朝8時に家を出ました。
母の病院を2つ回らねばならず 朝一の 8時半の予約を取ってあります。
この時間帯は 車がとじ合う通勤ラッシュとなり 信号待ちで ふと思うは
え~と 昨日プールへ行ったから 今日は ありゃりゃ 水曜日ではないか
かばんから出して手帳を見ると 病院日は翌日の木曜と判明 帰るにも
Uターンもできない混雑で そのまま走り いつもの産直市へいきました。
ふだんは病院が済んで 調剤薬局へ寄り 母を施設へ送ったのち 帰り道に
寄る産直市です。
この朝は 荷を積んできたトラックが着いたばかりで 年配のお客が数人
トラック到着を待っていました。
この時間にくれば たくさん並んだ中から選べて まず もう終盤の新高梨が
針木地区が近いため 訳ありのブランド品が 安く買えます。
300円の新高は1.5㌔ 200円のものは1.1㌔の重さで 訳とは 蜂の吸った
キズが各1個ずつあることと 歪んで座りが悪いという なんとも優しい訳です。
直七がもうこんなに色づいて 10個入って200円 カブの玉も大きくなって
これはお漬物にしよう 嬉しいことに いつもは売り切れているショウガが
並んでおります。
しばらく作らなかった ショウガの佃煮を作ろうと 4袋買って これは900円
帰って量ると 2.2㌔の重さです。
3ミリほどにスライスし 茹でこぼしを2回したのち 水を替えながら半日さらし
カツオ出汁と昆布 醤油 黒砂糖で炊きます。
今回 早く溶けるだろうと 粉黒砂糖を使ったため 仕上がりの色が 少し薄く
なりました。
夜炊いたものを 朝また火にかけると 味がしゅんで(しみて) 仕上がりに
おふしをバラりで あまたある ご飯の友番付表でも 大関クラスとなります。
この佃煮は ショウガどころ土佐では昔から食べており 露天市の日曜市にも
パック入りが並び ショウガの土佐煮 という名前までついて これを目当てに
市へ足を運ぶ 殿方もいると聞きました。
たけのこの土佐煮 ふきの土佐煮と同様 おふしをパラリ からの名前でしょうか。
きびなごのから揚げに 相性抜群の直七は 絞り汁をジブロックに入れ 平らに
冷凍すれば 使う量だけパチンと割って これからの時期 鍋物に活躍です。
もう 曜日も分からんなったと 嘆いた気持ちも あらら 単純者の頭からは
すっかり失せておりました。