汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 鋭い閃光

2011年03月08日 | 初期中期の詩
絶望に苛まれる あなたが好きだから
この両手の中に咲く花 重なり合って行く心

あなたの瞳に映る景色を ただ追いかけて
降りしきる雨だけが 僕にとっての現実だった

一度手にしてみたかった 理解し合える本当の気持ち
あなただけが掛け替えのないモノの様に思えた昨日
戦慄する人形が 今夜もまた踊る

さよならを云えば クジラの鳴き声が聞こえた
耳元で囁きかけたあなたの声色が この胸に沁みる 

高鳴る胸に差し込む縫い針は あなたへの賛美
鋭い閃光が身体中を走る抜け 悦楽は尽きる事は無い
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