John Lennon - Watching The Wheels
最近、僕の行動がなんだか妙になったと言われるようになった
色々と忠告を受けたりするんだけど
でも、僕は自分を労わっているから
何とか心が壊れないでいられるんだ
彼らは僕のそんな妙な行動を見るたびに
「お前が幸福な訳がないだろう
今のお前は人生を投げ出しているじゃないか」て、言うんだ
僕の事を、現実から逃げている、ただの怠け者だと、周りの人は言う
僕を何とか現実に突きつけ
僕を世間の価値観に染めようとする
例え、彼らに
「壁に映る影を見つめている事、
ただそれだけで、僕は幸福なんだ」と言っても
「あの頃の才能があったお前は、一体何処に行ってしまったんだ」
と言い返されてしまう
僕はいつもここに座っては
走り去っていくタイヤを見つめているんだ
僕は、この光景がとても好きなんだ
でも、いつまでも子供でいるわけにはいかない
僕はもう行かなくちゃ
とうとう、周りの人の呼び掛けも、僕の頭の中の混乱に消えてしまった
「もう何も間違ってはいない、正解だけがあるんだ」と言えば
彼らは首を傾げて、僕をまるで廃人を見るような目つきで見つめてくる
そして今は、
「もう何も急ぐ必要なんてないさ」と、空しく呟いているだけ
こうして僕はここで、時間が過ぎ去ってくれるのを、ただ待っているのさ
John Lennon - Imagine
想像してみて
実は、天国なんていう場所は存在しないのさ
想像してみれば、簡単な事だよ
地獄なんていう所も存在しない
ただ、悠然と青い空が広がっているだけなのさ
僕たちが生きている、この今日の為に
皆がそれを感じてくれたらいいのに
想像してみて
実は国境があるなんて、幻に過ぎないという事
この事は、さほど難しい問題じゃないと思う
人々が殺し合う事や、人が無意味に死んでいく事
行き過ぎた盲信など無くなればいいのに
皆がそれを感じてくれたなら
僕たちの生活が、平和に充ち溢れるようになるのかな…
想像してみて
所有権なんていうのは、嘘なんだ
君にそれが出来る事自体、不思議なんだけれど
豊富や貧困なんてくだらない
人間は皆、兄弟な筈なのに
皆がそれを感じてくれたなら
そして、皆の想う気持ちが、
世界に拡がっていけばいいのに
「お前なんか、ただの夢想家だ」
あなたはそう言うかもしれない
ただ、それは僕だけが感じている悲しみではないはず
いつか、そんなあなたと繋がる事が出来れば
世界は一つになって行くのかな