2010年の年が明けた。日本全国は、時ならぬ寒波に見舞われている。大阪は雪はないが、さすがに冷え込みは厳しい。
分厚い新聞の朝刊。いろいろ特集のページがあるのでゆっくり読むのが楽しみだ。テレビの番組の紙面では、福山雅治が、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の主役として、ド~ンと出ている。イケメンの龍馬は、少し雰囲気が違うのでは、とも思うが、ぶ男のひがみか。
ラジオの長寿番組 ヒケツと魅力。永六輔(76)「永六輔の誰かどこかで」、小沢昭一(80)「小沢昭一の小沢昭一的こころ」、各々10分程度の番組だが、30~40年続いている。確かに車に乗っているときに、時々耳にすることがあるが、こんなに続いていたとは知らなかった。永さんの長寿の秘密は「手紙」と「アナウンサー」、小沢さんは「プロデューサーが変わらず、退職してからも関連会社で続けていること」を挙げていた。
日本髪の似合う女優。「坂の上の雲」の菅野美穂、松たか子、「陽炎の辻スペシャル」の中越典子、「柳生武芸帳」の達沢りな、菊川鈴、高島令子、「龍馬伝」の広末涼子、「咲くやこの花」の松坂慶子、成海璃子、余喜美子、「水戸黄門」の由美かおる。菅野美穂がいいか。
「読むスタイル」、読書好きの6人。
タレント内田恭子「ジェーン・エア」「西の魔女が死んだ」、
宇宙飛行士若田光一が宇宙ステーションで読んだ本、勝海舟「氷川情話」「カモメのジョナサン」の原書、妻の依頼の「新 折々のうた 8」、
サッカー選手宮本恒靖「国盗り物語」、東野圭吾。
俳優田部未華子、東野圭吾「容疑者Xの献身」、
囲碁名人井上裕太も東野圭吾、
SBIホールディングCEO北尾吉孝「論語」。この人の蒲団の中で読むという、読書スタイルがユニーク。帰宅して横になり「枕上」1時間半、4時間眠り、午前4時前後に起き、蒲団の中で6時までずっと読むという。
テレビを見るとサッカー天皇杯でガンバ大阪が圧勝。勝ち将棋鬼の如しというが、勝っているときはロスタイムでも点が入るんものだ。
その後、「”陽炎の辻”職人作家佐伯泰英」。昔はカメラマンで、スペインの闘牛士の写真を撮っていた。帰国して、現代小説を書いていたが、時代劇に転換してから爆発的なヒット。文庫本の書き下ろしというスタイルで、20日に1冊書き上げるペースという。佐伯は、傘職人が傘を作るのと同じように、小説を書くだけ、と割り切っている。文学作品というよりは、あくまでも「読み物」に徹する、とのこと。
児玉清が訪ねた、佐伯の熱海の家が素晴らしい。岩波書店の創業者岩波茂雄の別荘「惜櫟荘」を譲り受けたというもの。
夜に、家族五人が久しぶりに揃った。いつもはあまり食べられないままになっているお節料理が、今年は、意外と人気だった。