フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

フルートアンサンブル発表会

2010-01-23 | フルート

今日は、午後からフルートアンサンブルの発表会だ。午前中は、ソロ発表曲のバッハ「ポロネーズ」を練習した。このごに及んでも、やはり、右手薬指がスムーズに動かないのが残念だ。動かそうと気が焦ると、テンポが速くなるので、余計に動かないといった状態である。何度やってもあまり変わらないので、後は、本番度胸と決め練習をやめる。

午後から、フルートアンサンブル発表会兼新年会だ。最初、通常の練習を行った。そのあと、各自が、食べ物、飲み物を用意して、新年会モードに切り替わった。

まずは、新年会を祝して乾杯した。演奏前に飲みすぎるとさし障るが、少し飲むと舞台度胸がつく、と適当な理屈をつけてビールを飲む。これは不謹慎だという方もいるだろうに。

最初は、3組のグループでアンサンブル曲を演奏した。私たちは「展覧会の絵」から、プロムナードを演奏する。私のパートはⅢだ。これが、最近ほとんど練習していなかったので、使えたり、不規則音を出したりと散々だった。

次はソロの発表となった。練習の時から暗譜で練習していたので、本番でも暗譜で演奏した。ところが、やはり本番の緊張は違う。例の右手薬指がやはり動かず、そこで、リズムを崩してしまった。そのため、緊張感が急に高まってきて、肝心の暗譜していたところが頭の中から、消失してしまった。ワンフレーズ吹きなおしたり、リピートを忘れてしまったり、ビブラートが変に震えたりと、散々の出来でやっと演奏が終わった。はやり、本番は魔物である。と同時に、右手薬指の運指の練習不足など、今後の課題が多い。

他に10人の方がソロを演奏した。皆さん、結構練習を積んでこられたようで、普段のアンサンブルでは見られない、姿と音を聞くことができた。用意してきてくれた料理も、お寿司、薩摩揚げ、手作りケーキ、その他のあて、それにビールや焼酎、ソフトドリンクなど、十分満足できる楽しいフルート新年会兼発表会だった。

後で、フルートの先生に結果をメール連絡すると、「バッハは難しいですよ」と言われた。私など、まだまだ、バッハがどうとかのレベルには達していない、運指の問題なんだが、それでも、バッハを吹けるようになってきた、ということで自分を励ましておこうと思った。