汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 高き清浄にて

2011年03月14日 | 初期中期の詩
高き清浄にて 私は今宵に 星と成る
些かな幸福でのた打ち回る 月の華が咲く

それらしい事をしていれば 世界は廻っていた
生贄にされた亡霊達が 泣いている界隈の果て

如何なる苦悶にも 私は耐えうる 覚悟がある 
燈籠の揺れる丘の上に行けば 其処は楽園

恋に溺れて 泣きそうな彗星に 運は朽ち果てる
朧な感情に縛られて 動けぬ心 理は宙に消えた

この世の流れの中 あなたが居た形跡をなぞる
指に絡みつく奇跡だけが 憧れだった

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