汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 自分

2009年07月29日 | 初期中期の詩
暮れに佇み
細かな雨は静かに降り始めて
寂しさに打たれ
肩の温度は徐々に下がり始める
霞んだ視線
おぼろげな情景の中に
取り残される寂しさ
起伏の激しい精神
性に取り残される自分
何もかも息を潜めている
夜の虚しさ
湖に張り詰める
孤独の歌音
私はどうすればいいのだろう
この体に生まれては
感じる宿命の浅はかさと
自分自身の存在の倦怠
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