音の無い音楽が ここには満ちている
それは反響をし そして増幅しながら 私の頭と身体を襲う
バラの花は命を終える時 自らの棘を手首に当てる
冷ややかな香りのする頭部 淫猥な茎から滴る
吐息が 甘美な言葉を朗読を促す
彼女は私を確かめている 入り乱れる思考
鼻高らかに嗤う他の花達は 彼女に嫉妬している
時間の感覚でさえ消え失せてしまうのは
彼女に跪く気概な感情に呑まれてしまったから
一途な愛を揺らめかせる私の壊れ物の心は
何処までも融和したいという狂気の成せる業
増幅された音楽は止む事はないであろう
私は囚人のように身を強張らせ
喉がからからに渇いていくのを ただ待つ事しかできない
それは反響をし そして増幅しながら 私の頭と身体を襲う
バラの花は命を終える時 自らの棘を手首に当てる
冷ややかな香りのする頭部 淫猥な茎から滴る
吐息が 甘美な言葉を朗読を促す
彼女は私を確かめている 入り乱れる思考
鼻高らかに嗤う他の花達は 彼女に嫉妬している
時間の感覚でさえ消え失せてしまうのは
彼女に跪く気概な感情に呑まれてしまったから
一途な愛を揺らめかせる私の壊れ物の心は
何処までも融和したいという狂気の成せる業
増幅された音楽は止む事はないであろう
私は囚人のように身を強張らせ
喉がからからに渇いていくのを ただ待つ事しかできない