房が肥大し、その肥大に伴い、右心房と右心室の間にある三尖弁がいびつになっていて、この弁膜の閉鎖不全を起こしているとのこと。更にここからも血液の逆流が認められ、現在症状として出ている息切れや動悸はこちらの逆流が原因であろうとのこと。
うわぁ!何だ何だ!合併症があるのか!!
どうなっているんだ!・・・・・
慌ててしまいましたが努めて冷静を装い、兎にも角にも手術が必要なことに代わりはないので、出来るだけ早い日取りで手術をしてくださいとお願いしたのです。既に多くの手術が入っているようで、結局2月17日入院の21日手術と決まりました。わぁー結構混んでるのね。というのが私の感想です。さすが心臓に関する専門病院で、TVなどでも何度も取り上げられているだけのことはあるなーと納得。私は手術をやるとなったらさっさとやってしまいたい性質です。半年程度の先延ばしは可能なのでしょうが、そうしてしまうとその間に手術に対しての恐怖心が湧きあがってしまうのが判っています。なので、さっさと日取りを決めてしまうのが一番と考えました。
1月31日(土)
この日は退院前に心エコーの検査があり、検査後昼前に一旦退院です。1階会計で清算を済ませ、自分の車で帰宅。
心臓カテーテル検査のため1泊の入院
自宅から大和成和病院までは車で5分の距離です。1泊だけなので、今日は車で病院へ。大和成和病院の駐車場はかなりの台数が止められます。総合病院ではないので、患者達やその家族が車できても皆余裕を持って駐車できます。明日また車に乗って帰るので看護師さんに許可を取って車もそのまま駐車場に1泊です。
病院の建物の周りにも駐車場はありますが、それ以外にも50mほど離れたところに第一・第二駐車場があります。かなりの台数が停められます。病院3階の窓からの写真です。
1階の入院受付へ。ここで、入院前に渡されていた書類を提出し、預け金の10万円を払う。
・検査実施承諾書
・ヨード造影剤使用の説明書・同意書
・入院中の安全確保について(身体抑制に関する説明と同意書)
・アメニティセット申込書
3階のナースステーションへ行ってください、とのことで3階へ。
3階北側廊下の様子
<この時点ではHPのことが頭にありませんでしたので、検査などについてのメモは一切取っておりませんでした。後日、私の記憶と病院から頂いている書類等を頼りにこのページを作成いたしました。ですので、時間表示につきましては記憶がさだかではありません。省略させていただきましたのでご了承ください。>
ナースステーションから病室へ行く途中で、「●●さん」と私の名前を呼ぶ女性がいました。ん?誰だ?と思いながら振り向くと、私が現在勤めている会社の同じ部署で昨年秋まで勤めていたHさんが看護師の様な制服姿で立っているではありませんか。ビックリして話を聞くと、その後アメニティサポートをしている会社に就職し、この病院で働いているとのこと。世の中狭いよな~、と改めてビックリしてしまいます。
病室で病衣に着替え、検査2時間程前から点滴が始まりました。そして、看護師さんによる剃毛があります。この年になってもやっぱり恥ずかしいですよね。点滴をしていなければ自分でするのですが・・・
カテーテルの挿入箇所は右腕と右脚付け根の2箇所だそうです。右脚付け根から挿入するためにどうしても剃毛して清潔にしないといけないとのこと。挿入箇所については、1月22日の説明では6箇所からとのことだったので、かなり負担感がありましたが2箇所からならと一安心です。
この後、検査時間になり歩いて1階の検査室へ。検査室に入り、検査台に乗ってから気が付いたのですが、室内にはクラシック音楽が流れていて、ゆったりした気分になれます。もう30年近く前ですが、盲腸の手術の際は手術室が何の面白みもない空間で、そしてやけに寒く感じられ震えたことを思い出しました(武者震い?だったのか)。その時とは大違いで今は随分とリラックスできています。
検査をしてくれる奥山医師と挨拶を交わす。そしてもう1人は武藤先生も検査室にいて検査を行っていただきました。
検査台に横になって、上を見上げると心臓内の画像を表示させるディスプレイが目に入りました。ああ、これで画像を確認できるのだな、検査してもらいながら自分でも確認できるのでこれはいいな、などと考えましたが、どういう訳か始めのうちはなかなか画像を見る気にはなりませんでした。
カテーテルの挿入は、局部麻酔をしてくれますので、痛くはありません。ただし、造影剤を注入されると身体中、足の先から頭のてっぺんまでグァ~と熱くなります。気持ちが悪いまではいきませんが、決して気持ちの良いものでもありません。そして、カテーテルが心臓内に入って来た時には、何かが心臓に入っているというのが判り、思わず「何か入ってますね。」と先生に言ってしまいました。先生は、笑いながら「そうです。何かが入っているでしょ。」 画像を見ると心臓内と思われるものが映し出されていて、そこを細い針の様なもので何回か突っついているのが判りました。後で先生に聞いたところでは、欠損孔にカテーテルを通そうとしていたとのこと。しかし、孔が小さく途中で断念したそうです。
検査終了後、私は立ち上がることができません。なので、検査室には病室で使っているベッドが搬入されていて、検査台からベッドへ4-5人掛かりで私を持ち上げて移動させてくれました。
検査室から外へ出ると、そこには先程のHさんが。もう1人の看護師さんと2人で私を病室まで運んでくれました。
カテーテルを挿入した右腕には腕を動かさない様にするための固定板が取り付けられていて、肘を曲げることはできません。この固定板が取れるのは検査後4時間ほどしてからです。また、造影剤を体外に出すために最低500ml以上の水分を積極的にとって排尿する必要があります。
夕方、検査結果につて、ナースステーション前のミーティングルームにてS医師より説明 。
診断は当初の通り、心房中隔欠損症で欠損孔の大きさは1cm以下とのこと。他に合併症はないが、心臓内の圧力は高くなっていて、また息切れや動悸などの症状も既にでているので、手術をすることについての適応は充分に満たしている。とのこと。
私は、1月22日の検査結果を聞いた時点で手術をすることを決めていましたので、その場で改めて手術をお願いします、とS医師に頼みました。S医師は執刀するのは奥山医師で、今病院内にいるので連絡を取ってこの場に来てもらおうと携帯電話で奥山医師に連絡。S医師は退席した。程なくして奥山医師が医療コーティネーターの牧野さんと共に入室。挨拶を交わし奥山医師に手術をしていただきたい旨をお願いした。
ここで、思わぬ展開が、
奥山医師が私の病状について改めて説明をしてくれたのです。そして、なんと、私の心臓は心房中隔欠損症だけでなく合併症として、この心房中隔欠損が原因で右心房が肥大し、その肥大に伴い、右心房と右心室の間にある三尖弁がいびつになっていて、この弁膜の閉鎖不全を起こしているとのこと。更にここからも血液の逆流が認められ、現在症状として出ている息切れや動悸はこちらの逆流が原因であろうとのこと。
うわぁ!何だ何だ!合併症があるのか!!
どうなっているんだ!・・・・・
慌ててしまいましたが努めて冷静を装い、兎にも角にも手術が必要なことに代わりはないので、出来るだけ早い日取りで手術をしてくださいとお願いしたのです。既に多くの手術が入っているようで、結局2月17日入院の21日手術と決まりました。わぁー結構混んでるのね。というのが私の感想です。さすが心臓に関する専門病院で、TVなどでも何度も取り上げられているだけのことはあるなーと納得。私は手術をやるとなったらさっさとやってしまいたい性質です。半年程度の先延ばしは可能なのでしょうが、そうしてしまうとその間に手術に対しての恐怖心が湧きあがってしまうのが判っています。なので、さっさと日取りを決めてしまうのが一番と考えました。
1月31日(土)
この日は退院前に心エコーの検査があり、検査後昼前に一旦退院です。1階会計で清算を済ませ、自分の車で帰宅。