枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

雨に感謝を・・・

2020年11月20日 | Weblog
 ようやくの雨であり、気分も落ち着いてきてやれやれである。自宅での自粛のためだけではないと思えるが、最近は食事の量が減って来ている。ご飯が好きなのでこれと梅干なら幾らでもと言うところが、お代わりくらいになっている。小振りのお茶碗なので、汁をつけたりするとお腹は満腹状態となる。献立もついいい加減になっていく今日この頃。

 大根を使うのに、切り干しにして葉も刻み塩で炒めて卵とじや、出汁だけで煮たりする。擂って下したのに青海苔を乗せたり、塩っぺと混ぜての即席漬けを作ったりする。生でも美味しいのだから、少しの味で満足できる。大根葉は捨てることがない。わざわざ葉付きのを探したりして、炒め物や汁の実に使う。栄養もふんだんにあるので貴重なのだわ。

 弁当を作って届けるが、他の用事がないのでそのまま帰宅する。その後車の出入りに幅を利かせている燐家の境の樹を伐る。断りを言えば伐るかな?とも思っていたが、一向にその気がないので決行する。車の行き来に難渋するので、自分ちの事だけでなく燐家のことも考えてくれ。剪定をする時期もあるしと暦を見ながらのことで、雨が止んだので。

 然し、作業の途中から汗が噴き出してくる。30分も掛からない筈なのと高をくくっていたが、終了後にはびっしょりとなり着替える。気温は昨日もだが本日も25℃と高い。異常気象には違いないのだが、身体がついていきません。新陳代謝も酷くなるばかりで、高齢者に辛いことが増えるばかり。唯一作業中に香って来る、枇杷葉の匂いに救われる。

 何というふくよかな匂いであろうか。花の咲いている傍に居るだけで、こんなに心地が好いのもうれしい。我が家には何本もあるからか?厭、それと分かってみれば簡単なことであるだけ。化学的な混合臭にはのけぞるが自然の物は、やさしい穏やかな香りがしてくる。四季折々の草木に癒されることに、祈りと感謝をして暮らせることは幸せなことだ。

 夜間に眠れない時には、カモミールティーが優しい。ワインを飲んだり、少々の日本酒も気分が落ち着く。食事の前に少し口に含むと気持ちも佳くなる。ちょっと疲れてきているので、明日は何もしないでおきたいが、そろそろ洗車をしておかねばとも。スタンドに行けば早いのだが、年金暮らしの身では時間はたっぷりなの。まあぼちぼちとやるかな。

 鋸の手入れも自分では出来ないのだが、使用後には大根で拭うと好いらしい。鋸の目立てはしないらしく、買った方が安いのかなとも。時代が変わっていくのを止めるのも、価値観の違いを殊更に言う気もないが、何かもの悲しい気分になる。枇杷葉の傍に佇むことは、どれほどの幸せかと目を瞑る。薬効が誰にでも効く訳ではないが、有難いことなの。

 ちょっと用事を思いだして立ち、戻って来たら座っているではないか。退いてよ、と言うが無視して動かないすばる。
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一茶忌、神無月・中潮

2020年11月19日 | Weblog
 西田敏行さんが演じたのかな?原作は、田辺聖子さんのひねくれ一茶だったと思う。あの頃、俳句だけで糊口を凌ぐことは皆無で、住む家も無ければ収入さえ覚束ない有様だったらしい。それでも東北の暮らしよりも、江戸に出ての方が幾らかは良かったのか?今とは比べるべくもないが、雪にすっぽりと閉ざされる地域では、生きることは命そのもの。

 今朝の気温は23℃とある。体調が不安定になってついていけないが、暖房を止めれば問題も起きて来る。羽織物を着たり脱いだりとしてはいるものの、外が曇って来て雨かなと言う感じだ。昨夜は少々のお湿りがあったのか、アスファルトが濡れていた。この状態は厭なんだ。曇っていて雨が降りそうな気配というのが堪らない。螺旋階段を落ちていく。

 弁当を作って配達し、Aさんちで水を分けて貰い、図書館に寄って書籍を借り帰宅。やすらぎの刻4巻と病魔という悪の物語・金森修だ。与勇輝・人形にも感動した。まるで生きてそこに居るように、祖母であったり母や父への面影に重なる。人形にここまで魂を奪われてしまうものなのか、と写真を見つめている自分。きっと異空間への扉も傍にあるよ。

 天気が怪しかったので、座布団だけを干していたのを、出掛けに仕舞ってから行った。帰宅して昼食を食べてから、やっとリエさんにお礼を言えた。リエさんには突然気になってしまうことがあって、それで連絡してしまうんだが元気で安心。赤鼻のトナカイが素晴らしく好かったことも伝え、ブログにも書いたよと話した。青森は、雪ではなかった。

 流星群を観たいという方が多いのにびっくり。わたくしのように自粛の身であれば、夕方・夜間の観望が容易いのは最もですが、或いは職業や趣味の範囲での観望となれば、寝る間も惜しんでのことでしょう。普通はそうはいきません。初心者向けのであれば、真夏のペルセウス座流星群と冬のふたご座流星群が妥協です。先ずは、星座の位置を知ろう。

 星座早見表もありますし、スマホで星座の位置を出すことも可能かと思えます。目印を決めましょう。今ならオリオン座が厭でも目につくでしょう。撮影をしようなどは最初からは無理だし、夜間観望になるので外気温に注意して、防寒対策をしっかりしてから望みます。出来れば、仮眠を取っておくのもいいですね。後は、月の状態で宙が変化します。

 この時期には、日の入りが午後5時台で、そのあたりから木星と土星が観えてきます。その位置を確認して、大きめなのが木星で、少し小さく左にあるのが土星です。月も15日が新月でしたから観えています。7時台になってきたらオリオンの勇姿が現れ、左に視線を移していけばカシオペア座のWが分かる。大熊座・小熊座も。近くに山があれば好い。

 星座は時間での変化が楽しいのですが、ギリシャ神話をご存じなら、北の位置にある北斗七星や北極星、カシオペア座は周っても沈みません。火星も遠のいたとは言え認められたら、時間と共に西に移って行くのでふたご座も分かります。宮沢賢治の童話も読んでおくと愉しい。宙を観ているだけでも満足ですが、極偶に流れ星も確認できるので注意。

 澄んだ空に向かって伸びる枇杷葉。木丈が10mになるので、剪定をしないとならない。寒中に行うようにしている。
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鳶がひょろりと・・・

2020年11月18日 | Weblog
 のどかな日中ですが、枇杷葉の見回りもしておかねば、それに水遣りと酢の散布もしよう。布団のカバーを外して洗う段取りにし、洗濯物を干し布団も広げて一息をつくが、窓拭きが終わっていないのである。年末の準備にも怠りなくしたく思うが、外回りにまで手が回らない。すばるを見ると日向ぼっこ中につき、横目で促すものの動かない。監督ならいいの。

 クリスマスローズの新芽が出ないのを心配していたが、小さなのを発見してほっとする。地植えにしてあるのも何株かあり、そこも水遣りをしていたら出てきている。鉢植えとどっちがいいのかな?スイトピーも蔓を伸ばし枇杷葉に巻き付いて、ペットボトルに植えこんだフリージアも無事発育中。カモミールは、種が落ちたのが発芽して花が咲きだしてきたよ。

 何しろ、この暖かさであるから外に出している方が勢い良く、内に仕舞ったら枯れてしまうのである。光合成の大切さがよく解るというものだ。昨日もだったが、網戸にしていても寒さを感じなくて過ごし易い。異常気温でもあるのだが、政治の方とコロナの蔓延には躊躇してしまう。GOーto等実行しないで、慎重に用心深く行う事だったように思う。遅かりし。

 リエさんが絵本を贈ってくれた。赤鼻のトナカイ、というタイトルなのだが絵も素晴らしいし、文章にも違和感がなく読み易い。そうねぇ、トナカイの鼻が何故赤いのか?疑問でもあったものの、雪の降る中を天を駆けているのだからとも、何時も啼いていると鼻の頭まで赤くなるとも思えたのだ。そうだったのか!疑問解消して、素晴らしい出来栄えに拍手ね!

 昨夜AM1:30分の宙には雲が多くあって、おおいぬ座のシリウスしか観えなかった。オリオン座辺りに丁度分厚い雲がかかり、動きそうにもなかったので止めた。流れ星が1つ観えただけラッキーなこと。アガサのデビュー100年記念文庫を読み始める。ちょっと込み入った内容だが、謎説きも愉しいもの。不要不急の事態なので、読書は最高の読物となっている。

 ある日どこかで。これはDVDなのだが何度観ても胸が締め付けられる。女優が好い。こういう美人はいいなぁとため息が出てしまうのだ。人間の内面から溢れるというのか、迸る色気も清らかで素敵なの。俳優は、演じることが仕事であるのだが、自分とは違う役を力まずに出来るのが好い。普段の何気ない日常であれば尚、出遭いにも心を奪われ惹き付けられる。

 肌荒れが気になりますか?子どもが小さかった頃には、直ぐに発疹が出てきたりして困りましたが、ドクダミ茶を飲んで、体内の臓器を掃除しておいてから、枇杷葉茶にして既に20年近くなる。枇杷湯に浸かり、花芽茶や種茶も飲用するようになって、入浴にもシャワーを用いず湯舟には浸れば、塩でも擦るという段取りであれば、肌が粉を噴くことも消えて。

 身体に何か症状が現れると直ぐに、塗ってみたりするが先ずは体内の浄化だろう。これをきちんとしておかないと、治まったように見えても新手に出てきてしまう。わたくしにも覚えがあるのですが、幾ら外見を取り繕っても無駄な事。内蔵から変えていかないと、元の木阿弥になって繰り返すだけです。信じることが無理なら、騙されたと思ってやることかな。

 ミニバラも、グリーンアイスとスプレーバラとがある。鉢にしているので、枯れたかな?と思っていたら咲きだす。

 

 
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晴天続きに・天赦

2020年11月17日 | Weblog
 空気も乾燥しており気温も高いので、衣類の調整にまごつくこの頃、綿のタートルネックを着ているのが丁度いい位なのにびっくり。昨日の草抜きには川土手なので薄物を羽織っていたが、確かに汗が出て困った。今朝は虫の知らせか、連絡を入れたらアクシデントが発生していた。以前の勤務先も色々あるようですな。辞めてはいるが複雑な心境。

 弁当を作り配達し燃料補給と郵便局に寄って、旧暦のカレンダーを注文してから、図書館にアガサを返却して帰宅する。百日紅の剪定をしなながら、上を向かねばいいのを目にゴミが入る。おまけに鋸で左指を引っかく。百日紅(猿滑り)だけあり、つるつるとよく滑るので鋸も落ち着かない。陽射しも少し改良されたような気もするが、来年花が…。

 すばるは朝から窓を開けろと待っている。網戸にしてやるとうれしそうに毛繕いをし、自分の尻尾で遊んでいるので、傍に行って相手をしていたら本気になる。野生の本能は充分に残っているなと妙に感心する。我が家に来た当時には躾けてなかったから、喰いついてきたのを叱りおいた。爪も適度に切っているので最近は血が出ないが痛いのよ。

 洗濯物も干して、式布団だけを出しておいたのを、帰宅してから仕舞った。風があるとないとでは乾きが格段に違うが、実に暖かな日和であるのも有難い。鉢物にちょっとづつ水を遣りながら、枇杷葉を眺めて祈る。満開になっている枝もちらほらで、これから次々と咲いてくるのだとうれしい。玄関の台所際のと西の枇杷葉は、花芽専用にしてる。

 枯れ葉を集めて置き腐葉土になるかと放っていたら、これが自然の仕組みなのか次第に崩れて細かくなっている。塩と糠だけの肥料なのだが、これも敷いてやると好いのかもと遣っている。昨日は、枇杷湯に容れた後を乾燥させていた袋だが、中味を出してコンポストに移し換えた。近々糠を持って来てくれるので、これと併せて入れるために準備。

 枇杷葉には様々な威力があるが、医者に行くのを止めることもできないし、薬を飲むのを無視する訳にもいかない。結果的なことだけを言えば、医者でもないのだからといちゃもんをつける。敢えて言うのも莫迦らしく、そこまでして何日生き延びれるか不明だし、援ける手立てにはならないことも確かだ。自分に合った方法が生きる力に及ぶのだ。

 癌を患って亡くなった方の子どもさんに、お母さんを何故助けてくれなかったの?と言われたが、何も知らせて貰えずでは況してや面会にも行けなかったのを、どうやって治療できたのかしら。それ以前から枇杷葉の効能は話していたのを、少しでも聴いてくれていたらと無念でもあった。治りたい・治してあげたいという双方の歩みが大切なの。

 医者に行けば何とかなると思えばいいし、信じてくれる心もなければ無理だろう。何もかもがお金で解決できるとなればそれも好い。わたくしが手当をしたからと報酬を出せます?命が助かったのは医者のお陰で、そっちには請求金額を払うが、どんなに心を籠めてしても何もない。でもそれが損得勘定での、人間のやり方なのだとは思うことに。

 苞が見えて来始め、花芽になって芳香を漂わせ、少しづつではあるが小さな結実に変化する。春を待ち初夏に色づく。
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旧亥の子餅・炉開き、八せん終わり・大潮

2020年11月16日 | Weblog
 今朝は図書館が休みなので早く起きても、と思いながらすばるの餌に催促されてどっこいしょ。掛け声をしてでないと怪我をするかもで、注意散漫とならぬように気をつける。気温も落ち着いており暖房も要らぬようだが、網戸にして点けたままにしておく。朝切って夕方点ければ好いのだろうが、横着者にはめんどくさい。止めてしまうなら年末までの辛抱。

 洗濯をしながらフェンスの向こうが気になるので、ブログの訪問を後に回して草抜きと掃除にかかる。小一時間で終了したが、土竜の住処になっているらしく、草を抜けば大きな穴が開く。本来は、手入れをしなくても好い場所で、こちらとしては花を植えたりしたいだけ。普段では取れない枇杷葉の枯れた葉を除き、これからの冬支度にしておいたので安堵。

 その間、すばるはお利口にしており、網戸の傍に置いた箱で丸くなっている。日曜日には甘えていたのが嘘のようで、子どもの声が聴こえないからと納得する。素早く隠れるし、見つからないようにするが、何時もビクビクしている。我が子や孫が来ても姿を見せないので、陰猫でもあるのだが。足湯に来る娘さんには安心して出て来るので、相性の問題かも。

 佳い匂いがするなぁ…。枇杷葉の苞が日々開いていくのが愉しみであるが、外に出ているからでもなく、内に居ても香しく漂うのでうれしい。昨日、白い花を検索していたが、この時期には柊と枇杷のようだった。田舎ではお茶の花も咲いていた記憶があるが、それと気づかなければ分からないものだろう。通草・山女・あけびは、晩春に赤紫の花を咲かせる。

 ジャックと豆の樹も白い花だが香りが強い。但し、花が咲くのは珍しいことらしく、我が家にもあるが何時咲くかは不明だし、それさえも分からないのだ。魔女の箒が物凄く伸びていて、りささん枇杷葉の方に押しているので、枇杷葉を括って引っ張った。育っていくのは好いのだが、木が高く生り過ぎても困るものだ。今年、初生りが2本程あるが隔年剪定に。

 旧暦のカレンダーを注文しなければ、と思いつつ伸びているが明日には行こう。本日は出かける心算がなく、その気も起きないので止めておく。チェリーセージとツルヒメソバが枇杷葉の根元で、石蕗も幾つかを咲いている。ブルーベリーが色づきながら葉を落とし、山茶花と枇杷葉が寄り添う。枇杷苗の自然発芽が4株あるのにびっくりした。野鳥が啄んだ結果。

 雨が降りそうで天気が続くので水遣りをする。室内に取り込んだ折り鶴ランも、すばるの玩具になっている節があり、ナイロン袋を被せるようにして出した。鉢も吊るのにしているのだが、これが曲者で水遣りを忘れる。仕事を辞めたからと言って、したいことも多々ありなのだ。これ以上ブログ閲覧は控えよう。丁寧に読むのとコメントも入れたりで大変なの。

 上京しての帰りには、品川が近くなると要注意が必要だ。新幹線の中からなので、一瞬の撮影になってしまうのが惜しい。
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神無月、朔・大潮

2020年11月15日 | Weblog
 神さまは、出雲に出張中につき神社にお越しくださっても居ません。然し、本日は七五三でもあるので、夕方からお出掛けになるのでしょうか?菅内閣、即刻総辞職せよ!!学術会議云々もだが、前政権を維持する理由には、自分が追及されたら困る要素がたんまりあるからだ。これで一国のトップだなど誰が認めます。内閣支持率がというが作為があるな。

 米大統領の往生際の悪さに呆れている現状だが、日本もこのままではいかさまがあったとしか言えまい。正しいことを行い自力で切り抜けるなら、きちんとした説明は必要な事。何が遣りたいの?政治を自分に都合よく、況してや玩具にしてもらっては困るんです。傍に付いている者も悪知恵には長けるが、真実一路とは程遠い官僚。冗談ではありませんから。

 今朝も、晴天の兆しにほくほくとして布団を干す。塩換えもあるので手際よく運ぶ。鉢に移植したカモミールやサルビア苗を日向に出し、シクラメンもカーテンを開けて陽射しの中に。玄関の花も山茶花と枇杷葉に南天を切って挿す。たちまち香りが充満してくる。掃除機を掛ける程でもないのでコロコロで綿埃を取り、あちこち動いていたら汗が出る始末です。

 すばるは朝から窓を早く開けて、と頑張っており箱を持って行くと毛繕いを始める。野良猫が様子を伺っているので油断はできない。正午を知らせたので布団を仕舞う。枇杷葉も高くなれば陰になるので、午後からは陰ってしまうのだ。図書館からメールがあり、アガサを借りてきた。文庫にしては新しい?おおっ最近出たようで一番乗りでありうれしいね。

 毎週土曜日の書評もあるが、ブログ仲間での情報もあって予約がし易い。活字中毒なので、目聡く見つけて図書館に連絡しておくのだ。新聞も休刊日は寂しく辛い。以前は、本屋で買っていたのがコロナで自粛になり、家に籠るので退屈してしまう。買ってある書籍にも眼を通しているが、やはり新刊はうれしさが違う。書籍と畳は新しいのがいいのである。

 然し、問題は深刻な状況で、この先コロナは拡散こそしても治まることにはなるまい。折角落ち着いてきていたのを騒がしくして広げて、どうするんでしょうねぇ。病院にも罹らずであるから、個人的には弊害はないのだが、世間の様子に唖然とするばかりだ。細菌の感染は、何もコロナばかりではないので、この先の医療所帯にも大問題となり深刻さは増す。

 枇杷葉茶を飲用している身としては、きっと菌の方がたじろいでいるのかもしれない。咽喉の炎症には通草だし、膝や身体の痛みにはイタドリを飲み、塩と枇杷湯で温まり清貧の暮らしであれば煩いはない。屁理屈をこねたりは日常茶飯事で、頑固な上に他人を信用しないのであれば、オレオレ詐欺にも合わない。金の無いことを知っているから電話も来ず。

 今までに散々他人のために力を尽くし、骨身を惜しまずに働いてきたが止めた。あくせくしてものんびりとでも大差はない。騙されるのも人が好いからだが、友達面をされるよりはいい。若い時には沢山の付き合いもできたが、この歳になれば鬱陶しいし煩い。自然を相手にしつつ、祈り感謝の日々であれば一日が過ぎるのだ。何が哀しくて誰かの為になぞ。

 昨夜。AM2時の宙は、北にこぐま座、その左におおくま座、そこから東に移動してしし座が、その右横にはオリオン座とこいぬ座・おおいぬ座が観える。オリオンの槍の先にはぼうっと光る星の群れを認める。昴・プレアデス・ヒアデス星団だ。火星はこの時間には西に傾き山裾に入っている。そこからカシオペア座がΣになっているのが観え、流れ星も数個。

 深紅の薔薇が、フェンスに群がってした時にはびっくりした。一度に咲いたからか翌年には根元から枯れてしまった。

 
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二の酉・大潮、長月

2020年11月14日 | Weblog
 ノーベル物理学賞受賞された小柴さんが亡くなられた。ややこしい業績は分からないまでも、カミオカンデは有名だった。東大を卒業されているにも係わらず、成績は然程ではなかったそうだが、そこは人柄に依るのだろう。ふんぞり返って偉く見せていても、お頭の中は専門知識だけなよりは親しみ易い。文庫も買って読んだが、実に分かり易い内容だった。

 慈愛に溢れた方で、真面目なんだが洒落も言われて、人を包み込むような笑顔が素敵だった。科学者よりもその人柄が愛されたものかもしれない。アインシュタインにもユニークさがあって楽しい。小柴さんも、それが何の役に立つのですか?と問われて、全く役には立ちませんと答えておられた。でもそれが科学者なのかも知れない。惜しい方が亡くなった。

 弁当を作って届け、Aさんちで水を分けて貰い帰宅する。車を停めて外に出たら鼻腔を擽る香りが漂う。1枝でも匂うのだからと枇杷葉を見れば、あっちにもこっちにもと確認できる。晴天が続くので水を遣りながら暫し佇む。気温も20℃台で暖かい。すばるが朝から窓を開けてくれ、と騒がしい。餌もそこそこに毛布を敷いた箱を置いてやると、日向ぼっこに。

 弁当配達の途中に一級河川があるのだが、今朝は10羽ばかりのカイツブリが餌を漁っていた。安全運転を心がけているので、運よく見られたものと思える。自然の中での営みには眼を向けてないと気づかないもので、宙もAM2時を過ぎたら車も通らなくてライトが邪魔にならないのが良い。専門家ではないので、遍く宇宙を眺めていられる幸せに感謝のみで。

 昨日は雲の多い天気であったが、本日は小春日和となっている。虫も飛んでおり、枇杷葉の花芽を目指してのことか。蜜蜂が飛んでくれれば結実数が増えるが、世間は蜂と知ると賑やかになる。果実が生れば物欲しそうに見るのに腹立たしい。明日からは神無月。旧暦で暮らしていると、季節感も堪能できるので有難い。コロナが当地でも発生したようであるが。

 最初に豪華客船に乗っていた者が居るのだから、用心には越したことはないが、相手は細菌でありバリアーを張ることもできない。気をつけてはいるが、ではどうすれば防げるのかは対策も取れない。政府が尻込みして、経済を優先すれば増加するのは当然でしょうな。それでいて自力で立ち向かえと言うのだから、これはもお、守ることもできないのですよ。

 仕事もなく働けなければ生きてはいけない。或いは、パソコンが出来る者は限られているから、そういった操作にも支障が出る。政府からの支給金も受け取れない者もいるし、ばれなければいいかと他人の分も懐に仕舞うで、経済が立ち行かないからとあちこちに行けと言い、行けば感染者は増える一方となる。議員の手当を減らして庶民に還元をされたい。

 枇杷葉の花が枯れてきたところで、小さな結実が確認されるが、未だ目立つ段階ではない。我が家のは粒は小さいが甘さが。

 
 
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長月、庚申・中潮

2020年11月13日 | Weblog
 今朝は早くに起きて出かける拵えをして、ドコモまで安全運転で往復した。実際疲れてしまう。操作方法に思案して画面の変る度に、えっ・どういうことなの?元に還ってと叫んでいたのが、店員の呆気ない指使いで直る。解約をして帰ろうかとも思ったが、文句たらたらを素早く対応してくれたので却下した。それにしても面倒で難儀な操作だわ。

 序に銀行まで行って、介護の臨時支給金を受け取る。全国になので金額は少ないが、全く出ないよりはいいことでもある。コロナが次第に増加している状況を思考しないと、増やして民を殺す心算の施策か?自力で可能な葬儀に使うことはしても、庶民を守り負担を掛けないことは後回しで、コロナの終息はないです。既にオリンピックは無理でしょう。

 期待を籠めたり持たせたりするから、その間の維持費が膨大になる。できないと分かった時点で止めておけば、ここまでの不安も負担もないものを。国民の賛同を確実にしないで誘致し、その陰で莫大な金をばら撒き、加えて収集のつかない状況での判断も怪しいのだ。オリンピックは皆が楽しめる祭典であろう。とてもの事にオリンピアの心では否。

 他所さまのブログを覗きに行って、興味のある文面に眼がいくことがある。知らないことが分かり、知識が増えていくのは愉しい。わたくしの書いている内容には、然したる変化もなく面白いとは言い難い。でも、同じような事ばかりでも詰まらない。写真を載せてはいるが直ぐにではなく、数年前のだったり昨年のが殆どだ。翡翠にもお目に掛かれ幸い。

 紅葉は田舎なので日々眼にしており、写真を撮るまでもない。枇杷葉にも気をつけてはいるが、毎年のことなのでここに記録するだけだ。何しろ機械オンチであるので、そこまでの操作に手間取るし、消えてしまう可能性の方が高い。取敢えずは保管しているが、結果は明らかに忘れてしまう。最近は特にそういった行為が増えて、首を傾げることが増え。

 pcの講習には行ったが、画像を取り込むまではなかった。まあ、命に別条がある訳ではないのと、やかましく言われることもなく御座なりになる。そうそう、最近饂飩の玉が一度には食べられなくなった!半分を時間差で口にしなければ無理。これまでは素饂飩ならどうということはなかったのに、これも仕事を辞め動かず、年齢もあるのだろうと納得。

 昨日とは転じて雲の多い天気である。明日は、曇から雨になるのか気温は高い。青空市でビオラが安かったので買い、プランターに植えておく。フリージアも芽がでてきたと作業をしていたら、ちょっと当たってちょんぎった。おおっ、何ということだろうかと愕然。クリスマスローズが新芽を出しているのを眺め、薔薇も咲いてくれてとてもうれしい。

 枇杷葉茶を飲み、刀豆茶、ドクダミ茶で認知症状には程遠い。然し歳を重ねてくれば事故も逃れられないもので、先日の胸の痛みは肋骨が折れたか、ひびが入ったかと思える。枇杷葉のお陰で治ってきたが、今後はよろめくのも注意しよう。男性によろめくことがなくなったので、油断していたのが間違いだった。アクシデントは必ず付いてくるのだ。

 こういった場面によく遭遇するが、撮影しようと試みることが少ない。時折、声が聴こえてくるが、自然への畏怖でもある。
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晴天となる

2020年11月12日 | Weblog
こういう天気を小春日和と言うが、そういう時に限って気力が湧かない。毛布だけを広げて落ち葉掃きをし枇杷葉の苞を見て周る。ちらほらと花が綻んできているが、未だ固い苞の状態である。白い薔薇が青い空にくっきりと咲く。山茶花も明日にはと思うのに中々である。日本には四季があり、二十四節気と七十二候があるが、今後は使用できない事も。

 カレンダーを見れば、新暦と旧暦のごったくそだし、何を根拠にしての作成だろう。無茶苦茶な設定をしておいて、予報を外し想定外と言うが基本自体が違うのだろ。旧暦の中にも暦にも書かれていることを理解すれば、年間の凡その予測はつくし、日記をメモでも残しておけば役立つ。農事歳時記では、自然を相手にしてのことが多くそれらを熟知して。

 地方に引っ越してくれば、そこに以前からの生活をしていた者が居よう。どんな種にも発芽温度があり、培ってきた年月は貴重なのだ。農事を疎かにして、スーパーに並ぶ食品を季節問わずで購入していたら、とてものことに分かりっこない。土や湿りや温度にも作物は微妙に反応する。或いは、心を籠めて作ることでも異なるのかもしれない。自然の恩恵。

 お金さえ出せば何でも取り寄せられるし、満足もするだろうが、祈り感謝をしてこその恩恵ではと思える。多くを望まず、小さなことへの感謝で生きたい。自分の所に無い物を無理に手に入れない。与えられた環境で過ごせることは幸せなことで、遣り繰りはしているが清貧の暮らしもいいものだ。福島正信さんや木村秋則さんのされていることを見習う。

 昨晩・AM2時過ぎ。オリオン座は東南に、南の天頂近くプレアデス・ヒアデス星団。西に傾いている火星と、カシオペア座は、Mよりも左に寄ったΣの状態。10分程眺めて内に入った。コートを着ての観望で寒さを感じることはなかったが、すばるが探しているので内に入る。暖房を点けているのに陽が射してくると、窓を開けさすのに飼い主は震える始末。

 本日は陽射しは温かく風もないので、換気のためと割り切って開けているが、外の空気が吸いたいのかもしれんなぁ。珈琲を飲みたいとの連絡あり、豆を挽いて淹れて待っている。猫舌なのも困る。何時も予め淹れておくのだが、それを忘れている時には大騒ぎとなる。だからゆっくり吹いて少しづつ飲んでくれない?せっかちでもあるので気が抜けない。

 サルビアの苗も終わりで、始末しようとしたらあらまっ、苗が5芽育っているではないか。株にも横から芽が出現しておりそのままにした。苗の方は鉢に土を入れて移し替え、陽射しの当たる場所に移動した。花木店には嫌がられる発芽でもあり、最近は1年しか咲かないように改良しているとかだが、我が家には枇杷葉があるので、命の誕生がうれしいもの。

 春先になったら勢いよく繁ってき始めた。暫くすると小さな紅い花が見えだす。昔は、家の周りに植わっていて見かけた。

 
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気温も下がって・・・

2020年11月11日 | Weblog
 寒い。然し天気はすこぶる上等なので、今朝は思い切って布団を干す。身体も寒さで縮んでくるので、これに気づかずに行動パターンをやると、嘘だろうという結果に陥る羽目になる。胸の下もそういった危険行為での打撲らしいが、どうにも思いだせない。心臓の方でなくよかったと安堵するばかり。昨日は、足湯に来た娘の治療に当たり少し疲れた。

 夜勤明けを一旦自宅に帰り、着替えと入浴してからだった。昼ご飯をどうするのか?カレーならあると言うと、食べる!と叫ぶ。カップラーメンもあるし、パスタも茹でるから途中で買わないように伝えた。図書館への返却もあったので到着を待って出かけた。その後、カレーをパクパク食べ珈琲を飲みケーキを口にしている。カレーのお代わり所望が。

 足の浮腫みが酷く、腕も手先も丁寧にマッサージしていく。枇杷葉ローションを塗っては関節や指の付け根を温め、血流も程々促しておく。薬が元に戻ったらしいが、やはり副作用はどうしても出て来る。わたくしの手は普段なら相当に冷たいのだが、手当を行いだすと熱を持ち、とても気持ちが佳くなるそうだ。冷やさないでねと毎度言っているのを。

 暖房での身体を暑くするよりは、食材や薬草で温める方法をしていると、体内の血液の巡りや体調管理にも役立つことがある。清貧の暮らしで行けば医者に罹る等以ての外で、ではどうすればいいかを検討することになる。枇杷葉は欠かせない薬草で、煎じてそのままで焼酎に漬けてと活用できる。母が帯状疱疹になった時にも、足の浮腫みにも効果。

 蜂や百足の刺されにも、痒みと痛みが消えてしまう。蜂の習性を知っておくことも大事だが、予期せぬ事での遭遇には、日頃から携帯しておきたい。打ち身や捻挫、切り傷擦り傷等必須。揉め事にはどうであろう?首筋と肩にも手当を施し、カレーと珈琲のお代わりをして帰って行った。以前の職場の娘だが、何かとやって来ては我が家で過ごしてる。

 枇杷葉の苞が1枝2枝と花開いていく。スイトピーもフリージアも何とか勢いも良く、折鶴ランを室内に仕舞ったらすばるが見つけたので、外でナイロン袋を被せることにした。夜間上に引き上げて包むようにし、霜に遇わすと枯れるからだが思いつき実行。大きいのは45ℓの塵袋で対応にした。薔薇の茎に来春へと向かう芽を発見、寒い冬の時期を耐。

 すばるが抱っこを強請るが、これが実に重くて困る。それも両手が塞がるので何もできない、肩に上げていたら落ちまいと爪を出す。猫の3歳は人間の28歳とかだが腕白そのもの。足に纏いつくので歩けずこけそうになるわ、速を出して追い越すのでよろける。思わず手を吐くが場所にも依り、大きな事故へと繋がっていく。飼い主を危険に晒すすばる。

 昨夜・AM1時過ぎである。冬の大三角を認め、オリオンのベルトに観入り昴へと移動。火星も遠くなってはいるが未だ-2.1の光度。線香花火のようなのが幾つか確認できたので、写真は撮らずに眺めるだけにした。エチオピア王家も西に傾き、観えているのはカシオペア座ばかり。無窮の弦(こぐま座)が北に瞬く。冬の宙は寒さで風邪を引かぬ観望を。

 写真を見ていたら、何かしら雲に話しかけているようであった。空も一日として同じ模様はなく、未知数との出遭い。

 
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