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13年度水生生物調査で河川の6割が「きれいな水」

2014-06-05 | ニュース

 国土交通省・環境省は、2013年度全国河川の水生生物調査の結果を発表した(6月3日)。今回の調査は中学生・市民団体からの約6万人が参加し、主に夏休み中に実施した。
 これによると、全国の河川2258地点のうち、「水質階級Ⅰ:きれいな水」の割合は前年度と同じ59%だった。「水質階級Ⅱ:ややきれい」は26%、「水質階級Ⅲ:汚い」は8%、「水質階級Ⅳ:とても汚い」は4%だった。地域別での「きれいな水」の割合は、最も高かったのは北海道で94%、次いで東北が77%、北陸が72%。「とても汚い」の割合が高かったのは関東の9%、中部の8%だった。
 ◆川の生物を指標として水質を判定
 川には様々な生物が生息する。水生生物は「水のきれいさ」の程度(水質の汚れ程度)を反映したものとなっている。従って、水生生物を調べれば、その地点の水質を知ることができる。指標となる水生生物を指標生物と言う。
 水質は、指標生物(全部で29種)によって4階級区分される
 水質階級I:指標生物10種類 サワガニやカワゲラなど
 水質階級Ⅱ:指標生物8種類 ゲンジボタルなど
 水質階級Ⅲ:指標生物6種類 タニシなど
 水質階級Ⅳ:指標生物5種類 アメリカザリガニなど

 

 曇り空だが暑さは昨日と余り変わらず。朝は風に冷たさを感じたが直ぐに消えた。
 お隣さんの畑の隅にカキノキがあり、花が咲いていた。花が終わり小さな果実となっているのもある。花は雌花で、雄花は見つけれなかった(もう終わってしまったのかな?)。
 柿は日本原産と考えられているが、中国から氷河期の終わりの渡来説がある。現在の様な大きな柿(栽培種)は奈良時代に中国から渡来したのではと考えられている。いずれにせよ、縄文・弥生時代の遺跡から種が出土するほど古い時代から愛された果物である。名(カキ)の由来には、秋に赤くなる葉と黄色になる果実から、あかき(赤黄)→かきとの転訛説がある。
 因みに、果樹に実がなるまでの期間は、「桃栗三年、柿八年、梅は酸いとて十三年、柚子の大馬鹿十八年・・・」と言われる。

Kaki406051 カキノキ(柿の木)
カキノキ科カキノキ属
落葉樹
雌雄同株
雄花と雌花が別々に咲く
開花期間は5月~6月
花は白黄色で目立たない
果実(柿)は秋に橙色に熟す
柿の品種は千種を超える程に多いと言われるが、渋柿と甘柿に大別される
本来の柿は渋柿で、甘柿は渋柿の突然変異種と考えられている


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