枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

小説の醍醐味

2019年11月09日 | Weblog

 作者も大勢なら、読者も多々である。誰彼なくベストセラーは読まない。書籍に手が吸い付いていくのを手に取る。小説の面白さは、最初のページで決まる。何かが心に響くし、眼が離れない。こうしてファンになってしまう。長年付き合っている作家も、にわか仕立ての作者もいるが、肝心なことは面白さ。

 宮部みゆきさんの作品も、ゲームへの話にはついていけない。その他は、殆どの著作が自宅に置かれている。宮城谷昌光さんのは、初期の作品は買ったが、太公望で止めている。自宅が傾くのである。平岩弓枝さんのは、お宿かわせみを始めとして、多数の著作が並ぶ。最近は、葉室麟さんのを図書館で借る。

 松本清張氏のは、文庫で揃えているが、これ等の内容には、戦後に書かれた古さはなく、何時読み返しても新鮮だ。児童書には隔たりがあり、付き合いで止む無く買った物や貰ったのがある。佐藤さとるさんや、末吉暁子さんのは、サイン会に出掛けてまでの宝物。人形のがんこちゃんは、思わぬいただき物。

 コミックに至っては、手塚治虫の館位ある。その関連の雑誌も多く、ご家族の著作もある。萩尾望都さんや竹宮惠子さんのは、初期の作品から。坂田靖子さんのは、不思議な内容に惹かれてしまう。それでいてもの悲しい。哀愁があるというか、ぴたっとくるものばかりだ。殊に、天花粉や秋深し、抱腹絶倒。

 激務を終えて帰宅する。と言っても、組んだ相手が働き盛りで、あっという間に片付けてくれる。ポイントをきちんとしていたら、手早く済んだのがうれしい。何時もだったら、こうはスムーズに出来ないでいる。相手も同じ思いだったのか、お礼を言ってくれてびっくり。謙虚な態度は必要なのだと反省す。

 明日は早出勤務なので、それなりに準備をしようとしたが、里芋は冷凍だし、することがなかった。介護の仕事は、どれ一つとっても、面倒で手間なことばかりです。葡萄の皮を剥くのも、食事形態が其々に違うので、刻みやミキサーにする。自分が口に出来なかったら、何と言う心算なのかが怖ろしかった。

 花芽茶は、香が抜群です。仄かでもあり、鼻孔をくすぐる感じでもあって、実に麗しい。

コメント
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