汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩

2011年08月21日 | 初期中期の詩
小さなものを掬い取る手は 暖かな眼差し
映し出された己の姿 幼気な心 あなたを愛した形跡

この道を行けば いつかは潰える 唄は響く
あなたはまた歩み出す 人影を恐れるあまり それは見えないけれど

夕暮れはいつもより増して 人恋しさを 私にくれる
この こころを何にたとえよう それは雀の声 朝の光

何があなたを変えたのだろう 夜は思ったよりも 重たくて
干からびた愛が 天に昇る 私を遺して 星は命を詠う

便りの来ない郵便桶 梅雨の空には 隠れた奇跡
雨音が遠ざかる あなたを乗せて そして 夏の空を迎える
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