得体の知らない
形のない淋しさが
私を靄の中へ飲み込んでいく
誰かに愛された記憶を探り
この涙のわけを
いつまでも探り続けた
夜風に煽られて
体の熱を奪われて
冷たく寂しい雪のように
強張る私は
幸せを朧に見つめて
あるはずの未来に
手を伸ばすけれど
掴むのは虚しい
今の絶え間ない哀しみだけ
いつまでも彷徨い行く旅路
その道端に
今はひっそりと咲いている
一輪の花
形のない淋しさが
私を靄の中へ飲み込んでいく
誰かに愛された記憶を探り
この涙のわけを
いつまでも探り続けた
夜風に煽られて
体の熱を奪われて
冷たく寂しい雪のように
強張る私は
幸せを朧に見つめて
あるはずの未来に
手を伸ばすけれど
掴むのは虚しい
今の絶え間ない哀しみだけ
いつまでも彷徨い行く旅路
その道端に
今はひっそりと咲いている
一輪の花