フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

野菜苗の購入

2011-05-06 | 

今朝の八ヶ岳は曇っている。外気温5度、室内16度、湿度33%。
地元農家のAさんから、野菜苗の植え付けは連休明けにやるように、と言われていたので、
今日、買いに行くことにする。

その前に、私たちの家を建てていただいたY建築工房さんが、新しい事務所を甲斐大泉駅近くに建築しているので、
建築現場を訪ねた。建物の外側はほとんど完成していた。屋根がRに曲がっているのが面白い形だ。

その後Jマートへ行く。5月の連休中ということもあり、結構人が来ている。しかも、野菜苗売場は盛況だった。皆さん、私と同じように、5月の連休明けに野菜苗の植え付けをしようとしているのだろうか。ナスやキュウリ、トマトと言った定番の夏野菜の苗を買う。同時に、マルチ2巻を買う。

昼食はKさんとご一緒に、清里の「睦」へいった。ここのおざらうどんを一度食べたかった。


氷で冷やしたざるうどんを暖かい出汁で食べるというのが「おざら」の意味だ。食べてみると、色々の野菜が煮込まれていた出汁が旨い、うどんも手打ちで、腰があり美味しかった。

妻が頼んだ「田舎風ピラフ」は、タマネギ、ピーマン、キノコから、ツクシまで入っていて、一口食べさせてもらったら、その味の良さに驚いた。

食後は、しばらく、付近を散歩して、昨日と同じようにTさん宅へ伺いコーヒーをごちそうになる。その後、Kさんに戴いた根つきのセリとクレソンを植える。
場所は、家の近くの細い流れたあるところにしよう。上手く根付いてくれれば、ほしいときにはいつでも、セリとクレソンを食べることができるようになるのがうれしい。

今日の夕食は牛ステーキとする。和風ステーキソースで食べると、嫌味のないすっきりとしたステーキを味わうことができた。


セリとクレソン摘み

2011-05-05 | 日記

頭と体が重い朝を迎えた。昨日はさすがに飲み過ぎたようだ。天気は良さそうだが、雲が多い。
午前中は、重い身体を引きずって、片づけ、掃除などを行う。
昼になってもほとんど食欲がないので、昼食には喉越しがいい、そうめんを食べよう。

午後、PJmamaさんがTさんと一緒にやってきた。もちろん、ジャスパーも一緒だ。話をお聞きすると、Tさんは、PJmamaさんのお近くの方で、このほど自宅を建設された。雑木が好きで、西日を遮るために、背が高くなる木があればほしいとのことだ。どういう感じの庭なのか分からないので、はたしてどういう木がいいか、簡単に言えない。今日は背が高くなる木として栗などの雑木をお分けした。

その後、PJmamaさんのお友達の家が近くにあるというのでご一緒した。その家の庭は広い芝生に着くと、ジャスパーは元気よく走りまわっていた。

庭には、良く手入れされた宿根草が春の日差しを受けてすくすくと育っていた。石が多い土地にもみ殻や堆肥をいれて、土壌改良をやっているという。その方は実は昨日のパーティにこられたKガーデンのお隣の方だ。

皆さんとご一緒にセリとクレソン摘みに行く。セリは今が丁度盛りだ。クレソンやヨモギもどんどん出ている。今日明日食べる分だけを摘んでおこう。

皆さんとお別れして家に戻る。今日の夕食は、セリとクレソンをたっぷり使ったカツ丼。

それにセリとクレソンのお浸しを作り味比べを行った。やはりセリ(左側)の香り、ピリッとした味わいがクレソン(右側)に比べ断然美味しかった。



ガーデンパーティ2011

2011-05-04 | 人々との交流

朝5時30分、既に農耕機のエンジン音が聞こえている。外気温2度、室温14度、湿度32%。

デッキに出ると清々しい春風が森の中を吹き抜けてきた。木の間越しに南アルプスの白い峰々が輝いている。今日の「ガーデンパーティ2011」は、嬉しいことに、素晴らしい晴天に恵まれた。

朝食後、会場のセッティングの準備を始めよう。スピーカーを屋外にセッティングして、ボリュームを調整する。少々の音を出しても迷惑にならないのがいい。デッキにテーブルやチェア、食器類を持ちだす。大事なのは、ダッチオーブン用に、あらかじめ炉で火を熾しておくことだ。

11時過ぎころから、近くのKガーデンさん、Sさんがやってきてくれた。テーブル・チェアのセッティング。
バーベキューの炭熾しはKガーデンのYさんが、手慣れたやり方でやってくれた。

12時になると皆さん、続々と集まってきてくれた。丁度焼き鳥が焼き上がって、あたりに旨そうな臭いをただよわせている。

テーブルに腕によりをかけた料理が所狭しと並んだ。

 


日差しが強く、喉の渇きが限界に達したころを見計らって「乾杯!」の発声。この一口目のビールも旨さは何ものにも代えがたい。炉では2台のダッチオーブンが豪快に出来上がった。

ひとしきり、飲み食いした後、各自自己紹介を行う。八ヶ岳へ移住した人、これから移住しようとしている人、別荘として通っている人、これから別荘を建てようと、している人などなど多士済々である。

 女性たちの料理に加えて、青葉さんご主人の春菊の和え物(写真撮れず)、TMTMさんご主人の炊き込みご飯のおにぎりは「男厨」の逸品である。
それ以外にも、YUKIさんの沼津の干物と天ぷらは美味しかった(写真撮れず)

 


今年の参加者は14世帯25人+ワンちゃん4匹に上ったので、もっと語りたい方もあったが、時間の関係ではしょらせていただいた。

参会者のブログ・ホームページをご紹介させていただきます。一緒に来てくれたワンちゃんは4匹。

yamaさんのブログ  「デジタル水彩画」
鈴木先生のブログ  「ちゃみたくハウス」
Kさんのブログ      「花からのメッセージ」
Mさんのホームページ 「カントリーホーム」

 

黒ラブのラサは、暑くて仕方がないっと言った表情、

 

精悍な甲斐犬幸太郎とフォックス・テリア、それにキャバリアのジュチ(車の中だったので写真が撮れなかった)

その後、今年の特別イヴェントとして、私がフルートを習っている先生ご夫婦のホームコンサートをおこなう。少し狭いが皆さん部屋の中に入っていただいた。皆さんになじみのある曲を、ということで、「花」「野バラ」「荒城の月」、参加者のリクエストに応えて「アメージング・グレース」「主よ人の望みの喜びよ」、私も、演奏をどうぞと誘われて、三重奏をやらせていただいたが、かなり酔いが回ってしまていて、散々な演奏になってしまった。


最後に、先生がアレンジした「走れコータロー」の演奏は楽しくも、素晴らしいテクニックを披露してくれた。アンコールの「見上げてごらん夜の星を」は、
しっとりとした感動が滲みわたる演奏で、皆さんから大きな拍手が沸き起こった。演奏後は、りゅうちゃんの奥さんに作っていただいたデザートを食べる。

部屋の中央に座ったハンサムな杜夢君は、物おじしない性格で、両親のフルートの演奏を見守っていた。

当初3時頃には、散会する予定だったが、あっという間に時間が経ってしまって、中締めをしたのは4時30分過ぎだった。その後、皆さんに後片付けをしていただいたのは有難たかった。参会者の皆さんから楽しかったと言っていただいたのは、嬉しい限りだ。

「ガーデンパーティ2011」にご参加の皆様

五月の大切な連休に、美味しい料理や飲み物をご用意し、山深い拙宅にお越しいただき、楽しいひと時をご一緒させていただきましたこと大変有難うございました。来年もよろしくお願いします。

散会後、終了間際に駆けつけてくれたMさんとKガーデンのメンバーに残っていただいて、2次会となる。庭づくり、イングリッシュ・ガーデンと日本の園芸運動、山野草の育て方、下町の崩壊が進む東京の現状、東京・大阪の下町人情など、話題に花が咲いて、それが終わったのが大方10時ごろだった。

さすがにこれだけ飲むと完全にくたびれ、バタンキューと寝入ってしまった。


五穀豊穣

2011-05-03 | 日記

今朝は、うす曇り、外気温3度、室温14度、湿度30%だ。

朝食後、1時間ほどフルートの練習をしてから、庭に出る。妻が先に庭に出て、明日のガーデンパーティに向けて「会場」を整備し始めている。炉の中に溜まった枯れ葉をかき出し、薪を用意しよう。地面のでこぼこも奇麗に整地して、テーブルや椅子がガタつかないようにしておく。

その後、畑に行って、昨日撒いておいた鶏糞を土の中にすき込み、畝を作る。ついでに、先日貰ったニラを植え付ける。地元のAさんに教えていた通り、ニラは畑に根を下ろすので、来年耕運機をかけるときに誤って鋤きこまないよう、畑の縁に植え付ける。苗の数はかなりの量になった。これだけのニラが収穫できると、中華料理の材料が助かる。

朝食後は、この地区の、お神楽を見に行く。村の中に、日吉神社という由緒のある神社がある。境内の檜は相当の樹齢を重ねていて迫力がある。北杜市で一番桜の咲くのが遅い、このあたりでも、いよいよ満開になってきた。本州最北端の青森と同じだ。

その一角に舞台がしつらえられていて、今年の五穀豊穣を祈るお神楽が奉納される。私も今年の農作業が豊作になることを念じる。地元のお神楽は、昨年も見させていただいたが、村人が手作りで、踊り、お囃子をやる。


朝の10時から始まっていて、昼の4時近くまでおこなわれるというもの。お神楽の動きは実にゆったりとしている。都会に出ていた若い夫婦が子どもさんを連れて村に帰ってきて久しぶりだなと声を掛け合っていた。静かな田舎の懐かしい風物詩を楽しませていただいた。その後、家に戻る間に、少し弱い雨が降り出して来た。

妻が、明日のガーデンパーティに出す焼き鳥の仕込みをやっている間、私は、食器、クーラー、バーベキューセット、スピーカーのセッティングなどを行う。
夕方、テレビで明日の天気予報を見ると、「爽やかな晴天になる」とのこと。屋外のイヴェントは天気が良ければ、8割がた成功したも同じと言われているので、この予報は嬉しい限りだ。


肥料を撒く

2011-05-02 | 

今朝はどんより曇っているが、暖かい。外気温4度、室温17度、湿度30%。
6時から、2002年チャイコフスキーコンクールで優勝した上原彩子ピアノリサイタルがテレビでやっていたので聴く。
ショパンの夜想曲は静かにきらめいている。上原は、何かをつぶやきながら弾いていた。

朝食をゆっくり食べる。今日もシメがやってきて、餌台を独占していた。

朝食後は1時間ほどフルートを練習する。その後庭に出る。シバザクラは大分咲いてきた。薄い色が好みなのだ。

今日は、畑に肥料を撒いておこう。15キロの鶏糞を2袋1輪車に載せて運ぶ。これが結構重い。合計4袋を畑に運んだ。

夫婦二人で肥料を撒くエリアを決めて、順次撒いていく。鶏糞の臭いは、かなりきついのだ。Aさんは3袋ぐらいでいいと言ってたが、撒いているとムラができたので、買ってきた4袋全部を撒くことにした。

畑では、西の端に植えていたアスパラガスが芽を出していた。食べられそうだが、すこし置いておこう。

午後、りゅうちゃんご夫婦が北甲斐亭でお蕎麦を食べた後、訪れてくれた。りゅうちゃんはまだまだ現役だが、趣味活動も熱心だ。社交ダンスは、かなりのレベルとお見受けした。奥さんも、ダンスをやっているが、このところは二胡にハマっているとのこと。ダンスの極意は、常に「そこしかない」という身体バランスのポイントを見つけることにあるという。人間の身体は、生まれた時は柔らかいが、それ以降は硬くなっていく。柔らかさを維持することが肝要で、そのため「ゆるゆる体操」をやっている、とのこと。実際、畳みの上に横になり、身体のほぐし方を実技指導してくれた。りゅうちゃんの、体育学の話は終わるところを知らない。その他、薪ストーブ、庭作り、お孫さんの話など色々楽しい会話が弾んだ。

りゅうちゃんご夫婦とお別れしてから、きららへ食材などの買い物に行く。混んでいるかな、と思ったが、まだましだった。

今日の夕食は、冷蔵庫に焼き豆腐と糸こんにゃく、太ネギがあるので、すき焼きにする。よくやるようだが、食材は無駄にできない。