一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

大丈夫か東京三菱UFJ銀行

2006-06-11 | よしなしごと

両親が、暗証番号を変えるのも覚えているのも面倒だということで東京三菱UFJ銀行で静脈認証のキャッシュカードを作った。
ついでに片方が病気になったときに口座から金を引き出せないと困る、ということで代理人カードというものも作った。

それで晴れて(というのは語弊があるが)母親が具合が悪くなったときに父親が代理人カードで引き出した。

ところが、なぜか父親の口座から金が引き落とされていた。

老眼なのでカードを自分のと間違えたのでは?といったら、そんなことはない、と怒られた。
なにしろ銀行の人に言ったら係が引き落とし口座の登録を間違えたとかで平身低頭平謝りだったそうな。

でも、Aの口座の代理人カードをBが作るとすると代理人カードは本来次のようになるはずです。

口座名義人:A
口座番号:Aの口座
暗証番号(静脈情報):Bの情報


これでBの口座から引き落とされたということは、

<Case1>
口座名義人:A
口座番号:Bの口座
暗証番号(静脈情報):Bの情報

<Case2>
口座名義人:B
口座番号:Bの
口座暗証番号(静脈情報):Bの情報

のどちらかのはず。

Case1だとすると、代理人カードの発行情報の入力において、名義人と口座番号が一致しなくてもエラーにならない、ということになります。

Case2だとすると、要するに「Bの本人カード」を作ってしまったわけで、「代理人カード申込書」を見て本人カードを作るというレベルの事務処理がなされていることになります。また、今回の場合、父親は既に本人のカードを持っているのですから、二重発行でエラーになってもよさそうです。


三菱東京UFJはシステム統合を念のため先送りにしましたが、それ以前に現在のシステムにも問題がありそうですね。


いずれにしろ自分の口座はこまめにチェックしたほうがよさそうです。

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網と魚と漁師

2006-06-11 | よしなしごと

切込隊長のところで見た記事
中国が検閲強化、Google.comへのアクセス不能に

これを見るとインターネットは物理的には通信線でつながっている、という当たり前の事を思い出させてくれます。
国際通信の出入り口は江戸時代の長崎の出島のようなもので、これを押さえれば情報統制は簡単、ということです。


そしてこのニュースは、Web(電網)2.0に対する

魚を根こそぎ網で掬ってやろうというGoogle
僕たち魚はGoogleに掬われてしまう、というGoogle本の筆者と読者
網を引き上げるロープを握っている事が大事なんだという中国政府

という、それぞれの想像力・ビジョン・立ち位置の違いを際立たせていると思います。

コメント (2)
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