一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

逆張り

2009-04-07 | あきなひ

このご時勢でもお金のあるところにはあるようです。

当社孫会社(㈱栗駒ゴルフクラブ)の株式の譲渡(孫会社の異動)に関するお知らせ 当社孫会社(㈱金沢ゴルフクラブ)の株式の譲渡(孫会社の異動)に関するお知らせ 当社孫会社(㈱播州カントリークラブ)の株式の譲渡(孫会社の異動)に関するお知らせ
(2009年4月6日 株式会社アコーディア・ゴルフ(2131))

譲渡価格は不明ですが譲渡損益はそれぞれ△190百万円、70百万円、50百万円ということですが、2008年度の営業収益がそれぞれ△87百万円、△100百万円、△20百万円とすべて赤字のゴルフ場の売却なので、安く売ったとしてもアコーディア(=ゴールドマン・サックスのゴルフ投資会社)としてはうまく出口を見つけたということでしょう。

ちなみに栗駒を買ったのは高橋一見氏という個人で、名前と住所で検索すると多分共栄運輸㈱という地元の輸送会社の社長さんのようです。
金沢と播州は㈱ナンノHDという大阪の不動産業者が買ったようです。
両方とも買主は現在景気が悪い業種の最たるものですが、なかなか元気だと思います。
きっちり再建して「ハゲタカ」(もはや死語?)の上前をはねてみせてほしいものです。

ところで上のリリースにはすべて  

株式譲渡日である本日以降、当社が運営しております「株主ご優待券」、「ACCORDIA CLUB ポイントカード」、「アコーディア40-U パスポート」および「アコーディア・ゴルフ公式予約サイト(AGWEB)」は、[当該ゴルフ場については]ご利用いただけません。  

とあります。
今回はアコーディアの持つゴルフ場の中のごく一部を売却したので問題にならないかもしれませんが、上のようなポイントカードや共通パスポートについては免責条項があるにしても将来かなりのゴルフ場を売却した場合には問題になるかもしれませんね。

あ、ゴールドマンとしては上場した時点で資金回収して「転売事業」の目的は達成しているからもういいのか。

コメント
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