昨日は、遅くなったので、水遣りができなかった。涼しいのはありがたいが、風で乾燥しているため、帰宅して洗濯物を取り入れ、庭の水遣りをする。木香バラが繁っており、少し伐っておく。以前のように伸ばしたら、とんでもないことになる。枯れたのも取り除きたい。
藪蚊に吸われながら、どうにか作業を終える。台風の影響か、風向きがいいのか、涼しい。換気扇を止める。孫たちが来ないので、扇風機も冷房も出さないで済む。枇杷湯に入っているお蔭で、たいして汗もかかない。夏野菜もしっかり戴いている。自然の恩恵だ。
勤務先の向かいに、小学校の恩師が住んで居る。贔屓をする先生であったが、その頃のことはすっかり忘れているらしい。こちらも大人になっており、世間話はするが、あまり深くは踏み込まない。先日、元気で居る秘訣を聞かれた。麦やドクダミ茶の話に興味津々。
自分の周りにあっても、必要とせねば役に立たない。枇杷葉茶も然りで、誰かがしてくれるのではない。どうすればいいかを、考えて実行することにある。自然からの恩恵にも、様々な要因があるのだ。自分に必要かは個々に違う。病を悲観するのではなく付き合う。
どんなに良い物も、使わなければゴミである。拾った石も、磨きようで球になる。お金は必要だが、比べたり換えることのできない物もある。何が大切かを見極めたい。努力を惜しまないで、真摯に向き合っていくこと。筋の通った心意気を持ち、自分に期待すること。
介護福祉士になれて、ここからが一歩の始まりだ。学べることに感謝して、一層の励みをしたい。自分のできることを見つけ、不可能を可能に換えて、輝きたいもの。小さな時から、劣等感に苛まれて、生きていくことにも絶望した。本を好きでよかった、と思う今は。
今年初めて咲いた。その一輪は、鮮やかであった。白と薄桃、濃い桃色があり、八重も咲いている。