1856年に旧英領ギアナ(現在の南米ガイアナ)の都市で作られた切手がニューヨークオークションで、切手としてこれまでで最も高額な、約950万ドル(約9億7千万円)で落札された(6月18日)。
1セント切手は赤紫色で、約2.5cmX約3.2cmの大きさ、帆船が描かれている。現地の郵便局が新聞社に依頼して作らせた3枚(1セントと4セント2枚)の切手のうちの1枚で、世界でこの1枚しか残っていないとされている。これまでも度々競売され、切手としての最高落札額を塗り替えた「世界で最も有名な」切手として知られていた。従来の最高額は1855年製のスウェーデンの切手で230万ドルだった。本切手は、1980年に93万5千ドルと当時の最高額が付いていた。
曇り空。雨が降りそうで降らない。湿度が高いので蒸し暑い。
少し袋小路の感がある住宅地で、キョウチクチウの大木に花が咲き出していた。花色はピンクで、青空が広がっていれば、青・緑・ピンクと綺麗な景色が見られるのに・・少し残念。
キョウチクトウは道路沿いの並木や公園樹としてよく植えられる。大気汚染に強く強健で育て易いからと言う。優れた園芸植物ではあるが毒性がある。花・葉・枝・根・果実と全てに毒性(経口毒)があり、燃した煙や周辺土壌にも毒性がある。毒は強心配糖体のオレアンドリン(oleandrin)などで、オレアンドリンの毒性は青酸カリよりも強く、致死量は0.30mg/kgとされる。
名(夾竹桃)の由来は、葉は竹の葉の様に細くて花は桃に似ているからとの事
キョウチクトウ(夾竹桃)
別名:半年紅(はんねんこう)
目膨木(みふくらぎ)
キョウチクトウ科キョウチクトウ属
常緑低木~小高木
原産地はインド、中国を経て江戸中期に伝来
開花時期は6月~10月
花径は数cm、花弁は左右非対称で船のスクリューのようにねじれた形
花色は赤・紫紅・桃・白、八重もある