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「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

ケアラーズカフェ(介護者のつどい)

2023年06月21日 22時04分23秒 | 介護


今日は午後1時半からケアラーズカフェに行ってきました。市内の中央地域包括センターが偶数月に開いている介護者さん達の集いです。今年の2月に初めて参加し、4月は行けませんでしたので今日が2回目の参加です。

介護者さん同士で集まってお互いの介護状況などを話して、人に言えない愚痴を聞いてもらったり、少しでもストレス緩和に繋がれば、あるいは自分の介護体験がお役に立てばお話したい、など様々な理由で集まっています。定員は15名までなのですが、2月も今回も参加者は共に私を含めて5名でした。この内2月にも来ていた方が1名、3名は初対面の方でした。そして支援センターの職員さんが2名の合計7名でお話をしてきました。

3時までの1時間半なのでこの程度の人数の方がそれぞれおしゃべり出来る時間が十分に取れてかえって良かったです。皆さんそれぞれの状況をお話になったり困っていることを話たりして私も久し振りに他人との会話が出来て大変満足できた時間となりました。

ただ今回気になったことがありました。私の父が徘徊が始まったことを話した流れでスタッフさんから出た話です。認知症の親などが自宅から勝手に外へ出ない様にと玄関のドアの内側で彼らの手の届かない所にカギを追加で取り付ける行為は認知症患者さんへの身体拘束行為に当たるのでしてはいけません、との事でした。認知症を患っていても人権と言うものがあるので自由に外へ出られない様にするのは違反行為だそうです。

ビックリしました。我が家では新たにカギを設置するところまではまだしていませんが、深夜寝静まっている時に父が徘徊で外へ出てしまったら大変なことになるだろうと隣の部屋で寝ている私はちょっとした物音でも気が付いて目を醒ましています。なので自分の安眠を確保するためにそろそろドアへの新たなカギの設置を考えないといけない、と思っていたところなんです。他の参加者さん達も一応にビックリしていました。

同じ様に認知症患者が弄便(自分の便をいじる行為 )になった場合にその行為を止めさせるためにツナギの服を着させてオムツの中に手を入れさせない様にするのも身体拘束に当たるそうです。

帰宅後家内とラインのやり取りでこの話をしたところ、デイサービスやショートステイの施設などでもドアに施錠をして勝手に外へ出られない様にしているよね、との返答がありました。そう言われてみれば施設では必ず施錠しています。施設ではOKで、一般の家庭ではNGと言うのも変な話です。なのでネットで色々検索してみたら、施設でも本来は違反行為なのですが、スタッフの人出不足や安全面を優先して施錠をせざるを得ない、という事で一般的に行われている様です。という事は一般の家庭でも同じ理由で施錠をせざるを得ない、でOKなんでしょう。ケアラーズカフェのスタッフさんは話の流れで注意事項として本来はこういうことになっていますよ、と建前の話をされたのでしょうね。

今月末に両親の担当のケアマネさんが実家に来てくれるのでこの話をしてみたいと思っています。


コメント (2)
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