※ (2019/7/29追記) 依頼があったため、容疑者名を伏字にし、タイトルを変更しました。
というところに反応してしまったのですが、取り上げているのが産経新聞と時事通信だけ(10/16 1:00時点)というあたりがP店の問題の微妙さをあらわしているような。
「裏パチ」を全国初摘発 警視庁
(2009年10月15日 12:02 産経新聞)
東京・道玄坂のビルの一室で違法なパチンコ・パチスロ店を経営したとして、警視庁保安課などは常習賭博の現行犯で、東京都渋谷区道玄坂の賭博店の自称責任者、●●●●容疑者(36)=新宿区中落合=ら従業員の男5人を逮捕、賭博の現行犯で52~22歳の客の男女12人=11人は釈放=を逮捕した。
同課によると、客の勝ち点に応じてその場で現金を支払う「裏パチ」と呼ばれる違法パチンコ店の摘発は全国初。
同課によると、同店は今年4月から営業を始め、パチンコは1点4円か8円、パチスロは40円で換金していた。1日に約30人の客が訪れ、利益は約8千万円に上るとみられる。
客も常習賭博で逮捕されるというあたりが警察としてもリリースしてアナウンス効果を狙いたいところですが、「裏」を強調すればするほど、じゃあ「表」はどうなんだ、「三店方式」はいいのか、警察のショバを荒らしたからつかまえたのか(ここでも景品交換に三点方式を取っていたら、賭博罪でなく無許可のパチンコ店として風営法違反にとどめたのか)、などとつっこまれやすくなりそうです。
他のマスコミもその辺を考慮して取り上げなかったのでしょうか。
他人事として無責任に言えば、逮捕された容疑者が「不当逮捕」とか「国策捜査」だといって徹底抗戦すると面白いかもしれません(多分しないでしょうけど)。