一人凪の中で想う 鳥は枯れ葉の様に宙を舞う
投げ掛けられたものは とても重かった
衰弱の果ての 朦朧とした未来の流れ
この手には掴める筈の言葉があった
トイレに流れて行く指輪 跡形も無く寂れて行く宇宙
中心に火が灯っているのが見える その周辺はやけに暗い
様々な粒子が点いては消える 瞬間は誰にも定められないから
その中心から遠ざかれば 増して行く圧力に屈する
見えない手は 何かを掴もうとしてもがいているから
巣から飛び立った雛は これからどうするのだろうか
空気は絶えず流動しているのに
力の無くしたやじろべえは 必死に縋ろうとする
命という幻想に 闇は新たな光を灯す
投げ掛けられたものは とても重かった
衰弱の果ての 朦朧とした未来の流れ
この手には掴める筈の言葉があった
トイレに流れて行く指輪 跡形も無く寂れて行く宇宙
中心に火が灯っているのが見える その周辺はやけに暗い
様々な粒子が点いては消える 瞬間は誰にも定められないから
その中心から遠ざかれば 増して行く圧力に屈する
見えない手は 何かを掴もうとしてもがいているから
巣から飛び立った雛は これからどうするのだろうか
空気は絶えず流動しているのに
力の無くしたやじろべえは 必死に縋ろうとする
命という幻想に 闇は新たな光を灯す